新卒採用時にはシステムエンジニア職として、一般企業に就職をしました。前職では医療関係のシステムを扱っており、大学病院で働いていた際に、医学生の支援を行ったことがきっかけで学校職員への転職を考えるようになりました。学校職員を目指すにあたり、出身校である甲南学園はミディアムサイズでちょうどいいサイズ感であり少人数教育を推進していることや、個性を尊重する「人物教育」を第一に考えて運営されていることを身をもって知っていたため、迷いなく甲南学園専任職員を志望しました。
入職してからずっと「Student First」を心がけています。日々業務を遂行する中で、定型業務などは作業になりがちですが、「Student First」を意識することで「何のために仕事をしているのか」という本質をいつも思い出させてくれます。ミディアムサイズの総合大学として、「面倒見のいい大学」を体現するための大切な心がけだと思っています。
所属部署では、学内の学習サポート活動を主体的に企画運営しているラーニングサポート(LS)チームという学生団体を所管しています。昨年度、LSチームがピアサポータ―の学外交流イベントをはじめて企画した際に、分からないことばかりで手探りながらも有意義な交流の場をどのようにして作り上げていくかを真剣に考え、実現していく学生の姿を間近にし、協働してイベントを成功させたことはとても心に残る仕事でした。学生の成長に触れることができた瞬間でした。
私は入職時は教務部に配属され、6年目に現在の部署に異動しています。どちらも前職の経験を生かしたデータ処理を扱う業務を多く担当しており、職員の個性や特徴を考慮した配属だと感じています。職員個々の強みを業務に活かし適材適所の組織体制で、少子化が進むなかでも「面倒見のいい大学」を推進し、甲南学園の発展に寄与したいと考えています。ぜひ、あなたの個性を生かして共に甲南学園を盛り上げていきましょう。
