尾形真実哉 (経営学部) 『人材開発研究大全』

人材開発研究大全

<教員自著紹介>
本書は、多くの研究者が理論や実際のデータ分析に基づき、人材育成に関する知見を分かり易く解説した大作です。これまでも人材育成に関する著書はありますが、これほどのボリュームのある著書は初めてかもしれません。学生でも、アルバイトやクラブ活動において、人の育成にかかわることは多いはずです。しかし、人の育成は非常に難しい!そんな人材育成に悩んでいる人に解決のヒントや気づきを提供できるのが、本書です!

■『人材開発研究大全』
■中原淳編 東京大学出版会,2017年4月
  *尾形先生は、第2部 第9章「組織社会化研究の展望と日本型組織社会化」、
  第14章「新人研修」を執筆されました。
■請求記号 336.4//2484
■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属 経営学部 教授


コピー機の利用に関すること

後期試験が近づいてきました。学生の皆さんもノートやプリントのコピーに走り回るころでしょう。
さて、図書館内のコピー機は、著作権の問題があり、図書館の本や雑誌しかコピーしてはいけないことはご存じでしょうか?

ノートなどをコピーしていると声掛けして注意しています。
ではノートなどはどこでコピーできるのか、というと甲南大学生協が提供しているコピーサービスを利用する必要があります。

>>生協さんのコピーサービスのご案内ページはこちら<<

iCommonsができてコピー機の場所などサービスが変わりましたのでチェックしておきましょう!


文学部 佐藤泰弘先生へのインタビュー

文学部 2年生 金澤舞奈さんが、文学部の佐藤泰弘先生にインタビューを行いました。

今回は本の読み方と推薦する本を紹介していただきます。

1.どのような方法で本を探しますか
 本屋でとにかくすべての分野を見てまわり、本を選んでいます。また、新聞や学術雑誌の新刊紹介、書評も参考にしています。学生時代では、友人に面白い本を紹介してもらったりもしていました。

2.どういった時間帯に本を読みますか
 通勤電車やちょっとした空き時間に読んでいます。とはいえ、基本的には気が向いたときに読書をしています。

3.最近は電子書籍が増加してきましたが、先生はそれで読書をしますか
 電子書籍では読みません。紙の本で読みます。

4.おすすめの本は何ですか
 神林長平の『あなたの魂に安らぎあれ』です。私は滅多に再読しませんが、この本は何度も読み返しました。漫画であれば、田島列島『子供はわかってあげない』です。これは最近、読んで面白かった本です。萩尾望都の作品もおすすめです。

5.学生時代に読んで、影響を受けた本は何ですか
 サマセット・モームや光瀬龍『百億の昼と千億の夜』です。サマセット・モームの本は高校英語の教科書に掲載されていました。これらの本はその後の人生観や感性に影響を及ぼしたと思います。専門書であれば、保立道久『中世の愛と従属』に影響を受けました。

6.いま、私たちに月どのくらいの本を読んでほしいと思っていますか
 私からはとくに言うことはありません。読みたくなければ読まなくてもいいと思います。無理に読む必要はありません。とはいえ、講義を聞いている先生の著作くらいは読んで見てください。

7.インタビューを終えて
 約30分の短い時間ではありましたが、貴重な話を聞くことができました。お恥ずかしながら、私は先生方の著作を読もうと思ったことは非常に少ないです。小説を読もうということばかり考えていました。先生方の著作は大学図書館にあるので、これを機に読んでいこうと思います。お忙しい中、インタビューに答えてくださってありがとうございました。

 

<佐藤泰弘先生おすすめの本> 
神林長平著  『あなたの魂に安らぎあれ』 早川書房,1986年
  

  
  

(インタビュアー:文学部 2年 金澤舞奈)


理工学部 平井崇晴先生へのインタビュー

理工学部 1年生 村上一寿さんが、理工学部の平井崇晴先生にインタビューを行いました。

  • おすすめの本は何ですか

 たくさんあるので一番は決められないですが、数学的なもので言えば「今、なぜ和算なのか」「数学はいつも苦手だった」などです。数学関係でなく一般的なもので言えば「いろはにほへと」というお坊さんの説法集です。分かりやすいけど深いことが書いてあり、数学的に読んでみても面白いです。(笑)
真とは何かを突き詰めていることが数学であるとするなら、やっぱり共通するところがあると思います。そんなことを考えずに読んでも面白いですが… 
 結局は、何でも先生だと思わなきゃいけないです。本からでも学べるし、人からでも学べるし、先生でも生徒からでも学べると思います。その究極は物からでも学べるということです。その最たる例が、横綱双葉山という連勝記録を持った力士が負けた時に言った言葉が「未だ木鶏たりえず」というのであり、木鶏のように不動の気持ちでいられなかったという意味です。つまりは、森羅万象何からでも学ぼうとする気持ちが大事です。そうすると、本を読むときに、数学にでも、今考えていることにでも関係づけることができます。だから別に「おすすめの本」とか言わなくても、なんでもいいと思います。(笑)

  • 授業などで人に何かを伝えるときに大事だと思うこと

 あんまりいろいろ考えてないよ(笑)唯一考えていることとすれば、自分が面白いと思っているかです。普通の畏まった人からするとふざけていると思われるかもしれないですが、それでも自分が面白いと思うことは曲げずに、問題があったら後であやまります。それに派生して、結果として気を付けていることは、相手も面白いと思っているかどうかです。自分が面白いと思っていても相手が面白いと思っていなければ、こちらも面白くないので。だから、「分かった」よりも「ウケがとれたか」です(笑)

  • あとがき

 とてもおもしろいインタビューをさせてもらえました。「なんでもいい」という奇抜な答えに驚きましたが、確かに周りのもの全てから学ぶことが大事だと思いました。

 <平井崇晴先生おすすめの本>
田村三郎著  『今、なぜ和算なのか』 現代数学社,2015年
 

 
 

 

 

 

(インタビュアー:理工学部 1年 村上一寿)


理工学部 中島裕夫先生へのインタビュー

理工学部 1年生 村上一寿さんが、理工学部の中島裕夫先生にインタビューを行いました。

  • どのような本を読みますか

 主に科学と思考に関係した本ですが、いつも疑問に思っていることや意外に感じたことについて書かれている本を見つけた時には、生物学にかかわらずどの分野の本でも読みす。
 最近は時間がなく読む機会がなく残念ですが、小説では医学、科学に関した本が多いです。つじつまが合っているものであれば、SFやファンタジーもありです。
 大学生の時は、ロビン・クック、マイケル・クライトン、渡辺淳一など、子供の時はコナン・ドイルの本を殆ど読みました。

  • お勧めの本は何ですか

 思考の整理学 外山滋比古著 筑摩書房 1986年
 脳のなかの幽霊 V.S.ラマチャンドラン, サンドラ・ブレイクスリー著 角川文庫 1999年
 徳川将軍家十五代のカルテ 篠田達明著  新潮社 2005年
 命を守る生体の機構と科学 伊勢川裕二著 武庫川女子大学出版部 2015年
 放射線必須データ32:被ばく影響の根拠 田中司郎著  創元社 2016年
 美女の骨格 名画に隠された秘密 宮永美知代著 青春出版社 2009年

  • 授業などで人に何かを伝えるときに大事だと思うことは何ですか

 できるだけシンプルに表現するように努めて、どのように受け取られるか、この表現で伝えたい事とは違う意味に伝わらないか(別の意味にも取られないか)を考えます。また、いくつかの表現を使って説明するように努めています。 

  • あとがき

 もともと医学生物学に興味があったためロビン・クックや渡辺淳一、お薦めの本(上の6つ)の概略を聞かせてもらう時、とても興味が湧きました。「思考の整理学」は学問を修める上で重要だと強く薦められ自分もそう思うので、また読んでみようと思いました。

 <中島裕夫先生おすすめの本>
外山滋比古著  『思考の整理学』 筑摩書房,1986年
V.S.ラマチャンドラン, サンドラ・ブレイクスリー著  『脳のなかの幽霊』 角川文庫,1999年
篠田達明著  『徳川将軍家十五代のカルテ』 新潮社,2005年
伊勢川裕二著  『命を守る生体の機構と科学』 武庫川女子大学出版部,2015年
田中司郎著  『放射線必須データ32:被ばく影響の根拠』 創元社,2016年
宮永美知代著  『美女の骨格 名画に隠された秘密』 青春出版社,2009年

 

 

 

(インタビュアー:理工学部 1年 村上一寿)


古川治 (教職教育センター) 『深い学びのために : アクティブ・ラーニングの目指すもの 』

深い学びのために

<教員自著紹介>
2020年から学校で実施される新しい教育課程では、高等教育の影響を受けてアクティブ・ラーニングという、生徒が「主体的で対話的で深い学び」が可能になる学習方法が求められている。しかし、学校の学習活動では「アクティブ」はあるが「深いラーニング」がないという現象も生起している。
『教育フォーラム』60号の本書の巻頭論文は、アクティブ・ラーニングを授業に取り入れながら、学習結果として「「深いラーニング」をいかに実現するかについて、理論的、実践的に指針を指し示すものである。

■『深い学びのために : アクティブ・ラーニングの目指すもの
■梶田叡一責任編集 金子書房,2017年8月
  古川先生は、「アクティブ・ラーニングにおける<深い学び>とは」 を執筆されました。
■請求記号 370.5/60/2001
■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属 教職教育センター 特任教授