<教員自著紹介>
「社会の安全」と「個人の自由」は両方とも私たちの生活にとっては必要なものです。でも、この二つ利益はしばしばお互いに対立する関係として私たちの前に現れてきます。両者の関係を調整する法原則は何か?この問題について真剣に考えてきたドイツやわが国の法律家の理論から多くのことを学び、そこから現行憲法に最も相応しい警察法の理論体系を構築していく方法を見つけたいという思いをもって本書を書きました。
■『警察法の理論と法治主義』
■島田茂 信山社,2017年11月
■請求記号 317.934//2002
■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属 法学部 教授