月別アーカイブ: 2017年6月

図書館での学生ボランティアを実施しました。

6/24(土)、KONAN ライブラリ サーティフィケイトにエントリーしている学生さん3名が、図書館1階特設コーナーに置いていた本の移動と、1階エントランスホールで展示している教員著作のカバーの貼り替えのボランティアに参加してくれました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
  
本の移動作業では、まず図書館の本の並び方(分類番号や配置場所など)の説明を受けた後、特設コーナーに並べていた本をそれぞれの書架に移動しました。

本をブックトラックに載せて書架に移動し、本の背表紙の請求番号を見ながら、書架に並べていきます。
本棚の中の本が詰まっていたため 動かさないと本が入らない棚もあって、苦労していました。
 
  
その後、図書館1階エントランスホールに移動して本のカバーの貼り替え作業です。
甲南大学の先生方が書かれた本のカバーと書評を展示していきます。

バランスを考えながら展示するのはなかなか難しかったようですが、きれいに展示することができました。 

ボランティアに参加した学生さんは、「疲れたけど、楽しかった。」と話していました。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

図書館では、今後も様々なボランティアを募集予定です。
ぜひ一度参加してみてくださいね。

 

 

KONAN ライブラリ サーティフィケイトが朝日新聞に紹介されました。

 6月20日(火)の朝日新聞朝刊「まなビバ!」欄に、KONAN ライブラリ サーティフィケイトに参加されている、文学部4年生・中西聖也さんのインタビュー記事が掲載されました。
 朝日新聞様から取材申し込みがあった際、マイペースに頑張っている方を紹介させて頂きたいと思い、中西さんにオファーさせて頂きました。中西さん、就活中にも関わらず、ご快諾いただき、ありがとうございました。
 中西さんが、日本語日本文学科で現代小説を専攻されていることをお話しされると、記者さんは、現代小説が大学での研究対象になっていることに、驚いておられました。『文学部』というと、古典文学が対象との先入観があったそうです。それから、好きな本についてや、KONAN ライブラリ サーティフィケイトを始めようと思ったきっかけ、昨年度出場されたビブリオバトルについてなど、1時間程話をされていました。
 新聞記事は、図書館2階へ上がる階段に掲示しています。是非ご一読ください。

冷水登紀代 (法科大学院) 『18歳からはじめる民法〔第3版〕』

<教員自著紹介>
 民法は難しいと感じている方、あるいはもっと民法をもう少し勉強してみたいと思ってる方はいませんか?
 『18歳からはじめる民法』は、民法をこれから勉強する人のために、みなさんの周りで起こっている法律問題を、「分かりやすい例」をあげて丁寧に解説している本です。まずは、皆さんが興味をもったタイトルの法律問題に触れてみてください。

18歳からはじめる民法〔第3版〕
潮見佳男・ 中田邦博・ 松岡久和編

*冷水先生は、「14 祖母が認知症になったら」をご執筆されました。

法律文化社,2017年3月発行

請求記号: 324//2407 
配架場所: 図書館1F 教員著作コーナー
著者所属: 法科大学院 教授

松本茂樹, 森元勘治著 (知能情報学部) 『基礎微分積分』

<教員自著紹介>
 本書は、大学の理工系学部及び情報系学部における初年次の微分積分の授業において教科書として使用することを目的として執筆いたしました。 高校2年で学ぶ微分積分のレベルから無理なく学び継ぐことが出来るよう配慮するとともに、基本的な理論の解説や定理・公式等の証明に際しては、過度に難解な議論は割愛して具体的な事例に即して自然に数学の理解が深まるよう工夫を凝らしました。

■『基礎微分積分』 
■松本茂樹, 森元勘治共著  学術図書出版社 , 2016年2月
■請求記号 413.3//2180
■配架場所 図書館1F シラバス
■著者所属 知能情報学部 教授

    

2017年度 第1回店頭選書を行いました。

2017年6月2日(金)、ジュンク堂書店大阪本店において、学生と図書館職員が店頭選書を行いました。当日は、図書館に置きたい本を書棚から選んで、 ハンディーターミナルを使って裏表紙に記載されたISBN(バーコード)をスキャンしていきました。

ご協力いただいた学生の方、ありがとうございました。 図書館では年1~2回、店頭選書を実施しています。 興味を持った人は是非次回参加してみてください。

選書した本は、近日中に図書館1階、新着コーナーの左隣に並べる予定です。 (一定期間を過ぎると通常書架に並びます。)

店頭選書参加学生の感想

**文学部歴史文化学科 金澤舞奈さん**

私は六月二日に行われた選書ツアーに参加しました。一言でいうと、非常に面白かったです。 参加した理由は、甲南ライブラリーサーティフィケイトの取得要件に入っていたのが一つ。あと、昨年から興味があったというのがもう一つ。参加するのには少しばかりの勇気がいりました。参加するといった連絡をするまでの過程であれこれ悩み、ただ連絡をするだけで緊張しました。ツアーはジュンク堂大阪本店で行われました。ここはとても広く、本の数も種類も多くありました。本を選んでも選んでも、気になる本が現れました。次はこの本が読みたいとかあの本を買いたいとか、気になる本を見つける度に思いました。まったくキリがありませんでした。夢中になって本を選んだので、自分が疲れ切っていることに気がつきませんでした。私は休息をとることを重視しなかったので、帰宅したころにはもうクタクタ。休憩をはさめばよかったと後悔しました。ツアーに参加して、私はまだまだ何も知らないのだと思いました。というのも、他の参加者が知らない本や作者について話していたのです。もっと読書をしなければいけない。もっと読書して、様々なことについて学ばなければいけない。そう、考えさせられました。

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**文学部日本語日本文学科 冨依佳央さん**

 私が選書ボランティアをするのは二回目の事となります。前回初めて参加した時は当日少し緊張する事もありましたが、今回に至っては終始リラックスして選書をすることが出来たと思います。

 この選書ボランティアを通して得ることが出来るものには、二つの大きな要素があると私は思っています。まず一つは自分自身の読んだことのないジャンルの本に触れ合えるという点です。書店を使う時は自分の興味のあるジャンルを主に見る人がほとんどだと思います。しかし、この場を通じて普段目を通すことのない学術書や自身の興味外のジャンルにも目を通す事で自分自身の視野を広げる好機にもなります。元々本を読む人にとってはこれまで以上に本に接する機会を増やせるものだとも思います。

 もう一つは、普段本を読んでいる自分以外の視点で本に接する事が出来るということです。この選書ボランティアの目的は図書館の利用者を増やす事や、貸出冊数を増やす事にも目的を置いています。そのため、自分自身が読みたいと感じた本を選ぶという事もするのですが、どのような本が読まれるのかという事。どのような本を置けば利用者が増えるのかという事も考えながら選書をしたりしています。そのため、図書館司書の講義を受けている人にとってはより現場に近い場所を知る機会にもなり得ます。

 これら二つが私自身が選書ボランティアを経験して感じた特に大きなものとなりますが、これら以外にも普段図書館で働かれている方々と図書館外でお話をさせていただくことによって、公私を含めてたくさんの本を読まれてきた方の意見を聞くことができたりします。これまで、あまり本を読む機会の無かった人でも本をより好きになれる機会なので、普段本を読む人読まない人に拘らず本をこれまで以上に好きになれる良い場であると私は思います。