2024年度第5回創発的研究支援事業研究提案の募集[科学技術振興機構(JST)]
24.8.20
- 技術領域
- 情報学/環境学/数物系科学/化学/工学/生物学/農学
- 主催団体
- 科学技術振興機構
- 募集課題
- 失敗を恐れず長期的に取り組む必要のある挑戦的・独創的な内容で、以下①~⑤のいずれかに該当するような破壊的イノベーションにつながるシーズを創出する潜在性のある多様な科学技術に関する研究課題を求めます。
① 「新たな知の発見や創出」または「基本原理の解明」が期待されるもの。
② 研究の多様性の観点から継続的に取り組まれるべき分野の研究であるもの。
③ 新たな技術的知見の発掘や革新的な技術の開発が期待されるもの。
④ 科学的・技術的知見の「融合」によるブレークスルーや新たな研究領域の創出が期待されるもの。
⑤ 研究成果の実利用または普及のための社会やシステムの転換が期待されるもの。
- 対象者
- 採択までに以下 a~j の要件を満たさないことが判明した場合、原則として、研究提案書の不受理、又は不採択とします。以下の要件は、採択された場合、当該研究課題の全研究期間中、維持される必要があります。研究期間の途上で要件が満たされなくなった場合、原則として当該研究課題の全体又は一部を中止(早期終了)します。
a. 研究提案者は、研究者となる方ご本人であること。国籍は問いません。
b. 自らが発案した研究構想を実現するために自立して研究を推進できること。
c. 日本国内の研究機関に在籍の上、創発的研究を実施できること。
d. 全研究期間を通じ、自身の創発的研究課題を責任をもって遂行することができる研究者であること。
e. 2024 年 4 月 1 日時点で博士号の学位を取得していること。
f. 以下のいずれかの経験要件を満たすこと。
① 2024 年 4 月 1 日時点で博士号取得後 15 年以下(2009 年 4 月 2 日以降に博士号取得)。
② 医学、歯学又は獣医学を履修する場合、博士課程修了後に、日本国法律(医師法、歯科医師法又は獣医師法)に定める臨床研修を修了した者については、2024 年 4 月 1 日時点で博士号取得後 17 年以下。
③ 博士号取得後から 15 年以内(②に該当する者は 17 年以内)に、出産・育児により研究に専念できない期間があった者については、2024 年 4 月 1 日時点で博士号取得後 20 年以下(②に該当する者の場合は、博士号取得後 22 年以下)。
④ 博士号取得後から 15 年以内(②に該当する者は 17 年以内)に介護にて研究に専念できない期間があった者については、①の条件に当該期間分(最大 2 年)を引き上げる。
g. 自己の責任と権限により使用することが可能な公募による研究費(研究代表者として扱える公募にて獲得した研究費)を、過去 2 年間(2022 年度、2023 年度)に受給していたことがある、又は現在(2024 年度)受給中であること。なお、これに準ずるものとして、現在、または、過去 2年間に研究費を受給していない特段の事情がある場合などは提案書に理由を明記すること。
h. 所属研究機関において研究倫理教育に関するプログラムをあらかじめ修了していること。又はJST が提供する教育プログラムを応募締切までに修了していること。
i. 応募にあたって、以下の 4 点を誓約できること。
・ 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」の内容を理解し、遵守すること。
・ 「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」の内容を理解し、遵守すること。
・ 研究提案が採択された場合、創発研究者は、研究活動の不正行為(捏造、改ざん及び盗用)及び研究費の不正使用を行わないこと。
・ 本研究提案書に記載している過去の研究成果において、研究活動の不正行為は行われていないこと。
j. 重複制限対象事業に研究代表者として採択されている場合、応募することはできません。 - 助成期間
- 研究期間を 7 年間とし、フェーズ 1(3年間)とフェーズ 2(4年間)の 2 つのフェーズに分 けます。全ての採択者はフェーズ 1 から研究を開始し、ステージゲート審査を通過した課題について、 継続してフェーズ 2 の研究を行います。ステージゲート審査を通過できない場合は、フェーズ 1 終了を 持って創発的研究を終了とします。また、フェーズ 2 終了時から原則毎年度の審査を条件に最大3年度まで研究を延長する場合があります。
- 助成金額
- 1課題あたり研究費(直接経費)、原則として 7 年間で総額 5,000 万円(上限)、その内フェーズ 1(3 年間)での総額は 2,000 万円(上限)とします。
- 募集期間
- 2024年8月19日(月)~ 10月10日(木)午前12時(正午)