月別アーカイブ: 2012年9月

『The 5 Love Languages』Gary Chapman

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/C/6
Title: The 5 Love Languages
Author: Gary Chapman

結婚・家庭生活コンサルタントとして30年間結婚や恋愛のカウンセリングをしてきた著者のGary Chapmanがカウンセリングの事例を通して、「愛を伝える5つの言語」について書いています。彼は本書の中で、人は皆、愛を伝える言語がそれぞれ違うということ、その言語は①言葉②時間③物④行い⑤接触という5つに分けることができるということ、多くのカップルがお互いの言語を理解していないので愛を続かせることができないということを述べています。
本書は世界中でベストセラーになり、著者のChapmanは講演のため世界中を飛び回る多忙な生活をしています。また、彼のラジオ番組は200局以上で放送されています。
みなさんもこの本を読んで「愛が続く秘訣」を学んでみてはいかがでしょうか ??

『The Phantom of the Opera』Gaston Leroux

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル1】 837/U/1
Title: The Phantom of the Opera
Author: Gaston Leroux
Series: Usborne young reading ; Ser. 2

言わずと知れたミュージカルや映画で有名な作品です。なのであらすじは書きません。
語学学習室にある『The Phantom of the Opera』の中で、この本は全ページイラストがあり会話形式なので読みやすく、もしあらすじを知らない人でもすんなり物語の中に入れます。
この本でおススメなのが最後のページにある原作者についてです。みなさんはこの有名な作品の原作者を知っていますか??
最後のページを読んでこの本の著者を確認してみてください。
また最後に書かれている内容を確認する為に、レベル順に読んで行くのも面白いかもしれません。

浜田隆史訳『認知神経科学の源流』

<教員自著紹介>
原著のタイトルは「心の生理学についてー心理学と生物学の関係史」。脳科学や心理学は、
数世紀もの昔から、脳は如何にして心を生じさせるのかを問うてきた。その歴史はと言うと、
時代精神や偏見に押し流され紆余曲折するという、いわば惨憺たるものだった。著者は
フランス・リヨンを本拠に国際的に活躍した神経心理学者。

■『認知神経科学の源流』
■ 訳者所属:浜田 隆史 広域センター 非常勤講師
■ 先生からのお薦め本
 『La nature de l’esprit(心の性質)  
 Marc Jeannerod, édition Odile Jacob, Paris, 2002
 「認知神経、、、」と同じ著者が最近に行った研究をまとめてある。精神医学、行動、
 脳イメージングなど様々な手法を使って、心の脳メカニズムにせまっている。その内容の
 深さ/多彩さに私は腰が抜けそうになった。

私立大学図書館協会 総会・研究大会に参加しました

暑いままで9月に突入しました。いつまで暑いものやら。早く涼しくなってほしいものです。
さて、このほど濱頭課長と一緒に、東京三田の慶應義塾大学で開催された、私立大学図書館協会 総会・研究大会に参加しました。200以上の私立大学から図書館長あるいは事務管理職の方などが参加され、2日間、盛大に行われました。
まずは、会場の様子から。
IMG_0938.JPG
ここで、総会、記念講演、海外研修報告、研究助成発表、講演、事例報告が行われました。また、初日は場所をグランドプリンスホテル高輪に移して、意見交換会も行われました。
海外研修報告では、図書館員の方が協会の派遣で1ヶ月アメリカの大学図書館で研修を受けて来られたときのお話があり、興味深く聞かせていただきました。また、夜10時頃の大学図書館の中の写真を見せていただきましたが、多くの学生がまるで自分の勉強部屋で勉強をしているように真剣に勉強をしている姿を見て、かなりショックを受けました。日本の大学ではこういう姿はなかなか実現できないと言われています。
私が学生の頃も、図書館はそんな時間に開いていませんでしたが、下宿屋に下宿していた私は、自分の部屋の机で大きな紙にびっしり計算式を書いたり宿題の問題を解いたりした記憶があります。また、夜になると酒とつまみをもって20名ほどが下宿している下宿の中の部屋を渡り歩いて議論していました。全く違う姿ではありますが、それはそれで有意義な時間だったと思います。おっと、図書館の話からそれてしまいました。
さて、慶応らしかったのは、「三田演説館」という重要文化財でした。
IMG_0962.JPG
通常は公開していないが、我々のために、特別に2日目の昼休みに開けていただいたということでした。福澤諭吉が建設したものだそうで、中は昔の学校の講堂風な雰囲気があり、演説台に立ってみました。
IMG_0966.JPG
また、ここは慶応ですから、図書館には当然ながら福澤諭吉の様々な資料が保存・展示されており、大学の固有の歴史は極めて重要であると感じました。