設立の報告

大学で身につけた専門知識を生かすことのできる職業の一つに教職があります。ただ、近年は公立・私立ともに採用数が極めて少なく、非常に狭き門でした。その一方で、教育現場における教員年齢構成の不均衡も問題となり、今後は採用人数の増加が見込まれます。

これらの情勢をふまえ、教職を目指す学生たちを支援する組織として、2005年10月1日に「教職教育センター」が発足しました。在学生を対象とした教員免許取得までの学修支援のみならず、卒業後も採用試験合格を目指している卒業生をも対象とし、教員採用試験に関する情報提供・指導を行ないます。「教職教育センター」の業務内容として、主に次のような事項を計画しています。

  1. 全学共通の「教職に関する科目」の提供・改善
  2. 教育実習・介護等体験の手続
  3. 教員採用に関する情報収集と、学生への提供
  4. 教員採用試験に向けた支援
  5. 卒業生・地域の教員への教員免許更新講習の提供
  6. 卒業生教員との連携
  7. 各教育委員会との連携

「教職教育センター」は、キャリアセンターをはじめ、関連する部局と緊密に連携しながら、より戦略的な方法によって、全面的に学生を支援することをめざします。