『週刊読書人』に、文学部・金澤舞奈さんの書評が掲載されました!

文学部歴史文化学科3年生、金澤舞奈さん(KONAN ライブラリーサーティフィケイト2級保持者)の書評が、2018年11月23日発行の『週刊読書人』(第3266号)に掲載されました!
金澤さんが評されたのは、J.K.ユイスマンスの『さかしま』です。週刊読書人ウェブでも、金澤さんの書評を読むことができます。
https://dokushojin.com/article.html?i=461

甲南大学図書館には、金澤さんがご紹介された河出書房の文庫版はありませんが、「さかしま」は所蔵しています。
 ユイスマン著;渋沢龍彦訳 
 『さかしま』 (世界異端の文学4)
  図書館3階書庫一般 953.7//96
読みたくなった方は、図書館2階カウンターで利用を申し込んでください。

『週刊読書人』は、書評専門の週刊新聞です。
日々出版される数多くの本の中から、各分野のプロの読み手が選りすぐった本の書評が掲載されています。
この『週刊読書人』には、全国の大学生が推薦する本の書評を書く「書評キャンパス」というコーナーがあります。大学生が投稿した書評を週刊読書人の編集者が丁寧にかつ厳しく校正した上で掲載されるコーナーです。文章力を身に着けたい大学生にとても人気があるのですが、週刊紙であるために、紙面には毎週1名しか掲載されません。
金澤さんは、KONAN ライブラリーサーティフィケイトで磨いた実力を発揮し、見事、紙面掲載を獲得されました!

『週刊読書人』の「書評キャンパス」に自分も応募してみたい、という方は、図書館2階ヘルプデスクにご相談ください。
また、『週刊読書人』には、全国の学生が薦める本、多様な分野の専門家が薦める本が多数紹介されています。これから読む本を探している方も、是非ご参照ください。
週刊読書人 https://dokushojin.com/


2018全国高校・大学ビブリオバトル大会を開催しました!

 2018年11月17日(土)、全国高校ビブリオバトル兵庫県大会および全国大学ビブリオバトル関西Bブロック地区決戦を、iCommonsで開催しました。
 高校生は21名の発表者による予選会から実施して兵庫県大会のチャンプを決定し、大学生は甲南大学および近隣大学での予選会を勝ち抜いた発表者5名による地区決選でした。
 どの発表者もかなり準備をされてきたのだなあと思わせるプレゼンで、発表者・観戦者、全員楽しめる大会だったと思います。
 高校生の皆さんには大学生大会の発表も観戦してもらい、終了後の表彰&交流会に全員で移動し、全員で食事を楽しんでいただきつつ表彰式。高校生の優勝者・準優勝者、大学生の優勝者の皆さんで写真撮影も行いました。
 高校生やその保護者、高校の先生など、希望者の皆さんには図書館見学ツアーも実施しました。
 参加された皆様、ありがとうございました!


トライやるウィーク活動中!


 11/12(月)~11/16(金)までの5日間、神戸市立本山南中学校2年生2名がトライやるウィークとして図書館業務を体験しています。
 図書館カウンターでの貸出・返却業務、図書や雑誌の目録・受入や除籍等のバックヤード業務を体験しました。 今年は、図書館エントランスでの展示業務も行いました。

 本好きの中学生2名が、イキイキと活動している様子を見てスタッフも刺激を受けています。
 中学生が作成したブックカバーは図書館1Fカウンター前で提供を、レビューは図書館2F中山文庫コーナーと語学学習室に展示しています。

※図書館エントランスでは『蔵書票展~紙の宝石~』を開催中です。是非、ご覧下さい。


蔵書票展と蔵書票作成イベントについて


★蔵書票展 ~紙の宝石~
 図書館1階エントランスで開催しています。期間は、1220日までです。
 蔵書票とは何か、という解説とともに多種多様な蔵書票を展示しています!
 どうぞご覧ください!

<企画のご案内>
1220日に、“世界に一つだけの蔵書票を作ろう!”を開催します。※詳細はこちら
  内容:消しゴムハンコで蔵書票を作ります。
  対象:学部学生です
質問等は、図書館1階カウンターにお気軽にお尋ねください。
皆さんのご参加をお待ちしています!

 


理工学部 林 慶一先生へのインタビュー

理工学部 2年生 村上一寿さんが、理工学部の林 慶一先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

  • 本はよく読みますか。
     研究に関連してよく読みます。

  • どんな本を主に読みますか。
     自然災害、地形、地質、理科教育です。

  • 本のよい読み方は何だと思いますか。
     自分の知識の中に、新しく知ったことを組み込むつもりで読みます。

  • おすすめの本は何ですか。
     『シリーズ 日本の歴史災害 全6巻』です。
     実際に災害に巻き込まれた方々の生々しい体験が、テレビ等のインタビューとは
     比べ物にならないくらい具体的に描かれていて、自分が体験したに近いものが得
     られます。

  • 地学に関心を持ったきっかけは何ですか。
     高校時代の地学の授業で、今の自然界にはとっても長い歴史があり、
     それを研究する分野があることを知ったことです。

  • 逆に、人に何かを伝えるときに大事だと思うこと、意識していることは何ですか。
     自分がまず十分納得できるまで理解していること、そのうえで相手に合わせた
     表現で易しく話すことです。

  • 地学分野の研究・講義に加えて理科教育を専門とされていますが、理科教育において重要だと考えることは何ですか。
     理科の先生に不足しているのは、自然の事物・現象への興味・関心と、
     その結果身についてくる知識だと思います。この態度の上に教える情熱が
     出てくればたいていはうまくいくと思います。

  • インタビューの所感
     お忙しい中でも、インタビューに答えていただけて嬉しかったです。
     インタビューの答えから、普段の講義がとても分かりやすいことの理由が
     分かった気がします。

 <林 慶一先生おすすめの本>
 『シリーズ 日本の歴史災害 全6巻』 古今書院
 

 
 

 

 

 

(インタビュアー:理工学部 2年 村上一寿)


平川 新 『戦国日本と大航海時代』

  法学部 1年生 匿名さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

書名:戦国日本と大航海時代

著者:平川 新

出版社:中公新書

出版年:2018年

私が今回おすすめする理由は、戦国時代の武将たちが、当時ヨーロッパ諸国で盛んに行われていた新大陸発見と布教をどのようにして切り抜けていったかということが丁寧に書かれているからである。

今まで日本史か世界史どちらかの事しか書かれていない本ばかりであったが、本書は日本の戦国武将の視点から海外を見た内容が丁寧に書かれており、高校で日本史・世界史のどちらかだけしか学んでいない人に強く薦めたい。

特に私が興味を惹かれた部分は、伊達政宗が徳川家康の意向に反してキリスト教を広めようとしていたスペインと友好関係を築き、積極的に貿易をしようとしていたという解説である。なぜ、天下統一を成し遂げた強力な武士徳川家康に対して政宗はこのような大胆な政策を進めることができたのか、また、家康はどうしてここまでキリスト教を弾圧しようとしていたのかといったような鎖国に関するたくさんの疑問を丁寧に解説してあるので、今まで歴史を縄文時代から最後まで学んだけれどももう少し歴史を詳しく学びたいと思った人に特に薦めたい1冊である。

しかし、本書の最大の欠点は作者が日本史の専門家であるために、世界史の内容があまり盛り込まれていないというところである。本書の構成は、第1章でヨーロッパの大航海時代の大まかな解説があり、後の章でそれぞれの戦国武将の行った政策と対外関係について書かれているのだが、物語の中心がほとんど日本から見た視点で書かれているため世界史しか学んでいなかった人が読むとなると少し分かりにくい内容となってしまっている点が少し残念であった。

そのため、歴史の教科書を読みながら本書を読み進めていくと非常に理解しやすくなると思う。私は本を読むときには予備知識などいらないと思っていたのだが、今回の読書を終えて予備知識が必要な本があるということを知ることができた。
また、そうすることによって本の内容が頭に入ってきやすくなるということを実感することができたので、とても有意義な時間を過ごすことができた。