知財スキルを身に付けて特許申請にチャレンジしよう!
~知財ワン・ツー・スリー!プロジェクト~
2024年度より、フロンティア研究推進機構では「知的財産」に関する知識(知財スキル)を身につけた人材育成プロジェクトに取り組みます。学生の皆さんが在学中に知財スキルを身につけることには、以下のような多くのメリットがあります。
1. キャリアの強化
知的財産権に関する知識とスキルは、多くの企業において貴重とされます。特に、IT業界、製薬・バイオテクノロジー、ファッション・デザイン、製造業(メーカー)、食品・飲料、研究・開発、クリエイティブ産業(映画、音楽、文学、アート、ゲームなど)、法律事務所等においては重要なスキルです。
2. 起業・スタートアップのサポート
自身でビジネスを立ち上げる際に、自分のアイディアや製品を保護する方法を理解していることは重要です。特許、商標、著作権の取得方法を知っていれば、ビジネスを守り、競争優位性を保つことができます。
3. 研究とイノベーションの保護
大学での研究において、新しい発見や技術が生まれることがあります。その研究成果を適切に保護し、商業化するための準備ができます。
4. 経済的利益
自身の発明や創作物が知的財産権によって保護されることで、それらから得られる収益(ライセンスやロイヤルティ収入)を最大化することができます。
5.法律と国際化への対応
他者の権利を侵害しないように注意し、法的リスクを回避することができます。また、知財は国際的にも重要なテーマであり、異なる国の知的財産法や制度を理解することは、国際的なビジネスにおいて有利です。
このように、知財スキルを在学中に身につけることで、将来のキャリアや研究、ビジネスにおいて大いに役立つことが期待できます。
知財 ワン・ ツー ・ スリー !プロジェクト

在学生の皆さんが知財スキルを身に付けるサポートのひとつとして、「知財ワン・ツー・スリー!プロジェクト」を実施しています。ステップ1では、オンデマンドコンテンツを視聴し知財に関する知識を習得してください。ステップ2では、「キャリア創生共通科目」(2年次配当)を受講し、特許に関する知識を深めてください。そして、ステップ3では、学生の皆さんがひらめいたアイディアを実際に特許化する体験ができます!申請に必要な費用(※)は大学が負担し、申請手続きも全面的にサポートしますので是非ともチャレンジしてください!留学やボランティアと同じように在学中に体験できる貴重な経験のひとつとして考え、就職活動の際に「大学で知財について学び、特許申請も経験しました」といえることをひとつの強みにしてください。
※特許出願にかかる費用(14,000円)及び専門家による書類作成や申請手続き代行にかかる費用を指します
オンデマンドコンテンツ
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第3章 特許・実用新案制度
【前編 (11分) 】
1.特許制度の目的
2.特許制度と実用新案制度の相違
3.特許制度の全体イメージ
4.発明とは
5.特許法上の発明
【後編 (11分) 】
6.特許を受けることができる発明の条件
7.特許をとるには
8.権利化に要する費用