図師宣忠(文学部)『史料と旅する中世ヨーロッパ』

■『史料と旅する中世ヨーロッパ
ミネルヴァ書房 , 2025.4
■ 請求記号 230.4//2143
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 図師宣忠 (文学部), 中村敦子, 西岡健司編著

<自著紹介>
過去の世界を解き明かすには、現代に残された「史料」(=証拠・手がかり)が必要となります。本書には、中世ヨーロッパを生きた人々(国王、皇帝、教皇から都市民、農民に至るまで)の痕跡をさまざまな史料のなかに探り、過去の現実に迫るためのアプローチが紹介されています。執筆者が「とっておき」の素材をもとに、それぞれの史料を紐解き、そのおもしろさを示していますので、みなさんもぜひ中世への「旅」に出かけてみませんか? 本書には、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、歴史的な事象を多角的に捉え、自分の頭で考えてみるためのヒントが詰まっています。