1-2. 語学学習室」カテゴリーアーカイブ

『THE JOLLY POSTMAN or Other People's Letters』Janet and Allan Ahlberg

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 830/A/1
Title: THE JOLLY POSTMAN or Other People’s Letters
Author: Janet and Allan

むかしむかしあるところに、自転車に乗ったゆかいな郵便屋さんがいました。
ある日のこと、丘を越えて三匹のくまに手紙を届けに行き・・・。
三匹のくま、ジャックと豆の木、赤ずきんちゃん、シンデレラなど、おとぎ話に登場する人物に手紙を配達します。
さて手紙の中身は?
絵本のページが封筒になっていて、その中に手紙やカード、更に小さな絵本まで入っています。
絵も可愛くて、子供心に戻って楽しめますよ。

『The Quiltmaker's Gift』Jeff Brumbeau

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 830/B/2
Title: The Quiltmaker’s Gift
Author: Jeff Brumbeau

貪欲で、どんなに贈り物をもらっても満足できない王様がいました。
素晴らしいキルトを作るおばあさんの存在を知り、彼女のキルトを手に入れようとしますが、断られてしまいます。強硬手段に出る王様ですが・・・彼女が王様に言った言葉とは・・・
そして、彼女からの本当の贈り物とは何だったのでしょう?
本当に充実した幸せな人生は、他人任せや簡単に手に入るものでは得られないというメッセージを感じました。
シンプルながら、読み終わった後に深い余韻を残す作品だと思います。
繊細で美しい挿絵も魅力です。

『The Tiny Seed』 Eric Carle

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 830/C/0
Title: The Tiny Seed
Author: Eric Carle

秋、強い風が吹きました。小さな花の種たちは風に運ばれ飛んでいきました。
彼らの行く手には数々の困難が待ち構えています。
一体どこへ向かっていくのでしょう...
そして春には見事に花を咲かせることができるのでしょうか...
エリック・カールさんの本は子供の頃、絵本で読まれた方も多いと思います。
英語が苦手な方も読み親しんだ本から始めると、どんどん読み進んでいけるのではないでしょうか。

『Twelfth Night』William Shakespeare

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 837/U/1
Title: Twelfth Night (十二夜)
Author: William Shakespeare
Series: Usborne young reading

シェイクスピアといえば四大悲劇『オセロ』『ハムレット』『マクベス』『リア王』が有名ですが、喜劇もたくさん書いています。この『十二夜』もそのひとつ。
船が難破し海岸に打ち上げられたヴァイオラは、身を守るために男装し“シザーリオ”としてオーシーノ公爵に仕えます。
伯爵の娘オリヴィアに何度求婚しても断られ続けているオーシーノは、シザーリオに、オリヴィアに自分の気持ちを伝えてくるよう命じますが、密かに彼に恋するヴァイオラはその命令に苦しむのでした。
勤めを果たし毎日のように通う“シザーリオ”に、今度はオリヴィアが恋してしまい・・・。

『Around the world in eighty days』Jules Verne

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/U/2
Title: Around the world in eighty days (80日間世界一周)
Author: Jules Verne
Series: Usborne young reading

「80日間で世界一周は可能か?」
今から100年以上前のLondon。大豪富Phileas Foggは、仲間と懸けをして旅に出発します。London, Suez, Bombay, Allahabad, Calcutta, Singapore, Hong Kong, Shanghai, Yokohama, San Francisco, New York, Liverpool, 訪れる土地で、必ず事件に遭遇。
旅の仲間も加わり波瀾万丈に物語は展開します。
はたしてFoggは、タイムリミットまでにLondonに辿りつけるのか??
著者Jules VerneのLevel 1 では他に、『20,000 leagues under the sea』 (837/P/1, Penguin readers) があります。

『Go the F**k to Sleep』Adam Mansbach

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 837/O/0
Title: Go the F**k to Sleep
Author: Adam Mansbach

つい声に出して読みたくなるような詩的でリズムのいい文章なのですがね。人前で音読はお勧めしません。
もひとつ。これは子供向けの絵本のような体裁ですが、オトナの愚痴です。読み聞かせには使えません。
そもそもは、なかなか寝ついてくれない2歳の我が子に疲れ果てぶちギレて、「Go the F**k to Sleepって本を出してやる!」と、フェースブックに書きこんだところ、これが友人たちにバカ受けして、本当に出版することになったものだそう。
で、できたのがF**KだのS**Tだの4-letter word連発のこの作品。
人から人へと伝わって、発売予定5カ月前にはもう、AMAZON.COMのベストセラーリスト1位になってしまい、発売が4カ月繰り上がったとか、世界30カ国以上で翻訳されるとか、サミュエル・ジャクソンの朗読でオーディオブックが出たとか(YouTubeにアップされてます)、映画化が決定したとか…わずか400語余の絵本に、世間はチョー盛り上がったのです。
人間、たまには建前でなく本音を吐露してみると、思わぬ効果が出るもんです。