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簡易保存箱(カイル・ラッパー)を作成しました(8/21)

8/21、KONANライブラリーサーティフィケイト活動の一環として、簡易保存箱(カイル・ラッパー)を作成しました。今回は文学部1回生のOさんとKさんにお手伝いいただきました。
まず午前中はどんな感じで作業するかを一通り体験するため、各自が持参した文庫本に合うサイズで箱を作成します。

お二人ともさくさくと作業を進め、予定よりだいぶ早く簡易箱ができました!

そこで、予定を前倒しして午前中から図書館資料用の簡易箱の作成に取り掛かかることにしました。古い洋書や表紙が崩れそうな和本、原稿用紙、古いスクラップブック等々、古色蒼然とした資料の登場に、お二人ともびっくりしています。その中から比較的サイズが計測しやすそうなものから作成してもらうことになりました。

古い資料は歪みなどがあるため、複数個所を計測する必要があります。また、図書館資料用には中性紙の1ミリボードを使用するため、折り曲げるのも大変です。それでもお二人とも飲み込みが早く、お昼休憩を挟んで、3箱ずつ作ってくれました!最後はさすがにだいぶ疲れてしまいましたが、気力を振り絞ってやり遂げてくれました。

お二人から感想をいただきました。
Oさんの感想
作業の中で古い資料に触れることができ、貴重な経験をすることができました。私はあまり器用さに自信がなかったのですが本日の活動を通して自信が持てるようになりました。 また教えていただいた箱は簡単に作ることができるため家など身近なところでも使っていきたいと思いました。
Kさんの感想
保存箱作成ボランティアで初めて図書館のボランティア活動に参加させていただきました。参加させてもらって、図書館の裏側のお仕事や本のことについて知ることができ、貴重な本に触れることもできて、とても貴重な体験ができたなと感じました。また、保存箱作成も、とても簡単に作れるのに、本を綺麗に保存しておけるとてもすごいものの作り方を知ることができて、家の本でも大切に置いておきたい本に作りたいなと思いました。ただ、紙の素材が図書館の本用のものが硬く厚くて、なかなかに力仕事で、ミリ単位の採寸だったので硬い紙でするのは大変だなと感じました。けれど、今回のボランティアに参加できて本当に良かったです。

Oさん、Kさん、どうもありがとうございました!

KONAN ライブラリ サーティフィケイトでは、本を読む以外にも、ボランティアなど図書館でしか経験できないイベントにもご参加いただきます。今回のように普段触れることのできない貴重な資料を扱うこともあります。
自分も参加したい!と思った方、ちょっと興味あるかなと思った方、一緒に活動しませんか。
ご参加をお待ちしています!

KONANライブラリーサーティフィケイト

オープンキャンパスで図書館ボランティアをしていただきました!

 

8月2日(土)、3日(日)にオープンキャンパスが開催されました!

図書館もオープンキャンパスにあわせ、高校生の方をはじめとした来場者の方に自由に見学していただけるようにしています。

毎年ライブラリサーティフィケイトご参加の方にボランティアをお願いしています。
今年は2日に1名、3日に2名の学生さんにご参加いただきました。
毎年大人気のボランティアなのですが、今年もすぐにご応募いただき大変ありがたかったです!

 

図書館の入り口で、見学に来られた方を誘導していただくのが主なお仕事です。
今年は約1,800人もの方が図書館を見学に来られました。

 

 

 

みなさんとても上手にスムーズに誘導してくれて、とても頼もしかったです!

暑い中、お疲れさまでした!
またほかのボランティアでもお会いできることを楽しみにしています😊

 

ライブラリサーティフィケイトに参加していなければ経験できないイベントやボランティアがたくさんあります。ライブラリサーティフィケイトへのご参加お待ちしています!

ライブラリサーティフィケイトについて

フロンティアサイエンス学部 石川 真実先生へのインタビュー

フロンティアサイエンス学部4生 島村 大地さんが、フロンティアサイエンス学部 石川 真実先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

 

「過去に読んだことがある本」

過去に本は三宮などの本屋で、ミステリー系の小説を中心に購入し読むことが多くありました。

 

「気に入った本について」

特に気に入った本については、「革命前夜」というベルリンの壁が崩壊する前の時代の本が気に入っています。この本からは特にドイツの歴史であったり、当時の価値観であったりと、色んな場面において触れることができるため気に入っています。

 

「もし学生に戻ったとき、どんな本を改めて読むべきか」

もし学生に戻ることができるのならば、理系分野の参考書だけでなく、幅広く色々なジャンルを読んでいくと感じています。多くの分野の背景や経験が教養として今後に活かしてくれると思われるため、色々な分野の本を読み進めていくのが良いと思っています。

 

「本を読む頻度、過去と比べて変化したか」

現在は研究活動が忙しくなったこともあり、本を読む頻度は過去よりは減ってきていると感じています。学生の頃は参考書や小説等をよく読んでいました。

 

「現在気になっている本について」

特に作者読みを行っており、特定の作者系列の本を読んでいます。例えば、辻村深月さんのミステリー系列の本であったり、須賀しのぶさんの小説であったりと様々な作者の本を読んでいます。

 

「普段読むのは紙の本?それとも電子書籍?また、将来的には?」

普段は紙の本を読んでいます。電子書籍だとスワイプで流れていっていくというのもあり、紙の本の方がしっかりと見ることができるため、今後も紙の本の方を読み進めていくと思います。

 

「今の学生や研究生に向けて、どのような本を読み進めていくのが良いか」

今の学生や研究生に対しては、私の研究分野でもある再生医療関連の本をおすすめします。ポートアイランドは医療産業都市ということもあり、再生医療分野の企業も多数進出しています。そういった中で幹細胞であったり、最新の医療分野の参考書を読んでみることで、身近な企業や研究所への興味・関心にも繋がる良い機会だと思います。また、2000年代の参考書と最新の参考書だと内容も少し異なっていて、そういった点を見つけながら読むのも楽しいと思います。

 

 

「感想」

普段研究者として先生とともに励んでいるなか、なかなか本を読むようなことは難しいとは思うものの、そんな中で研究分野とはまた違ったお話を聞かせてもらい、とても興味深いと感じました。また、自分はまだ大学生で世の中のことについて知らないことが多く存在しているものの、そういった”無知の知”にいち早く気づき、興味ある事や知らなかった事を早め早めに調べていくのがいつになっても大事なのだなとインタビューして感じました。今後はこのインタビューを通じて、普段行っているような専門分野の本の場所以外にも出向き、色々な本を読んで教養を深めていきたいと思います。

 

 

☆先生からのおすすめ本☆

■『革命前夜
須賀しのぶ
■ 東京 : 文藝春秋 , 2015.3
■ 請求記号 913/SU
■ 配架場所 図書館2F 中山一般

(インタビュアー: フロンティアサイエンス部4生 島村 大地さん

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『推し本キャッチコピー化計画』

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画
『推し本キャッチコピー化計画』

 

やっぱり本は、帯とキャッチコピーに惹かれる!

 

今、図書館では、あなたの推したい本のキャッチコピーや、帯デザインを募集しています。
あなたの言葉で、誰かがその本を手に取るかもしれません。

上手く思いつかない方は、推したい本の書名と著者名だけでもぜひ、教えてください。こちらでピッタリのキャッチコピーを考えます。

デザインが好きな方は、ぜひ帯を自由に作成してみてください。テンプレートも配布しています。
詳しくはこのページの下にあるファイルをご確認ください。

募集期間は2025年8月31日までです。
皆様のご応募お待ちしております。ご応募はこちらから

手書きで帯を作成される場合は図書館カフェにテンプレートを置いていますのでご利用ください。

 

西宮キャンパス、ポートアイランドキャンパスにも設置していますので、どなたでもお気軽にご参加ください!

 

 

 

 

 

企画者: 文学部4年生 I

2025年度ブックカバ―デザイン発表!

 投票の結果、文学部人間科学科3年次生ペンネーム“りお”さんのデザインが「グランプリ受賞作品」に決定いたしました。
 “りお”さんは図書館が大好きでよく利用しており、前から応募してみたいと思っていたため、今回ご参加くださいました。
 また、『神戸×弘前ねぷた制作・運行プロジェクト』に参加されたり、企業のポスターに採用されたりと学外でも活動されているそうです。
 このブックカバーは2025年5月から、甲南大学図書館にて提供いたします。
 惜しくもグランプリを逃した4作品は、オープンキャンパス時に提供いたします。
 たくさん投票いただきありがとうございました。

印刷用データダウンロードはこちら

 グランプリ作品に投票してくださった方からは、このようなコメントをいただきました。
「シンプルで甲南らしさがある。平生さんがかわいく描かれていて好きです」
「シンプルで使いやすいかつかわいい♡」
「イラストの雰囲気が良く、自然と惹かれた」

↓オープンキャンバスではこちらの4作品も提供します。お楽しみに!!

KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『未知の場所に踏み込む人へ向けたナビゲーションプロジェクト』

行ったことがない場所に行くときは、ちょっとした勇気が必要ですよね。ルートを調べるだけでなく、どんな場所か見ておけるという点でも、地図アプリは便利です。
普段はポートアイランドキャンパスに通っているフロンティアサイエンス学部3年生の島村大地さんが、甲南大学図書館をGoogleMapに搭載してくれました。
「春から甲南」の皆様も、「改めて甲南」の皆様も、ご体験ください。

 新入生になったとき、まずはどこに何があるかを把握しなければならないのは必須である。自分も岡本キャンパスにて授業がある際に、何号館がどこにあるのかが分からず迷ってしまったこともあった。迷いそうなときには、GoogleMapなどの地図アプリケーションを使用するが、これを図書館内でも使えるようにすることによって、はじめて訪れるときでも図書館内部の地形把握ができ、上級生になった際でも、新たな発見につながるのではないかと考えた。
 先ずは、地形の整理から行った。図書館の職員さんと打ち合わせをして、撮影する階や各階のどこまで映すか等を決めていった。特に、撮影枚数は多くとりすぎるとマップ上での操作に影響が出るため、適切な枚数になるようにした。
 次に撮影は、許可を得て、人がいない閉館日に行った。撮影者自身が映り込み過ぎず、適切な高さを維持しながら撮影することに気を付けた。 撮影当日は雨模様だったこともあるが、公園等の屋外での撮影とは違い、光の加減に注意しなければならなかった。
 ぼかしを入れたり撮影者を消すなど、写真を加工し、GoThruというツールで撮影位置情報を確認しながら写真を配置していった。この作業が一番難所であり、位置が変わると 1階 なのに2階の景色が見えたりしてしまう。写真から写真をつなげる際に階層から逸れないように設定を加えたり、そういったことを一つ一つ行うのが少々大変だった。方角についてもGoogle Mapsでは一つ一つ設定しなければいけないため慎重にかつ丁寧に行うのがまた大変だった。
 こうして完成したものを実際にアップロードし、都度ぼかしを入れたり等の修正を行い完成させた。今後は、キャンパスごとに利便性向上のための写真撮影等を行い、それらで培った経験を活かして、社会で各々利用者に向けた情報提供を行いたいと感じた。

フロンティアサイエンス学部 島村大地