【終了いたしました】第95回日本生化学会大会の公募シンポジウムに採択され「非二重らせん核酸の多元機能」を開催しました。

第95回日本生化学会大会の公募シンポジウムに採択され、
当大会にて、シンポジウム「非二重らせん核酸の多元機能」を開催しました。

第95回日本生化学会大会のシンポジウム
2S09e  「非二重らせん核酸の多元機能」 

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日時:11月10日(木) 16:40-18:40 会場:第9会場(222)
非二重らせん核酸の多元機能
オーガナイザー:今西 未来(京都大学化学研究所)・建石 寿枝(甲南大学先端生命工学研究所(FIBER))
共催:学術変革領域研究(B)「核酸構造による生物種を超えた多元応答ゲノムの機構の解明」
講演者
建石 寿枝(甲南大学先端生命工学研究所(FIBER))
長門石 曉 (東京大学医科学研究所)
遠藤 玉樹(甲南大学先端生命工学研究所(FIBER))
大吉 崇文(静岡大学創造科学技術大学院)
今西 未来(京都大学化学研究所)
矢吹 悌(熊本大学発生医学研究所)
概要

近年、細胞内でDNAやRNAが形成する二重らせん構造以外の様々な構造(非二重らせん核酸)が、遺伝子の発現制御に重要な役割を果たすことが明らかにされつつある。しかし、周囲の環境の影響を受けてダイナミックに変動する非二重らせん核酸が持つ多様な生理機能には、未だ不明な点が多い。本シンポジウムでは、四重らせん構造をはじめとする非二重らせん核酸の生理的意義を独自の切り口で探究している若手研究者により、構造安定性や環境応答性、タンパク質との相互作用などの生化学的な知見に基づき、病態との関連などを含む非二重らせん核酸の生理機能に迫る幅広い話題提供を行う予定である。聴衆とのディスカッションを通して、「核酸構造の多元機能」をキーワードに異分野融合研究の誘発を狙う。