月別アーカイブ: 2010年10月

『Mother Teresa : Come be my light』 Brian Kolodiejchuk

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/KO/6
Title: Mother Teresa : come be my light : the private writings of the “Saint of Calcutta”
Author: edited and with commentary by Brian Kolodiejchuk

貧しき人、
病める人、
死にゆく人、
孤独な人・・・
世界中の困難な状態にある人たちに一生を捧げつくしたマザー・テレサ。
彼女の功績は明らかだが、一方、彼女自身の精神的な高みや葛藤についてはあまり知られていない。本書では、これまでほとんど公開されていなかった、彼女が精神的な支えとしていた人たちに充てた手紙を通して、彼女の内面に光を当てる。

『Coco Chanel & Igor Stravinsky』 Chris Greenhalgh

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/G/6
Title: Coco Chanel & Igor Stravinsky
Author: Chris Greenhalgh

2009年のフランス映画の原作です。
シャネルのメゾンとカール・ラガーフェルドからの全面協力が話題になりました。
1913年のパリ。
ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーは、自作「春の祭典」の初演を迎えていた。
その舞台を客席から見つめていたのは、若きデザイナー、ココ・シャネル。
シャネルは彼の音楽のなかにミュージカルの革新を感じ取っていた。
自分のデザインの中にあるものと同じものだ・・・
7年後、デザイナーとして名声を得ていた彼女はストラヴィンスキーと彼の家族を別荘に招くことになる。激しい恋に落ちる2人。
その恋は2人の創造性、芸術性をますます高みに押し上げていく。

『Paths of Glory』 Jeffrey Archer

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/A/6
Title: Paths of Glory
Author: Jeffrey Archer

1924年にエベレスト登頂を目指し、山中で行方不明になったジョージ・マロリーを描いた作品。
著者は『百万ドルをとり返せ!』を書いた人気作家ジェフリー・アーチャーです。
ジョージ・マロリーといえば、「なぜ登るのか」と問われ、「そこに山があるからだ(Because it is there.)」と答えたという逸話で有名です。
彼の遺体はエベレストの頂上付近で1999年に発見されたものの、世界初のエベレスト登頂に成功したか否かは今もわからないのだとか・・・

『Coco Chanel : a biography』 Axel Madsen

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/MA/6
Title: Coco Chanel : a biography
Author: Axel Madsen

一文無しの孤児から億万長者のデザイナーへとのしあがったココ・シャネル(1883-1971)の伝記。
様々な男性との噂、
コルセットから解放・・・
ココ・シャネルは、本当は何を考えていたのだろう?
掲載されている写真の中の彼女は、今でも見事におしゃれで美しい。

『Poirot Investigates』 Agatha Christie

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/C/6
Title: Poirot Investigates
Author: Agatha Christie

アガサ・クリスティ作、「灰色の脳細胞」の紳士エルキュール・ポワロが活躍する推理小説です。
ベルギー出身で、ときおりフランス語を織り交ぜながら自信たっぷりに話すポワロとヘイスティングス大尉のコンビはおなじみですね。
「西洋の星の盗難事件」、「マースドン荘の惨劇」、「安いマンションの事件」など11篇の短編作品を収録しています。
英語で推理してみましょう!

『The housekeeper and the professor』Yoko Ogawa

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/O/6
Title: The housekeeper and the professor (博士の愛した数式)
Author: Yoko Ogawa

小川洋子の「博士の愛した数式」の英訳版です。
海外でも高く評価されている日本文学作品の一つです。
家政婦をしている私は、交通事故により、80分しか記憶を保てない数学者の家へ派遣される。
夜の間に博士は私のことを忘れてしまうので、毎朝が初対面。
博士は自分のことを覚えておくために、博士は体中にメモを張っている。
背広に留められた一番大切なメモに書かれているのは、
「僕の記憶は80分しか持たない。」
“My memory lasts only eighty minutes.”
私の10歳の息子が一人で留守番をしていることを知った博士は、私に息子を一緒に連れてくるようにいい、「ルート」というあだ名をつける。
天才数学者と、家政婦と、10歳のルート。
優しい気遣いで支えあう3人の物語です。
この作品の中では、数字の世界に没頭している博士とコミュニケーションをとるツールとして、効果的に数学が使われているので、数学の英語表現を知ることもできます。