【理工学部/生物学科/自然科学研究科生物学専攻/統合ニューロバイオ研】大学院自然科学研究科生物学専攻修士課程/統合ニューロバイオ研究所の森本千夏さんがIDDI小幡賞(特別賞)を受賞しました

大学院修士課程の森本千夏さんが、NPO法人 イノベーション創薬研究所(IDDI) IDDI小幡賞(特別賞)を受賞しました。森本さんの「線虫C. elegansの嗅覚ニューロンで発現する新規GPCR型温度受容体の解析」が対象となりました。

　本賞は、ガンマアミノ酪酸（GABA）が哺乳類中枢神経系において抑制性神経伝達物質として作用することを世界に先駆けて証明し、現在の神経科学の礎を築いた生理科学者である故 小幡邦彦博士の思いを受け継ぐために、ニューロサイエンスの分野で独創的な挑戦を行っている若手研究者を対象に設けられた賞です。博士学位取得後8年未満の若手研究者を対象とした賞です(院生を含む) 。

　数十名の応募者から書類選考の後に、11名がファイナリストとして､11月3日に東京大学農学部中島記念ホールで行われた最終選考会で口頭発表を行い、5名の受賞者と1名の特別賞が決定しました。関西の私立大学の修士課程院生の受賞は初となります。

　この研究は、理工学部 生物学科の卒業実験から進められている研究です。