語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル3】 837/P/3
Title: The darling buds of May
Author: H.E. Bates
Series: Penguin readers ; level 3
イギリスの人気テレビドラマのノベライズ。
タイトルの”The darling buds of May”とは、直訳すると“5月の美しい蕾”ですが、このフレーズは英国人なら誰でも知っているシェイクスピアの恋の詩(sonnet18)から採られています。
では、美しい恋のお話なのでしょうか・・・?
田舎で農場を経営しているLarkin一家。
17歳のマリエッティを筆頭に子ども6人の大家族で“おおざっぱ”に暮らしていた。
ある日、税務署から税理士のセドリックが、税の申告をさせるためにLarkin家を訪れる。
税金になんかにはまったく興味のないLarkinパパ。
むしろ気になるのは堅物のセドリックが、美人のマリエッティ(キャサリン=ゼタ=ジョーンズ)に一目ぼれしたこと。
マリエッティのほうもまんざらではない様子だが、カチカチ頭のセドリックをLarkin家に迎えるには一計が必要??
そしてセドリックはLarkinパパに税金を払わせることができるのか?
月別アーカイブ: 2011年8月
『Five children and it』Edith Nesbit
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 837/O/2
Title: Five children and it (砂の妖精)
Author: Edith Nesbit
Series: Oxford Bookworms Library ; Stage2
砂利場で遊んでいた5人の兄弟姉妹は、ある日、「それ(it)」に出会う。
それ(it)は、サミアドという名前の「砂の妖精」で、1日に1度だけどんな願い事でもかなえてくれるという。
(ただし、日が沈むと魔法は解けてしまう。)
子どもたちの願い事は・・・?
「美しくなりたい!」「お金持ちになりたい!」・・・etc.
さて、うまくいくでしょうか。
1902年ヴィクトリア朝の田舎を舞台に書かれた、SF(すこしふしぎな)物語です。
『Crusaders』
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 837/U/2
Title: Crusaders
Series: Usborne young reading Series 3
1095年、教皇ウルバヌス2世により呼びかけられて始まった”Crusaders”=「十字軍」。
名前は知っていても、“どんなことが起きたか”を知っていますか?
ヨーロッパの騎士たちが「聖地奪還」を目的にエルサレムへと進撃したこの戦争は、なぜこんなにも世界に大きな打撃を与え、その影響は現在まで続いているのか。
現代に生きる者が知っておかなくてはならない歴史を、かんたんな英語で読んでおきましょう。