色 の つなぎめ 作品展

2006年8月25日(金)-2006年9月4日(月)

本展覧会は、昨年度・今年度の文学部人間科学科の授業「イメージ・トレーニング」で、学生によって制作されたコラージュの作品展です。文学部人間科学科学芸員課程、博物館実習の一環として、私ども実習生がこれを企画いたしました。
 
コラージュの特性を表す、「つなぐ」という言葉。私どもは、この言葉に着目しました。一つの画面の中で、色と色のつながりは入り混じり、新しいイメージをつくり出します。また、そうした作品をいくつか並べてみると、作品と作品のあいだにも、新しいつながりが見えてくるように思えます。さらに展示を、風の中に見える「青と緑」、日常の中に映える「colors」という、二つのテーマに分けました。その異なる空間は、皆様をまた新しい世界へといざなうことでしょう。作品の持つイメージ、メッセージ、エネルギーを感じていただけるかと存じます。ご高覧いただけましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。
  
               博物館実習 学芸員課程 学内実習生
                           竹中 享
                           村田 大輔
                           山田 達夫
                           中司 央介

コラージュとは
 コラージュとは、フランス語で「糊による貼り付け」という意味があります。 雑誌や広告、新聞紙などから写真や絵(=既製のイメージを用いる)を切り抜き、それらを台紙に貼って1枚の作品を作ります。このような極めて簡単な方法で自己表現が可能となり、その過程で癒される効果があり、これをコラージュ療法といいます。

ポスター

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