エントランス展示「昭和100年~変わる風景、変わる仕事~」

 今年2025年は昭和換算で100年目にあたるということで、昭和を振り返る本やアーカイブなどが多数企画されています。そこで、本館のエントランス展示も昭和100年をテーマに更新しました。

 昭和のはじまり(1925年)から現在までを四半世紀ごとに区切り、その時代の特徴的な神戸の風景の写真や絵ハガキを展示、あわせてそれぞれの時代に新たにうまれた仕事、役割を終えて消えていった仕事を紹介しています。
 兵庫出身の画家・意匠デザイナーである和田三造氏の『昭和職業絵尽』『続昭和職業絵尽』(昭和14年~31年)も展示しています。 当時の働く人々をスナップ写真のように切り取った絵姿は必見です。

 昭和は遠くなりにけり、ということで、平成に生まれた今の学生にとって、昭和は年配の方が懐かしむというだけの印象かもしれませんが、激動の時代でも知恵を絞って工夫しながら生きる人々の力を感じていただけると思います。

展示は10月頃までの予定です。ご来館の際にはぜひお立ち寄りください。