5-0.KONAN ライブラリ サーティフィケイト」カテゴリーアーカイブ

参考図書コーナーの禁帯出シールを貼り替えています③

6月23日(火)に、KONANライブラリサーティフィケイトご参加の学生2名が参考図書コーナーの禁帯出シールの貼り替え作業を行ってくれました。

 

第1回目から続き、3回目となりました。ボランティアの概要はこちらをご覧ください。
参考図書コーナーの禁帯出シールを貼り替えています①

 

今回はお友達同士での参加でした。
職員も一緒に様々な話をしながら作業を進めてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間の2時間でした!

 

楽しくボランティアができたとのことでした。
せっせと作業をしていただいたので、想定よりも進んでおりびっくりしました。
お二人ともありがとうございました!

 

 

KONANライブラリサーティフィケイトでは図書館司書が実際に行っている仕事を経験できるボランティアをはじめ、ライブラリサーティフィケイトに参加していないと経験できないようなイベント・ボランティアを多数行っています。
※ぜひ過去の図書館ブログをご覧ください

 

今年も様々なイベント・ボランティアを計画中です。興味があるものにはぜひご参加ください!

参考図書コーナーの禁帯出シールを貼り替えています②

6月15日(月)に、KONANライブラリサーティフィケイトご参加の学生4名が参考図書コーナーの禁帯出シールの貼り替え作業を行ってくれました。

 

第1回目からの続きです。ボランティアの概要はこちらをご覧ください。
参考図書コーナーの禁帯出シールを貼り替えています①

 

今回も様々な学部・学年の方にご参加いただき、職員含め和気あいあいと作業をしていきました。
何せみなさん作業がはやく、てきぱきと進めていってくださいました。

 

作業手順は以下の通りです。

①白くなってしまった禁帯出シールをはがす
②新しい禁帯出シールを貼る
③剝がれてしまわないようにアイロンをあてる
④元の棚に戻しにいく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんとても集中して取り組んでいます!

 

細かな作業が好きだという方が多く、楽しく取り組んでくださったのがわかりました。
「もうこんなに時間が経ったんだ!」とご自身でも驚かれるくらい集中されていたようです。

またこのようなボランティアに参加したい!というありがたい声もいただきました。
職員一同、大変感謝しております。

 

 

KONANライブラリサーティフィケイトでは図書館司書が実際に行っている仕事を経験できるボランティアをはじめ、ライブラリサーティフィケイトに参加していないと経験できないようなイベント・ボランティアを多数行っています。
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法学部 笹倉 香奈先生へのインタビュー

法学部2生 Oさんが、法学部 笹倉 香奈先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

 

Q1.えん罪について初めて学ぶ学生におすすめの本はありますか。

 

A.これまで誤判・えん罪について研究したり、えん罪事件を救済するためのプロジェクト(一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ))を立ち上げたりしてきました。えん罪の実態を広く世間に知ってほしいと考えています。この観点から個人的に特におすすめしたいのは、IPJの活動がモデルになっている『シリウスの反証』という大門剛明先生の著作です。

 

 

Q2.人生で影響を受けた本はありますか。

 

A.山崎豊子先生の『白い巨塔』です。医学とは何か、研究者はどうあるべきかを問いかけてくれる作品です。医師の誤診が民事訴訟へと発展し、法廷の場面も描かれているので、法学部の皆さんにもぜひおすすめしたい一冊です。

 

 

Q3.研究活動で本をご利用されますか。

 

A.もちろんです。論文を書く際には必ず本は読みます。現在は、ウェブを通じて海外の文献なども簡単に入手できるので、とても便利です。他方、昔は本を時間をかけて自分の足で探すしかなかったのですが、それもまた楽しかったなあと思いだします。

 

 

Q4.尊敬している作家はいますか。

 

A.たくさんいますが、一人挙げるとすれば、松本清張先生です。ミステリー作家として素晴らしい作品を次々に生み出しただけでなく、『日本の黒い霧』など、刑事司法やえん罪の問題についてのノンフィクション作品も執筆され、本格的な研究論文のような内容の本を書かれています。その他、ずっと愛読しているのは、谷崎潤一郎先生、有吉佐和子先生などです。

 

 

Q5.本を読むことでどのようなことが得られると思われますか。

 

A.読むことでさらに想像力を巡らせることができる、自分で考え、脳を活性化するきっかけを与えてくれるものだと思います。

 

 

【まとめ】

 

今回のインタビューでは、ここに記載しきれないほど多くの本を紹介していただき、ぜひ読んでみたいと感じました。また、「本は受動的なものではない」というお話が印象に残りました。

最後になりますが、お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

 

 

☆先生からのおすすめ本☆

■『シリウスの反証
大門剛明著
■ 東京 : KADOKAWA , 2021.10
■ 請求記号 913/D
■ 配架場所 図書館 . 2F中山一般

 

 

『白い巨塔〈第1巻〉』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

■『白い巨塔
山崎豊子著
■ 東京 : 新潮社 , 1965.7
■ 請求記号 913.6//184
■ 配架場所 図書館 . 3F書庫一般

 

■『日本の黒い霧
松本清張著
■ 東京 : 文芸春秋新社 , 1962.5
■ 請求記号 915.9/(t)/29
■ 配架場所 図書館 . 3F書庫一般

 

 

(インタビュアー: 法学部2生 Oさん

参考図書コーナーの禁帯出シールを貼り替えています①

6月3日(水)に、KONANライブラリサーティフィケイトご参加の学生4名が参考図書コーナーの禁帯出シールの貼り替え作業を行ってくれました。

 

図書館2階には参考図書コーナーがあります。
参考図書とは辞書や辞典などの「調べるための本」のことを指します。

 

図書館2階の少し低くなっている棚に並んでいます

 

参考図書コーナーに並んでいる図書は、館外に貸出ができない「禁帯出」という扱いになります。
(ご利用の際は館内にて閲覧してください)
そのほかにも館外に貸出ができない図書にはすべて【禁帯出シール】という赤いシールが貼られています。

参考図書コーナーの付近は窓が大きいため非常に日当たりがよく、日光が参考図書に当たります。
そうすると紙の特性上、日焼けをしてしまい、赤いシールはどんどん色あせてしまい真っ白になってしまいます。

 

本来は奥の赤色ですが、日に焼けて真っ白どころか透けてしまっています

 

 

これはまずい、ということで禁帯出シールの貼り換えボランティアを募集しました。

図書には一冊ずつ請求記号などが記載されている【背ラベル】、貸出をするときに読み取る【バーコードラベル】、そのほか禁帯出シールなどのラベルやシールはすべて手作業で行っています。日々新しい図書も入ってくるため中々貼り替えに時間を割くことができないのが現状です。

今年はなんと10名ものご応募があり、職員一同大変ありがたく感じております。

 

作業工程は以下に沿って行います。

①白くなってしまった禁帯出シールをはがす
②新しい禁帯出シールを貼る
③剝がれてしまわないようにアイロンをあてる
④元の棚に戻しにいく

 

 

①元々貼ってあったシールは劣化してしまいとても剝がしにくいです

 

②剥がしたシールの位置に合わせて新しいシールを貼ります

 

③図書の背は丸くなっているため、特に端が剥がれないようにアイロンをあてる必要があります

 

④返本作業(本を元の棚にもどす)は図書館の仕事でも非常に重要な作業の一つです

 

 

みなさん非常に集中して熱心に取り組んでくださったおかげで、随分と貼り換え作業が進みました。本当にありがとうございます!

 

KONANライブラリサーティフィケイトでは図書館司書が実際に行っている仕事を経験できるボランティアをはじめ、ライブラリサーティフィケイトに参加していないと経験できないようなイベント・ボランティアを多数行っています。
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今年も様々なイベント・ボランティアを計画中です。興味があるものにはぜひご参加ください!

内村直之 [ほか] 著 『はじめての認知科学』

 

 

フロンティアサイエンス学部 4年生 島村 大地さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 : はじめての認知科学
著者 : 内村直之, 植田一博, 今井むつみ, 川合伸幸, 嶋田総太郎, 橋田浩一

出版社:新曜社
出版年:2016

認知科学と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。私は当初、心理学の一分野であると考えていました。しかし、認知科学は心理学だけにとどまらず、多様な分野が結びついた総合的な学問です。人工知能などの情報科学分野や、脳科学といった理系分野の要素も含まれています。それらを体系的に理解し、学ぶことができるのが、この『はじめての認知科学』という本です。

この本の前半では、「こころとは何か」という問いから始まり、人間がどのように考えるのかという思考プロセスについて多く述べられています。代表的な例として、モンティ・ホール問題が取り上げられています。この問題では、三つの扉のうち一つが当たり、残り二つが外れである状況において、被験者はまず一つの扉を選びます。その後、実験者が外れの扉を一つ開け、残された二つの扉のうちから再び選択できるかを問いかけます。直感的には、どの扉を選んでも確率は同じであるように思われるかもしれません。しかし、場合分けによって計算すると、最初に選んだ扉から変更した方が当たる確率は高くなるという、直感に反する結果が得られます。このように本書では、人間の直感と論理との間に生じるズレを示す例が紹介されており、読んでいて非常に興味深いと感じました。

また、本の後半では人間や動物の知覚機能や認知科学の分野についての歴史が書かれております。例えば、目の前に音が出ている機械があった際、人間であればその音が容易に聞こえることはできます。しかし、仮にその音が超音波のような波形であったとすると、人間には聞こえません。一方で、その超音波を用いて生活している動物がイルカです。イルカは自ら超音波を発し、その音が物体に反射して戻ってくるのを感知することで、周囲に何があり、どこに存在しているのかを把握しています。

このように、認知科学の領域には、人間だけでなく動物の知覚や認知の仕組みに関する非常に興味深い題材が数多く存在しています。本書は、そうした認知科学の面白さに触れながら学ぶことのできる一冊であり、ぜひ多くの人に手に取ってほしいと感じました。

藤田敏彦著 『ヒトデとクモヒトデ : 謎の☆ (ほし) 形動物』

 

 

フロンティアサイエンス学部 4年生 島村 大地さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 : ヒトデとクモヒトデ : 謎の☆ (ほし) 形動物
著者 : 藤田敏彦

出版社:岩波書店
出版年:2022

夏になると涼しさを求め、海にいって泳いだり、浜辺でスイカ割りをしたりと楽しむことが多いと思います。そこで周りを見回したとき、ヒトデを見かけたら、あなたはどのようなヒトデを想像しますか。

多くの方は星形のヒトデを思い浮かべると思います。しかし、それ以外の生物で星形の動物が他に存在するかと問われると、容易には思い浮かびません。まさにヒトデ=星形というイメージが定着しているといえるでしょう。しかしながら、その星形のヒトデは、最初から星形であったわけではありません。時をさかのぼること約5億年前、ヒトデの祖先であるカンブリア紀のテノシストイド類は、左右対称の形をしていたものの、星形とは言えない姿をしていました。そこから進化の過程で徐々に派生し、現在見られるような星形へと近づいていきました。そして、その形態は現在のヒトデにも受け継がれています。また、ヒトデが誕生してからどのように星形へと成長していくのかについても、本書では詳しく述べられており、当時の生物の存在を示す化石写真を用いて学ぶことができます。

本書はそんな多くのヒトデに注目した内容となっており、ヒトデの生態や種類について写真を交えながら紹介されています。なかでも題名にあるクモトカゲは、腕が長く、平泳ぎのように進むことが特徴です。一方で、ヒトデは腕を使って大きく動くよりかは吸盤に張り付きながら移動します。また、ヒトデには特徴的な運動として「反転運動」があり、これには2種類存在します。1つは後転しながら動く「でんぐり返し法」、もう1つはチューリップの花のように体をすぼめながら反転する「チューリップ法」です。同じヒトデの仲間でも、クモヒトデのようにスタイリッシュに動くものもあれば、このように独特な動きをするものもあることが、本書を通して理解することができます。

そのようなヒトデの「意外性」にも注目した本であり、生物の授業を受けていたことがある人は特に理解がしやすくなっていると思います。