ギャルリー・パンセ大学企画展
寺島みどり個展「遠い声」
2024年9月20日(金)~11月8日(金)会期中無休
* 阪神地域等に特別警報及び暴風警報が発令された場合は臨時休館
博物館実習生が中心となって企画・運営する大学企画展、今年は、関西を中心に国内外で精力的に個展・グループ展での発表を続けている美術家の寺島みどり氏をお招きして、展覧会を開催します。
京都市立芸術大学、同大学院出身の寺島氏は、風景を出発点とした抽象的な絵画作品で知られています。「人間性を最も表すのが美術であるならば、再度その意味を問いたい」と、これまで自分を形作っていた思想や価値観を問い直す作業を続けているという寺島氏は、様々な絵画的実験を繰り返しながら、真摯に絵画と向き合い、創作活動を展開しています。
寺島氏はまた、大阪教育大学教養学科芸術講座で若手芸術家の育成を行うとともに、ワークショップ等を通じて人々に美術の意味や魅力を伝える活動にも取り組んでいます。今回の展示では、大きなサイズの最近作を中心に、新作も展示される予定です。ギャルリー・パンセの明るく開放的な空間のなかで、見えない何かに感応するような寺島氏の作品を、ぜひ〈耳を澄ますように〉ご覧ください。
また、会期中の10月27日(日)には、寺島みどり氏と武術家で武術とからだの稽古会主宰者の笹井信吾氏を迎えてトークイベントも開催します。ぜひご参加ください。
■関連イベント
トークイベント+ワークショップ「絵画と感応する身体」
10月27日(日)14:00~16:00
トークイベント
ゲスト 寺島みどり(出展作家)
笹井信吾(武術家・武術とからだの稽古会主宰)
聞き手 服部 正(甲南大学文学部)
「絵画」「身体」「感応」をキーワードにトークを行います。トークの後、ギャラリースペースを使用して身体ワークショップを開催します。併せてご参加ください。
会場 甲南大学5号館 1階 511教室(ギャラリー横)とその周辺
予約不要・聴講無料
<チラシ表>
※ このチラシは授業の一環として博物館実習生がデザインしました。