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全学共通教育センター 高砂 孝緒先生へのインタビュー

マネジメント創造学部3生 船越 章さんが、全学共通教育センター 高砂 孝緒先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

1 本を読むことは好きですか。
→本を読む目的や時間、場所(通勤の電車時間/一人でいる時間など)

本を読むことは好きです。最近は読む時間をあまり取れていませんが、通勤の電車時間や、たまに家でも本を読みます。基本的に新書を読むことが多いです。

 

2 書店や図書館はよく利用されますか。

書店や図書館に行くことは以前より減少しましたが、書店に行った際は、新書のコーナーを3周ほど見て回ります。書店は、実際に足を運んで自分の目で見ることで、新しい本に出会うことができるという面白さがあると思います。

 

3 好きな本やお気に入りの本があれば教えてください。
→学生時代読んでいた本/学生におすすめしたい本/最近読んだ本など

ちゃんと本に触れるようになったのは高校生の時でした。恩田陸さんの『夜のピクニック』、森絵都さんの『カラフル』、星新一さんの超短編小説『ショートショート』など、ジャンルを問わず、友人に薦められた本を読んでいました。また中学2,3年生の時、親戚に薦められた本が村上春樹さんの『海辺のカフカ』です。概念的というか何というか、当時中学生だった私にはあまり理解できませんでした。そのため、十年後の25歳の時、もう一度読んでみましたが、やはり分かりませんでした。次はさらに十年経った35歳の時に三回目の挑戦をするつもりです。

おすすめの本はありません!本は自分で見つけるものです。自分で発掘した方が楽しいですから。

 

4 研究内容に関する本でおすすめの本・よく参考にする本はありますか。

私の研究分野は「組織の経済学」で、基本的には論文や学術書を読むことが多いです。経済学について理解したいという方にはひたすら読むエコノミクス(伊藤秀史、2012)がおすすめです。分かりやすく、誰でも読める内容にまとめられています。

 

5 読書や本の魅力を教えてください。また、本を読むことは大切だと思いますか。

私は読書をすることは大切だと考えていて、本の世界観に没頭する、誰にも邪魔をされない時間は魅力的だと思います。文字を読み取り、情景を頭でイメージしながら読み進めるというプロセスは、読者という客観的立場でありながら、物語の世界にいるような気持ちになれますし、一人の時間を楽しめます。

 

【感想】
最近は読書をあまりしていないと話されていましたが、インタビューでは先生の本に対する考え方や思いなどが伝わりました。特に、「おすすめの本はなく、自分で見つけた方が楽しい」というお話が印象に残っています。人それぞれ好みや感想は異なるため、人が考えるおすすめの本ではなく、自分にとって面白いと感じた本こそが自身のお気に入りの本であるということは、とても納得し共感しました。
毎年、新刊として出版される書籍数は約7万冊(総務省統計局「書籍新刊点数と平均価格」より)あるそうですが、そんな中から自分の好きな1冊を見つけられることはとても素敵なことで、楽しいことだと感じました。

 

(インタビュアー: マネジメント創造学部3生 船越 章さん

【終了しました】KONANライブラリ サーティフィケイト学生企画『MISSION*サンタからプレゼントをGETせよ』

『準備は大変でしたが、難易度高めの問題で皆様に挑戦状を叩きつける気分だったので少し心が踊っていました。問題や景品の栞のデザイン等自分があまり得意でないことや、人生初となるクロスワード作成など、新鮮な体験ができたと思います。規模の小さい学部だったため参加人数は多くありませんでしたが、参加してくださった皆様に心より御礼申し上げたいです。』

ポートアイランドキャンパスのみなさま、サンタさんからのMISSIONは届きましたか?

MISSION*サンタからプレゼントをGETせよ

 12月といえば…そう、クリスマス。表では素知らぬ顔をしながらも内心プレゼントを期待している方がいるのではないでしょうか。
 そんなあなたにサンタさんからの依頼です。達成した暁にはサンタさんから御礼のプレゼントが貰えるかもしれません。図書室にて、クリスマスツリーとともにあなたの挑戦をお待ちしております。

ポートアイランドキャンパス図書室に、クリスマスツリーがあらわれた!


ポートアイランドキャンパスの図書室にいくつかの、サンタさんからのMISSIONであるクロスワードパズルが隠されています。

MISSIONが隠されているのがわかりますか?
サンタさんやトナカイさんが目印です!


期間中に謎解きができたら、サンタさんからプレゼントがもらえます。
難易度高めなので、気合を入れてチャレンジしてください☆
参加方法は、ポートアイランドキャンパス図書室でご案内しています。

期間 :2024年 11月27日(水)~ 12月19日(木)
場所:ポートアイランドキャンパス図書室

企画者:フロンティアサイエンス学部学生
後援:甲南大学図書館

経済学部 石川 路子先生へのインタビュー

経済学部2生 海野 朱音さんが、経済学部 石川 路子先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

 

・本はどれぐらいの頻度で読まれますか?

毎日仕事を含め、何らかの形で本は読んでいます(会議等で時間が取れない場合は難しいですが)。昔は、通勤時間が長かったので、電車の中でよく読んでいました。最近は、講義前や昼食時間など落ち着きたい時に読んでいます。

 

・本を選ぶときに意識していることはありますか?

仕事の場合は、自分の視野を広げてもらえるものを選ぶことでしょうか。例えば、「貧困」に関係する本を探そうと思ったときに、普通は自分が学んでいる分野のコーナー(経済学部なら経済関連のコーナー)から探しますよね。ですが、「貧困」は年齢、経済学ではなく社会学など様々な視点から見ることができます。このように、「貧困」という最短ワードから自分が知らなかった視点を得られる本を選ぶよう意識しています。

娯楽の場合は、好きな作家さんの小説を中心に選ぶことが多いですが、周りの人からおすすめされた本を買うこともあります。自分の中の本の知識は限られているので、視野を広げるという点でも周りの人からの情報は大切にしています。

 

・学生におすすめしたい本はありますか?

個人的に好きな作家さんが伊坂幸太郎さんです。
「伏線回収」が絶妙なので、学生さんにもぜひお勧めしたいです。一番衝撃を受けた本は『ラッシュライフ』という長編小説ですが、初めて伊坂幸太郎の本を読む人には『死神の精度』という短編小説をおすすめします。短編小説だと思って読んでいると、最後にどんでん返しがあり、何度も読み返したくなる本です。私が初めてこの本を読んだときは、自分の想像力がどんどん掻き立てられ、自分に合う本に出会えたと感じました。

 

・学生に向けて一言!

自分の想像力を身につけるのに、本は最も適したツールだと思っています。文章を読み解くことが苦手という人も多いですが、本はアニメや映画と違い、自分でキャラクターや風景を想像します。この「想像」という本好きのキーワードを大切にしながら、自分の視野を広げるためにも、ぜひいろいろな本にチャレンジしてほしいと思います。

 

 

(感想)

私の本選びに対する意識が変わるインタビューでした。特に、石川先生が「自分の視野を広げてもらえる」ものを選んでいるとおっしゃった時、私にはない考えで驚くと同時に、改めて考えると確かにそうだとすんなり受け入れられました。そして、今後用途を問わず本を選ぶときには、この考えや視点を意識してみたいと感じました。

 

(インタビュアー: 経済学部2生 海野 朱音さん

経済学部 宮本 舞先生へのインタビュー

経済学部2生 海野 朱音さんが、経済学部 宮本 舞先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

・読書はどれぐらいの頻度で読まれますか?

仕事や研究の調べ物を入れたら毎日本は読んでいますが、趣味の読書は子供が生まれてからのここ1年ほぼできていません。(絵本は毎日読んでいますが・・・)


・どのジャンルの本をよく読まれますか?

仕事や研究では経済や環境問題に関する本、趣味の読書ではミステリーが好きです。ミステリーは元々好きで、子供の頃は、はやみねかおるの「名探偵夢水清志郎」をよく読んでいました。


・読書をするのにおすすめの場所はありますか?

大学生の頃は行き帰りの電車の中でよく読書していました。(たまに降りる駅を通過してしまって焦ることも・・・)電車の中以外だと家やショッピングモールといった少し騒々しい場所で読んでいました。図書館のような静かすぎる場所は落ち着かないので、コーヒーをお供にいわゆる日常の中に溶け込んで読むことが好きです。


・学生におすすめしたい本はありますか?

森博嗣の四季シリーズが好きです。森先生の作品は四季シリーズ以外にも大学が舞台になっているものが多く、共感できる部分も多いかと思います。また、昔に比べてAIが日常に浸透してきたからこそ、自分で考えることがより大切になってきています。森先生が書かれる本は研究に関連する内容が多くでてくるので、作品を読むことで普段と違う思考を促されることが期待できます。
私は一冊、シリーズものだと一作目を読んで面白いと感じる本があれば、著者買いをしてしまいます。好きな作家を見つけて、その作家の本を次々と読んでいくと、「好き」がどんどん広がっていく感じがしてワクワクするのでおすすめです。


・学生に向けて一言!

自身も大学生のときに周りの大人から「働くと時間がなくなる」と言われて、「ほんと?多少はあるでしょ!」と思っていましたが、働くと本当に自由に使える時間が少なくなります。
ぜひ、自由な時間が比較的多い学生の間に皆さんの「好き」を広げてください。


(感想)

今回初めてのインタビューで少し緊張していたのですが、宮本先生がフレンドリーに話しかけてくださったので緊張もほぐれ、時間があっという間に感じました。インタビューの中では「自分で考えることが大切になってくる」という言葉は特に印象に残っていて、AIではなく人間だからこそできることが今後重要になっていくことを改めて感じました。


(インタビュアー: 経済学部2生 海野 朱音さん

湊かなえ著 『白ゆき姫殺人事件』

 

 

文学部 2年生 Tさんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 : 白ゆき姫殺人事件
著者 : 湊かなえ著
出版社:集英社
出版年:2014年

私が紹介する本は、湊かなえさんの『白ゆき姫殺人事件』というミステリー小説です。化粧品会社で働く美人社員、三木典子が黒こげの遺体で発見された次の日から物語が始まります。

赤星という記者が、容疑者として浮上した三木典子の同僚、城野美姫という女性の周辺人物に取材を始めます。その周辺人物の証言によって話が進んでいきます。その証言は不確かで、城野美姫が犯人と決まったわけではないのに話を盛ったり、噂話を広げて話したりと、城野美姫という一人の女性の人物像を勝手に作り上げる自覚のない悪意で溢れています。ネット上でも、匿名により他人が好き勝手に話し、様々な憶測が飛び交い、人の自覚のない悪意がどれほど怖いのかを感じることができます。

また、この小説の面白いところは、最後まで犯人の予想ができないところです。周辺人物による証言の中の噂話に、読んでいて振り回されているなと感じました。城野美姫が犯人で違いないと思う時もあれば、殺人などしなさそうだと感じる旧友の証言もあり、犯人は城野美姫なのか、他の人なのか、最後まで予想できないところが面白かったです。

『白ゆき姫殺人事件』という作品は、事件自体に焦点が当てられるというよりかは、この事件を取り巻く様々な噂話、人々の憶測、自覚のない悪意に焦点が当てられています。自覚のない悪意は、現実のネット社会にもはびこっていると言っても過言ではなく、噂話が大きくなって、歯止めが利かなくなっていく怖さには非常にリアリティーがあり、人間の怖さが感じられる作品です。

 

伏瀬著 『転生したらスライムだった件15』

 

 

知能情報学部 4年生 Nさんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 :転生したらスライムだった件15
著者 : 伏瀬著
出版社:GCノベルズ
出版年:2019年

「転生したらスライムだった件15」はジャンルとしては、ファンタジー、異世界転生ものに分類されるライトノベルです。この巻の魅力としては圧倒的なまでの戦闘描写とこの作品にはなくてはならない「名付け」の重要性の再認識、様々な伏線の回収にあります。

この作品には、自身のエネルギーを引き換えに魔物や物に名前を付けることで名を与えられた者と与えた者との間につながりができ、与えられた者は飛躍的に成長、または進化し、強大な力を得ることができるという設定があります。また、相互に名前を付けあうことによって対等な関係を築くこともできるという設定もあります。これらの設定がこの巻では大きく活躍しています。

この設定は第一巻目から存在しているものですが普通に読んでいるだけでは仲間を成長、進化させるために必要なプロセス、戦闘能力インフレを加速させるためのシステムとでしか認識できないがこの巻を読むことで、「名付け」の真の意味が分かってきます。この巻で主に主人公が行ったことは3つあります。1つ目が配下の悪魔の召喚、2つ目が盟友である竜種ヴェルドラを取り込む、3つ目がスキルへの名付けの以上3つのことを行いました。主人公リムルがこれらの行動を行いによって、自分を含め、周囲に与えた影響、読者に与えた影響は非常大きいと考えられます。これらの行動は、それぞれ共通点として「名付け」に影響された行動であると考えられます。逆に今までの作品の中での「名付け」を漠然と読んでいただけではそこまでの驚きはないかもしれません。しかし、再度読み直すことでなぜ、「名付け」というシステムを成長、進化のためのプロセスに組み込んだのかが分かる巻となっています。

これらのことを総じて「転生したらスライムだった件」第15巻は、今までの作品の中で重要だったことを再認識させてくれる作品だと考えられます。ぜひ読んでみてください。