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KONANライブラリ サーティフィケイトの「読書記録ノート」のデザインが新しくなりました!

新しい「読書記録ノート」は、 マネジメント創造学部の卒業生で、現在、書家として活躍されておられる”翠 -sui-“さんがデザインしてくださいました。

「過去の人類の知を活用しながら、新たな文化を創造する力をつける」というライブラリ サーティフィケイトの主旨から、「活字を読む」という方法で今と昔を繋ぐ活動をするという印象を抱きました。時間をかけて幾枚もの紙面から文字やことばを拾い、それを自分自身の言葉につなげて新たに何かを生み出すという想いを込め、『紡』の字を選びました。
テーマカラーに使用した色は、甲南のスクールカラーのえんじと、松などのキャンパスの木々の緑です。根本から先に向かって枝分かれした線は、読書で集めた知識や語彙力を多方面へ活かすことを表しています。

在学中は、甲墨会に所属され、数々の賞も受賞されたそうです。現在は、書家として活動される傍ら、 オンラインショップ[suiiro]を運営し、アクリル板やキャンバスを使用した命名書などの作品販売も行なっておられるとのこと。

翠さんとは、マネジメント創造学部ご所属で図書館長の杉本喜美子先生が引き合わせてくださいました。
写真左が翠さん、右が杉本先生です。素敵なお二人に改めて感謝申し上げます。

翠さんからは、ライブラリ サーティフィケイト参加者の皆さまに、応援メッセージも頂きました。
魔法のように素敵な手書きメッセージは、原画と合わせて 図書館2階の「KONANサロン」 に展示しています。是非一度ご覧ください。

望月徹(経営学部)『地域を価値づけるまちづくり』

地域を価値づけるまちづくり : 尾道を蘇らせた移住者・空き家再生・ツーリズムの分析
ナカニシヤ出版 , 2024.3
■ ISBN  9784779517822
■ 請求記号 601.176//2002
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 望月徹(経営学部・特任教授)

<自著紹介>

100円のボールペンに5000円のコンサートチケット、ものの値段はそのモノやコトの価値を示す便利な目印である。メモをとりアーチストと一体感を味わうことで、人はその目的を達し効用を得る。

だが、価値観が多様化する現代、その商品やサービスの価値を値段や量的な効用だけで測ることは難くなっている。例えば、100円のボールペンでも、婚姻届けを出すときに使ったものなら特別な愛着が湧くだろうし、記憶に残るコンサートなら、そのチケットの半券は、その臨場感を呼び起こすフックになるかもしれない。このように、モノやコトはその背後にある様々な事情や背景で価値づけられ、それぞれ固有な意味を付与される。ましてや自分たちが住まい暮らす地域ならなおさらである。というのも、各々の地域には固有の歴史、伝統・文化、生業があり、それらが、地域に固有の価値を付与するからである。

しかし、100円、5000円という値段は、その背後にある様々な価値を、「価格」という単一の価値尺度に回収してしまう。そこでは、価値を生み出すプロセスや、要素間の関係性はブラック・ボックスの中に置き去りにされる。そこで、このブラック・ボックスの中を覗いてその構造を明らかにしよう、価格以外の価値づけの主要な構成要素を切り出し、その相互の連関で明らかにしようとする価値づけ研究valuation studiesが世界的にも注目され研究が活発化している。

本書はこのような世界的な潮流に即して行った研究の成果である。これまでの価値づけ研究は、ボルドーやブルゴーニュのワイン、今治タオルや児島ジーンズというように、主に、ものづくりの産地の成り立ちや性質を問うものであった。これに対し、本書では、都市・地域に着目し、複合的な要素で構成される都市・地域の価値づけを、その編成原理も含め空間的にトータルに把握することを試みた。

まずは、本書を手に取ってこのワンダーランドへ一歩足を踏み入れてほしい。そこには、広島県尾道市において若い移住者たちが醸す新しい世界が広がる。空き家再生やサイクルツーリズムが都市を再生させ、近隣住民や企業も手を携えその変化を後押しする。そこでは地域が価値づけられ活性化するプロセスが紐解かれる。その結果、この手法はどの地域へも応用可能なことが理解される。現代社会の非物質的な転回、コモン、ツーリズムなどが、このワンダーランドを旅する上での道標となる。

山本真知子(法学部)『学校法人ガバナンスの現状と課題』

学校法人ガバナンスの現状と課題 : 令和5年私立学校法改正の理解と実践のために
日本評論社 , 2023.12
■ ISBN 978-4-535-52677-8
■ 請求記号 373.22//2007
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 尾崎安央, 川島いづみ,  山本真知子(法学部教授),  尾形祥

<自著紹介>
令和5(2023)年4月26日に私立学校法が改正され(令和7(2025)年4月1日施行予定)、学校法人ガバナンスにつき、理事と評議員の兼職禁止、大規模な法人等への会計監査人設置の義務付け、理事・監事等の罰則規定の整備などの重要な変更がなされた。本書は、同改正の理論的な意義を探り、社員(社団の構成員)の不在という学校法人ガバナンスの抱える根源的な問題を明らかにする。

佐伯暁子(文学部)『日本語助詞「を」の研究』

日本語助詞「を」の研究
ひつじ書房 , 2024.2
■ ISBN 978-4-8234-1201-1
■ 請求記号 815.7//2031
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 著者(所属) 佐伯暁子(文学部教授)

<自著紹介>
現代語の助詞「を」には、さまざまな意味があります。例えば、「パン食べる」「雨の中捜索する。」「午前9時過ぎる。」「普通ならまっすぐ自宅へ帰るところ、本屋に寄って新刊をチェックした。」「本日中に本を返却すべき、自宅に持ち帰ってしまった。」では、「を」の意味が異なります。
本書は、さまざま意味を持つ助詞「を」の体系化を目指したものです。古代語から現代語への文法変化も視野に入れることで、助詞「を」の全体像を明らかにすることを試みました。

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『LLブックにふれてみよう』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『LLブックにふれてみよう』

展示期間 :2024年 5月7日(火)~ 6月11日(火)まで
場所:図書館1階閲覧室

 

 

「皆さんはLLブックという本があることを知っていますか?

LLブックとは、知的障害を持つ方や日本語が得意でない方でも読めるようにした本で、スウェーデン発祥です。」

 

現在、世界各国で広がっており、日本でも広がっているLLブック。
この展示では、実際にLLブックを手に取ってご覧いただけます。
どんな日本語で書かれているのか、本の質感も触りながら確かめてみてください!

 

 

また、こちらのLLブックは神戸市立三宮図書館のご協力のもと、展示することができました。
この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。

 

 

※LLブックは館内閲覧限定です。貸出はできませんのでご了承ください。

 

 

企画者: 法学部3年生 三谷 起輝

第8回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中!

甲南大学生協の書籍部にて、第8回 甲南大学書評対決  実施中です。

書評対決とは・・・甲南学園および甲南大学の教職員と学生団体がそれぞれ”おすすめの3冊”の書評を執筆・発表し、BOOKCAFE(iCommons4階)、Books&Support(学友会館北館)、The CUBE SHOP(西宮キャンパス)、FIRST SHOP(ポートアイランドキャンパス)で展示販売し、その売上冊数によって勝敗を競う企画です

今回は、甲南大学卓球部の経営学部4年 嶋守佑斗さん、経済学部3年 加藤紗苑さん、法学部2年 植村翔太さんと、知能情報学部講師の奥村真善美先生の対決です!

 

 

 

前哨戦として4月24日(水)に、卓球部チームと奥村先生による本のプレゼンが行われました!会場は卓球部の部員の方がたくさん応援に来られており、みなさん楽しみにされておりました。

 

今回から新しいMCの方にバトンタッチしました。
文学部人間科学科3年の肥前諒さんです。素晴らしいMCデビューでした!

 

甲南読書会も要チェックです!

 

 

プレゼン前はみなさん緊張の面持ちでしたが、発表前には出版社の方からの応援メッセージや、奥村先生の選ばれた実験数学読本3の著者、矢崎成俊さんから直筆のメッセージをいただいたりと、みなさんとてもびっくりした様子で嬉しそうにされていました。
卓球部チームは卓球のパフォーマンスをしてくれたりと、すでに大盛り上がりです!

 

それでは、早速プレゼンスタートです!

 

 

卓球部チーム一人目は植村翔太さん。非常に緊張しているようでしたがしっかりとしたプレゼン内容を考えておられ上手くまとめていました。ベストセラーになっている本ですが、改めて読んでみたい!と思った方も多いのではないでしょうか?
【第8回 甲南大学書評対決】 岸見一郎・古賀史健著 『嫌われる勇気』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

 

続いては奥村先生。卓球部チームのしっかりとしたプレゼン内容に関心されておりました!
一冊目は好きな本を選びましたとのことで、中村俊輔選手の考え方や行動力に非常に感心しているとのことでご紹介いただきました!このような機会は初めてで緊張しているとのことでしたが、流暢なプレゼンはさすが先生・・・!と感じました✨
【第8回 甲南大学書評対決】 中村俊輔著 『察知力』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

 

卓球部チーム二人目は加藤紗苑さん。こちらもベストセラーになっている本ですが、内容をよく読まれているんだなと思うプレゼンでした!プレゼン後には双葉社から「君の膵臓をたべたい」クリアファイルを贈呈され、とてもうれしそうにされていたのが印象的でした!
【第8回 甲南大学書評対決】 住野よる著 『君の膵臓をたべたい』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

 

続きまして奥村先生のターン。先生の研究されている分野の本ですので、たくさんお話されたいことがあるようで、非常に熱のこもったプレゼンでした!複数人でワイワイ議論しながら読んでほしいとのことですので、皆さんもぜひ議論しながら読んでみてください。
【第8回 甲南大学書評対決】 矢崎成俊著 『実験数学読本3:やりたくなる実験から考えたくなる数学へ』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

卓球部チーム最後は嶋守佑斗さん。たくさん読み込んだことがわかる非常に堂々としたプレゼンで、観客の心を掴んでいました。手の動作も加えながら時間内にきれいにまとめておられ、まさにたくさんの知識からセンスを磨いてこられたのだと思います!
【第8回 甲南大学書評対決】 水野学著 『センスは知識からはじまる』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

 

奥村先生のラストターン。フェルマーの最終定理という名前はよく耳にしますが、この定理を解いた研究者に焦点を当て、定理を解くまでにどのようなドラマがあったかの本です。偉大な研究者にも自分の境遇と似ているところがあったことに関心されたそうです。
【第8回 甲南大学書評対決】 サイモン・シン著 『フェルマーの最終定理』 | 甲南大学図書館ブログ (konan-u.ac.jp)

 

 

以上のプレゼン対決では、卓球部チームの学生3名が勝利しました!
🎉おめでとうございます🎉

 

卓球部チームは皆さんプレゼンをしてくれた本をたくさん読んできているのが伝わり、素晴らしいプレゼンをしてくれました。また、嶋守さんからは奥村先生の発表された本にも言及され、ぜひ卓球部の理系メンバーに読んでもらって感想を教えてほしいとのコメントでした。すごい探究心です!

奥村先生は卓球部チームのプレゼンにとても感心されておられました。緊張していたがいい経験になったとのコメントをいただきました。先生が紹介してくださった本はどれも文系の方にも読みやすい本ですので(私も文系ですが読みたくなりました!)、ぜひ読んでみてください。

 

観戦にはたくさんの方が来られ、最後まで大盛況となりました!

 

※プレゼンされた本の紹介は下にも続きます!ぜひスクロールしてご覧ください!

 

 紹介された本は、4/24~5/29の売り上げで勝敗が決まります!結果は5/31に発表されます。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

 書評対決は今後も年2回開催予定です。「おもしろい本」を探しにぜひチェックしてみてください!