月別アーカイブ: 2020年12月

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑳ ]『竹取物語』

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『竹取物語』

ジブリでやってたので原作が気になったから読んでみたい衝動に狩られた。実に3桁年前の話のくせに今でも高校生が学校で読むほどのベストセラーとなっている理由がわかる内容でした。

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。 野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 名をば、さかきの造となむいひける。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。

請求記号:918/3/2006 大学院・四回生・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑲ ]『緊急提言 パンデミック』ユヴァル・ノア・ハラリ

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『緊急提言 パンデミック』ユヴァル・ノア・ハラリ

まずこの本を読む前提として、ハラリ氏の21レッスン、ホモデウス、サピエンス全史を読んでほしい。この本では、このような事態が起きたときに、政府が取るべき行動、ロックダウンの効果性(完全に社会と関わりを断つのは不可能。旧石器時代まで戻らないといけないなど)など独自の観点から持論を展開しており、とても面白い内容となっている。前述した他のハラリ氏の本は長く難しい内容となっているがこの本は小学生でも読めるような内容となっているので、興味があればぜひ読んでほしい、そして気に入れば前述した著書もぜひ読んでもらいたい。

マネジメント創造学部・一回生・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑱ ]『歌集 滑走路』 荻原慎一郎

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『歌集 滑走路』 荻原慎一郎

 

初めて興味を持って買った歌集でした。今まで詩なんてよく分からないと思っていたけど、読みやすくて、短編小説のようでした。内容は決して明るいだけのものではないのですが、苦しい時期を経験した人の言葉だから刺さるものがあります。11月には映画も公開予定ですが、ぜひ先入観を持たず手に取っていただきたいです。人によっていろいろな解釈ができることも魅力だと思います。

文学部・一回生・女性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑰ ]「旅する本」 角田光代(『この本が、世界に存在することに』に収録)

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

「旅する本」 角田光代(『この本が、世界に存在することに』に収録)

外出がままならなかった時期に、本と人が織りなす 「つながりの妙」を、より強く感じることができました。

「かわっているのは本ではなくて、私自身なのだ」という言葉も強く刺さりました。

請求記号:913/KA 教職員・三十代・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑯ ]『おちゃらけ王』朽葉屋周太郎

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『おちゃらけ王』朽葉屋周太郎

無類の馬鹿者たちが奏でるバカバカしくもファンタジックな奇跡。真夏の夜の失踪感とノスタルジックな情景が組合わさった楽しい一作です。

第17回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞受賞。

文学部・四回生・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑮ ]『ひとりの時間が僕を救う』パーカー

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『ひとりの時間が僕を救う』パーカー

この本の著者であるパーカーさんは大学生ユーチューバーである。パーカーさんは学校に友人がおらず、そのリアルな日常生活を動画にしている。この本にはひとりでいることは寂しいかもしれないが、自分としっかりと向き合うことができ、何が自分にとって大切なのか、どのように生きていきたいのかについて考え、その答えを見つけることができると書かれていた。これは、コロナ禍においてひとりでいる時間が増えた私たちにとって深く考えさせられるものがあると感じた。私はコロナ禍でこれまでの生活のあり方とは大きく変化し、物事を悲観的に捉えるようになっていた。しかし、今のこのような状況でもそれを前向きに捉え、その中で自分にできることをして、自分についてやこれからの将来について考えていくことが大切なのだと感じた。もっと私たちは物事を、積極的に、楽観的に、素直に捉えて生きていくことが必要なのかもしれない。

文学部・二回生・女性