2019年度 第2回ブックハンティングツアーを行いました!

2019年8月1日(木)、丸善&ジュンク堂書店 三宮駅前店及び三宮店において、学生と図書館職員によりブックハンティングツアーを行いました。当日は、図書館に置きたい本を書棚から選び、ハンディーターミナルを使って裏表紙に記載されたISBN(バーコード)をスキャンして選書を行いました。

今回は7名と多数の学生にご参加いただきました! 次回は10月に実施を予定していますので、希望される方は参加してみてください。

参加された学生さんの感想です

**文学部 濱野 鈴花さん**
 図書館に入れたい本だけでなく、個人的に買いたくなるような本も見つけられて楽しかったです。
 2店舗回ったことで店ごとの本の配置などの差を感じられたのも面白かったです。

**文学部 畑田 亜美さん**
 私は今回初めてこの企画に参加しました。普段から書店に足を運びますが、文庫や特設コーナーしか見ないことが多いです。このような機会があることで、普段は見ることのないジャンルの本もゆっくりと見てまわることができました。特に自分の所属する学科に関係する書籍のコーナーは面白かったです。図書館で借りて読むのも良いですが、実際に書店で選ぶのも違った楽しみがありました。今回書店で気になった本の中で、図書館に所蔵されている本も多かったです。夏期休暇を利用して、これらの本をたくさん読もうと思います。そして、機会があればまた参加したいです。

**文学部 友江 輝人さん**
 今回初めて選書ツアーに参加しました。昼からの参加ということもあり時間こそ短かったものの、自分の興味が沸いた本を、誰かが手に取るかもしれないということを考えながら本棚に向き合う時間はとても楽しく、気づけばすぐに時間が経っていました。
 そうやって本棚に向き合う時間を過ごしていると、自分がこうやって本を選ぶということに純粋に時間を使えていたのは随分前になってしまったような気がしました。今では、本屋に直接足を運ばせることなく本を選び手に取ることができるので、その便利さにいつしか、新しい本に出会うということの大切さを何処かへ置いてきてしまったような気分になりました。それに気づくことができたのも、この選書ツアーに参加した大きな意味であると思いました。

**文学部生**
 学生の役に立つ本を選ぶのは、思っていたよりも大変で図書館での選書の苦労を知ることができた。また、既に所蔵されている本が予想外に多くて、既存の本と被らない選書をするのは難しかった。しかし、書店の現場に実際に立ち、大学に置く本を自分で選ぶというのは貴重な経験だった。
ライブラリーサーティフィケイト挑戦中の学生はもちろん、本に少しでも興味がある人はぜひ参加して欲しいです。

**文学部生**
 ブックハンティングツアーに初めて参加をさせていただきました。私は、午前のみの参加でしたが、大きな書店で2時間近く本を眺め、選書を行う機会は今までになく、とても楽しむことができました。また、改めて自分の好きな本のジャンルが分かったと思います。大学の図書館の中に入る本を選ぶということもあって、選書には時間がかかると思いましたが、50冊近くも選んでしまいました。そして、2時間という長い間、本を選ぶことができるのかなと思った部分はありましたが、選んでいたらあっという間に時間が過ぎていたことに驚きました。とても楽しい体験をブックハンティングツアーで送ることができました。また、機会があったら参加をさせて頂きたいです。

**フロンティアサイエンス学部 岩田  和也さん**
 店頭選書を通じて、同じ分野を学ぶ人たちがどのような本を読めばよいか、また有用な知識を得ることができることができる本を探す難しさを学ぶことができました。特に、私は生物、化学を専門に勉強しているため、物理や知能情報関係の知識がまったくありませんでした。このため、物理学科や知能情報学部の知り合いに希望する参考書などを聞いてはいましたが、実際にその本を探すことがは困難を極めました。いくつかの参考書を手に取っては内容を詳しく読み、知的好奇心を満たすことができるか吟味し、私なりに最適な本を考えて選書しましたので、読んだ人が満足してもらえることを心から期待しています。

 


[藤棚ONLINE] 理工学部・須佐先生推薦本 『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』

図書館報『藤棚ONLINE』
須佐 元 先生(理工学部) 推薦

 「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」という問いを発すること、あるいはこの事実に感嘆を覚えることができれば物理学の面白さの一端を掴んだ、ということになると思います。著者は極めて優れた素粒子物理学者・宇宙論学者ですが、可能な限り平易な言葉で物理学の面白さ、もっというとこの世界の不思議な調和について述べています。

 我々の住む宇宙は人類が住むのに適したように、とても微妙に調整されています。様々な物理定数、例えばクオークの質量が少し違うだけで、この世界は似ても似つかないものになってしまいますし、宇宙が膨張する速度と「ダークエネルギー」の大きさとは不自然とも思える調整が行われ、宇宙に銀河や星、ひいては生命が誕生するのに適した環境が実現されています。そしてこの「不思議さ」は、それをよりシンプルな理論によって説明し、解消しようとする新たな研究の原動力となります。

 この本では「自然科学の理論」についての考え方がそこかしこで語られています。
 自然科学の理論の本質は、複雑な自然現象の中に法則を見出しそれを説明することにあります。
 「自然界の原理や法則は、よりシンプルなほうが説得力がある。説明が複雑になればなるほど、そこには何か無理があるように思えてしまいます。」というくだりにあるように、できるだけ少ない法則によってシンプルに物事が説明できることがより良い理論の指標とされ、人はしばしばそこに美を見出し、深遠な宇宙の調和を感じることができます。
 理系の人にとってはもちろんですが、文系の学生の皆さんにとっても読みやすく親しみ易い文章で書かれている良書です。
 理論物理学や宇宙物理学について知りたいと思っている方にぜひ手にとっていただきたいと思います。


オープンキャンパス開催

 2019年8月4日、オープンキャンパスが実施されました。何千名も来場者があるこのイベント、図書館にも1000人を超える見学者が来場されました。
 3回実施された図書館見学ツアーにもたくさん集まってくださいました。写真はKONANライブラリサーティフィケイトにエントリーしている学生ボランティアによるツアーの様子。しっかり案内してくれてとても助かりました、ありがとうございました!
 本当に暑い中、たくさんのご来場ありがとうございました。
 なお、夏休み中の開館日は高校生の方も利用していただけますので、オープンキャンパス以外でも受験勉強などでぜひ利用してもらえればと思います。詳細は図書館HPをご覧ください。


金子宏 著 『租税法(二十三版)』弘文堂, 2019.2(垂井 英夫 前大学院社会科学研究科教授による紹介)

 

■『租税法(二十三版)
■  金子宏 [著],    弘文堂 , 2019年2月

■請求記号 345.1//2414
■配架場所 図書館1F 開架一般

この本は、租税法に関する基本的な教科書です。
前大学院社会科学研究科教授の垂井先生に、この本の主なポイントをご紹介いただきました。

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Ⅰ 本書全体の構成について
第1編 「租税法序説」(1頁~152頁)
租税法の基礎理論をドイツ租税法とアメリカ租税法(以下「U・S・A租税法」)とを融合する方法で独創的な「租税法」に関する理論を構築し、わが国の「租税法」を法学的に独立した学問分野として明確に枠組みし構築された(詳細、後述)。実定租税法の解釈について、多くの最高裁判決等、裁判例が引用されている。法律解説も新しい枠組みになっている(後述)。

第2編 租税実体法(153頁~903頁)
本編は、具体的な課題関係の中心である個別租税法(例、所得税法、法人税法等)に関する叙述である。この領域においても独創的な理論(例、課税所得、所得概念の研究等)が展開されている(後述)。

第3編 租税手続法(905頁~1067頁)
本編は、主として納税義務の確定手続きである(例、申告納税の手続き)。
1. 納税手続法の定義
2. 租税確定手続き
3. 申告納税方式
4. 賦課課税方式
5. 質問検査権(税務調査)

第4編 租税争訟法(1069頁~1118頁)
租税争訟は、納税者の権利保護の観点からきわめて重要である。租税争訟は、租税行政庁への不服申立、および訴訟からなる。前者を租税不服申立て、後者を租税訴訟という。
1. 租税争訟の意義
2. 租税不服申立-審査請求
3. 租税訴訟

第5編 租税処罰法(1119貢~1147頁)
租税犯は、国家の租税債権を直接侵害する脱税犯と国家の租税確定権等の正常な行使を阻害する危険に関する租税危害犯に大別される。
1. 各種租税犯の意義と内容
2. 租税犯の処罰

Ⅱ 租税法の基礎原理と租税政策
本書(以下「テキスト」)の第1編、第2編第3章2節までについて簡潔に紹介する(1頁~669頁)
これらの領域に関しテキスト(金子教授)は、わが国の租税法の原理を、ドイツ租税法とU・S・A租税法とを融合し、自らの独創的な思考により、新しい学説を産み出された。

1. 第1編、第2編の内容はシャウプ勧告(昭和24年、同25年)を契機としてわが国の戦後の「租税法」が新たな制度的に枠組みされ構築されたことが述べられている(23頁、27,31,35、57~66、78、107,123,153~156、177~187、191~307、321~337の各頁)。
テキスト(金子教授)は、ドイツ租税法とU・S・A租税法とを独創的に融合され(各所にドイツ租税法の状況が登場する-たとえば27~29,39,124,127,129~193の各頁)、自らの独創的な思考により、戦後わが国の新しい租税法理論の発展を叙述されている。
その租税法理論に財政学・経済学の理論を下地にし、租税法学及び租税政策に叙述が及んでゆくことに注目すべきである。
その観点から、このテキストは法学部、経済学部、経営学部の皆さん(学生諸君、教職の皆さん)にとって大いに有用であると思うのは私だけではないだろう。
特に、戦後のわが国の「租税」、「租税法」、「租税政策」の分野では、シャウプ勧告が契機になっている。
金子教授は、ドイツ、および複数回アメリカで在外研究されている関係もあり、U・S・A租税法、租税政策に関し造詣が深い。

2. 「租税法」の学問分野の独立(28,29頁)
1919年ドイツ租税通則法に関してドイツの学界では、「租税法律関係」について議論があった。テキスト(金子教授)は、その歴史的考察から権力関係説ではなく「債務関係説」の立場をとられた。この学説から演繹しテキストは、課税関係を納税者が国家に対し納税義務という金銭債務を負う要件、すなわち課税要件(納税義務者、課税物件、課税物件の帰属、課税標準、税率が同時に充足されること)を租税法の研究対象の中心としてとらえている。
この理論構成(債務関係説)によって、戦前から続いていた「租税法」を行政法の各論の一部とする考え方から、分離し独立の新たな学問分野(課税要件は他のいずれの分野においても研究の対象とられていない)として構成することができると明言する。
債務関係説は、租税債務(「公法上の債務」)について着目し「課税要件の概念を用いて理論的究明と体系化を行おうとするものであって租税法に全く新しい位置づけと体系とを与えることを可能にした。」(テキスト29頁10行目-最も重要な業績の一つである)。

3. 所得概念・包括所得概念(193頁~200頁)
所得税、法人税の課税物件(課税対象)は「所得」である。
テキスト(金子教授)は、取得型(発生型)所得概念を支持し、制限的所得概念ではなく各人が収入等の形で新たに取得する経済価値=経済的利得を「所得」と観念する考え「所得概念」・「包括的所得概念」を導かれている。
これは、財政学・経済学の研究を下地にし課税物件(課税対象)である「所得の概念」を枠組みされている(後にこの考え方は学界において、一般的に「法と経済学」といわれている。-最も注目すべき業績の一つ)。
テキストは、課税対象となる「所得」を制限的所得概念ではなく包括的所得概念(人の担税力を増加させる経済的所得はすべて所得を構成するという考え方-U・S・A租税法の考え方)を採用している。

4. 租税法と私法(39頁、126頁~129頁)
租税法は、種々の経済取引・経済現象を課税対象としている。これらの活動・現象は、第一次的には私法(民法、会社法など)により規律されている。租税法律主義の目的である法的安定性を確保するためには、課税は原則として私法上の法律関係に即して行われるべきである。(129頁)。
この意味で「租税法」の規定は、私的取引法を前提として、これに基礎をおいている場合が多い。したがって、租税法の研究にあたっては私法取引の理解が必要不可欠である(39貢)。
なお、所得税法、法人税法の分野の叙述の中で私(垂井)の著書、論稿が数箇所採用(注記等)されている。
以上、いずれにしても、わが国の「租税法」にかかわる学説・議論がこの教科書に埋蔵されているといっても過言ではないと思う。

2019(令和元)年7月末日
前大学院社会科学研究科教授
垂井 英夫

 


『週刊読書人』に、マネジメント創造学部・小栗珠実さんの書評が掲載されました!

 マネジメント創造学部2年生、小栗珠実さん(KONAN ライブラリーサーティフィケイト2級保持者)の書評が、2019年6月14日発行の『週刊読書人』(第3293号)に掲載されました!
 小栗さんが取り上げたのは、司馬遼太郎の『燃えよ剣』。新撰組副長 土方歳三の生涯を描いた名作です。小栗さんの熱い書評は、週刊読書人ウェブからも読むことができます。
https://dokushojin.com/article.html?i=5544

燃えよ剣 司馬 遼太郎(著) - 新潮社
司馬遼太郎
燃えよ剣 上・下(新潮文庫)

甲南大学図書館の所蔵資料では、以下の本に収録されています。
司馬遼太郎著『燃えよ剣 ; 奇妙さ』(新潮現代文学46)
新潮社, 1979.5
所蔵場所:2階開架一般 918.6/46/298

『週刊読書人』は、書評専門の週刊新聞です。日々出版される数多くの本の中から、各分野のプロの読み手が選りすぐった本の書評が掲載されています。
書評キャンパス」は、大学生が投稿した書評が掲載される人気コーナーです。大学生なら誰でも投稿できるのですが、投稿された書評は週刊読書人の編集者の丁寧かつ厳しいご指導をクリアしなければ、紙面には掲載されません。とはいえ、プロの編集者に文章をみていただける貴重な機会です。挑戦してみたい方は図書館2階ヘルプデスクにご相談ください。


[藤棚ONLINE] 文学部・川口先生推薦本 『Re:ゼロから始める異世界生活』

図書館報『藤棚ONLINE』
川口茂雄 先生(文学部) 推薦

書名:Re:ゼロから始める異世界生活
著者:長月達平
出版社:KADOKAWA
出版年:2014年~

 情報とモノがあふれているウェブ以後時代、スマホ時代。どの商品を買えばいいのか、その商品にどういった価値があるのか、なかなかわからない、と感じる人が少なくない。口コミ、ユーザーレビューに頼るか? いやいや、ユーザーレビューなんて誰が書いているかもわかったものではない。では、なにか賞を受賞したモノなら良いモノだろうと判断するか?
 日本()の小説、特に芸術的に高い価値がある小説はどれだろうか。小説の価値の基準などというものは、他の芸術ジャンルでも同様だが、やはり単純に明確ではない。
 芥川賞を受賞している小説なら特に読む値打ちがありそう、だろうか。しかし、お笑い芸人のような人やテレビコメンテーターのような人が唐突に書いたものが候補作に選ばれたり、さらには受賞したりする様子を見て、この賞の価値を疑問視する見方が強まっていると言う人もいる。他方で、紙の本が売れなくなってきているスマホ時代にはそうした話題性も大事なのだ、大目に見てあげようではないか、という(大人の?)意見もあるかもしれない。たしかに。
 しかし、そうした最近の状況を度外視しても、考えてみればずっと何十年も前から、賞をめぐっては色々あったのだ。1935年の第一回芥川賞で太宰治が受賞しなかったこと、およびそれをめぐる経緯は、よく知られたものである。当時選考委員にはあの川端康成もいた。それから1979年・80年には村上春樹が候補に挙げられ、一定の評価を受けはしたが、結局二度とも受賞を逃している。事後的に今日の観点からすればなのであまり偉そうに言ってはいけないが、ともかくも、よりによって太宰と村上春樹という相当な水準の書き手の作品価値を見定められなかったというこれらエピソードは、賞の存在意義を高めるエピソードだったとは一般にみなされていないように思われる。(他方で芸術においては、あるいは芸術に限らず、何かを受賞しなかったことをむしろ名誉とするという反骨精神的な観点も時に見出される。若くして認められ賞なりを受ける者は一つ上の世代の価値観に迎合した側面があり、したがってそうした者は真に独創的ではなく、少し時を経たのち成熟期を迎えることなく早くに創造性の枯渇にいたらざるをえない……とするような。) このようなわけなので、やはり、そもそも個々の賞にどのくらいの意義があるかどうかについても、読者・消費者は結局そのつど自分で手間をかけて、みずから読み、自分なりの考えや判断を時間をかけて練ってゆくしかないものなのだろう。
 《ライトノベル》というジャンル呼称が定着して十数年が経つ。しかしその呼称が差す範囲ははっきりしていない。SF、ファンタジー、恋愛、職業、等々が内容だと漠然と言われたりする。だが、だとすれば、過去の既存“小説”もそれらを内容としていたと言えてしまわないか。そして、《ライトノベル》が“芥川賞の対象になりうる種類の小説”とは本質的に異なるのかどうか、まだ本格的に問われたことはないように見える。《ライトノベル》は“小説”というエクリチュールのジャンルよりも格下にすぎないのか。いや、あるいはむしろ逆に、今では《ライトノベル》の側がもはや“小説”など相手にしていないのであるのかどうか。またたとえば、カズオ・イシグロの最近の仕事は《ライトノベル》的ではないのかどうか? バルザックの『あら皮』は? トーマス・マンの『トニオ・クレーガー』は? ピンチョンの『競売ナンバー49の叫び』は? ガルシア=マルケスの『コレラの時代の愛』は?
 『Re:ゼロから始める異世界生活』は、《ライトノベル》であるという。芥川賞の候補にならなかったし、各大学の図書館にも普通は所蔵していない(そのことで各図書館に学生の皆さんは性急に苦情を言うにはおよばない、ご存じのように、歴代の芥川賞選考委員たちでさえいつも価値判断には苦労させられてきたのであるから)。だから読む価値はない、だろうか。それは―――そう、読者が自分で読んで判断すればいい。
 ただしこの作品を判断するのは、第6巻まで読み進めてからにすることを強く推奨いたしたい。第6巻(アニメ版を見るなら第18話)こそがこの作品の核心の部分であり、最も偉大な部分であると考えられるからだ。―――そこまで読み終えた読者は、改めてこう問いたくなるかもしれない。この途方もない作品は、ラノベなのか、小説なのか、いったい何なのか、と。でももはやそのようなジャンル分け・レッテル貼り自体がもしかすると、もう一度、ここでやり直されるべきなのかもしれない。新しく。すべてを、もう一度。何度でも。そう、ゼロから。