石川　路子

甲南大学　経済学部　教授／社会連携機構　機構長

一番近くにいる人を笑顔にしたい。実はその思いこそがビジネスに必要不可欠な要素です。このプログラムを通じて、皆さんが実在する「誰か」を幸せにする方法を模索し、その実現に向けての第一歩を踏み出していただければ嬉しいです。

井原　一久

特定非営利活動法人アスロン　理事長
芦屋市レクリエーションスポーツ協会　理事長

皆さんの生活の中にある、ちょっとした思い付きや疑問の中に新ビジネスの種があります。それは磨いたり、掘り起こしたり、篩にかけながら、核心の部分を見出さなければ、その種は出てきません。私たちは、コロナ禍を経験し、国際紛争を身近に感じ、SDGｓの重要性を再認識した今だからこそ、生活に密着した新たな視点があるはずです。皆様のチャレンジを期待しております。

大畑　公平

神戸市　経済観光局長

神戸の魅力は人です。阪神淡路大震災などの苦難を市民や事業者の皆さんの共助によって乗り越えてきました。
時代とともに多様化する社会課題、地域課題を解決したいという方々の熱い思いが、このプログラムによって具体的な行動に、そして地域の多くの笑顔につながることを期待しています。

岡村　こず恵

甲南大学 全学教育推進機構 全学共通教育センター 特任准教授
（社会連携機構 地域連携センター フェロー兼務）

日常生活の中でふと気になったけれど、そのままになっていることはありませんか？
「登下校で見かけるあの子、最近元気がないな」
「廃棄物がどうしても出てしまうけど、有効活用できないかな」
「うちの空いているスペース、地域の人の交流の場に使えないかな」
あなたの小さな気づきをきっかけに、まちの現状を調べたり、周囲の人の声を聴いてみましょう。そして、人々の困りごとを少しでも良くするための事業に育てましょう。

佐本　昌久

関電サービス株式会社　取締役 経営企画部長 兼 新規事業開発部長
マーケティング・ロッジ　代表

世の中には、誰からも手を差し伸べてもらえずに困っている人がいます。そんな人がもし身近にいたら、どうしますか？自分にはどうしようもないからと諦めますか？でも、どうしようもないって、本当ですか？できない理由はいくらでも考えられます。そんなことより、どうしたらできるかを考えたい。私たちが行動することで、助かる人がいます。喜ぶ人がいます。その一歩の踏み出し方を、この場で一緒に学び、考えてゆきましょう。

宗宮 朋之

宗宮税理士事務所　代表税理士　宗宮朋之
株式会社MYPLACE/NSJコンチェルト株式会社　代表取締役

人と人とを繋げる仕事であったり、新しい価値をうみだす仕事であったり、生産性をあげる仕事であったり、ふとしたきっかけで可能性が広がっていくのがビジネスです。持続可能なビジネスをつくるには、なぜそれをするのかという理念が大切で、その仕組みづくりも必要となってきます。1から2にするよりも、0から1にするのが大変なことです。そのお手伝いができる存在になれれば幸いです。ともに神戸のまちをより良くしていきましょう。

冨居　雅人

株式会社神戸新聞社 経営企画局
教育事業戦略室長
甲南大学　非常勤講師

いつだって「気づき」や「学び」は自己を成長させ、幸せにしてくれます。社会に広がる甲南のキャンパスで、そんな時間を過ごしてみませんか。心の中にある小さな思いや夢の種を育てて、日々の暮らしを豊かに彩ってみませんか。今のあなただからできる社会への恩返し。その思いを多くの人に伝え、共有してもらうために、共創・共感のあしたづくりを一緒に楽しんでみましょう。

永田　宏和

デザイン・クリエイティブセンター神戸　センター長
NPO法人プラス・アーツ　理事長

現在、地域も社会も複雑で難しい課題を数多く抱えて困窮しています。その課題解決に有効なのが「クリエイティブ」の力です。ソーシャルビジネスにクリエイティブの力を。そのサポートを全力でさせていただきます。

二宮　博

バリュエンスホールディングス株式会社
社長室　スポーツ事業担当　シニアスペシャリスト

スポーツにはする喜び、見る喜び、育てる喜びがあります。皆さんがスポーツを通じて地域社会の課題を解決する一歩を踏み出せる場を共に作っていきたいと思います。

松本　章伸

甲南大学非常勤講師
日本学術振興会特別研究員
テレビドキュメンタリーディレクター

社会や地域、コミュニティに内在する課題や物語の「芽」を、みなさんの「視」で掘り起こし、多くの人々と共に育んでいく…そのような取り組みのきっかけづくりができるようなサポートできれば光栄です。

望月　徹

甲南大学　経営学部　特任教授

日常のちょっとした気づきや思いが出発点になります。その思いや気づきを可視化し共有するうちに、面白くやりがいのある何かが具体の像を描き始める。その芽を育んでいくうちに共鳴する者が現れ共感の輪も広がる。そして、それは小さいながらも確実に回るビジネスに発展していく。そのような皆さんのビジネス育成のプロセスを共に楽しみつつ、その早期実現に些かなりともお役にたてば望外の喜びです。

渡辺　顗修

甲南大学　特別客員教授

甲南学園の創始者・平生釟三郎は，人生を三期に分け，高等商業学校（現一橋大）で学んだ「教育の時代」，我が国資本主義を支える海上保険業を確立した「自立の時代」の後，自ら「社会奉仕の時代」へと舵を切り，川崎造船再建，ブラジル経済使節団団長，文部大臣，旧日本製鉄会長・社長等々を歴任。終戦まで「生涯現役」と言うべき活躍を見せた。ある新聞は平生を「いわゆる資本家根性を持たず、利欲を離れてビシビシやって行く」と評価。「ビジネスで社会貢献を！」を神髄とする，この平生フィロソフィーを学び，ぜひ「よき起業，よきもうけ」を目指してください。