卒論発表会

いよいよ卒論発表会の当日です!

まずは宇野君で、「広告文と現実との乖離の検出」。ホテルの広告文とレビューをトピックモデルで解析して、ギャップを見つける研究です。

次に小川君。「分散表現を用いた金融極性辞書の拡張」というタイトルで、大規模な経済記事と株価データを分析し、さらに分散表現を応用することで、経済ドメイン固有の極性辞書を作りました。

三番手は衣笠君。「日本語マイクロブログと経済指標との関係性の検証」です。ツイッターから読み取れる大衆の感情(驚き,喜びなど)と日経平均株価との因果性を調べました。

そして住友君は、「もう一品のレシピ推薦に関する研究」。先輩から引き継いだテーマで、Cookpadのデータを使って料理の推薦を行う手法の改善を行いました。

徳野君は「銘柄間の関係性に注目した株価の異常変動検知」という発表です。株価は日々変動していますが、ある程度相関して動く関連銘柄というものがあります。これに着目して異常な株価の変動を検知し、投資シミュレーションを行いました。

最後に水上君。「異言語文間の類似度の推定に関する研究」です。文章の類似度を測る方法や尺度はいろいろありますが、日本語や英語など、異なる言語間での類似度を測る研究はあまりありません。この研究では、ニューラル翻訳モデルというモデルを使って日英文間の類似度を測りました。

プログラミングも卒論執筆も発表準備も大変だったと思いますが、この経験が今後きっと役に立つことがあると思います。

その夜は、打ち上げを兼ねた追いコンを行いました(写真は忘れました…)。OBの人は気軽に研究室に遊びに来てください。