秋元孝文(文学部)『ドルと紙幣のアメリカ文学 : 貨幣制度と物語の共振』

<教員自著紹介>

たった一枚の紙幣にも、膨大な情報が詰まっていて、無限の「読み」の可能性を提供してくれる。

ドルという紙幣とアメリカ文学作品の双方が、いずれも紙を媒介として、いかなるストーリーを紡いできたのか?

アメリカにおける紙幣のあり方の変遷をたどりながら、その時代時代に発行された紙幣のデザインをテクストとして読み、同じくフィクションであるメルヴィル、トウェイン、ボーム、ジャック・ロンドン、フィッツジェラルド、ウィリアム・バロウズ、ポール・オースター等の文学作品における想像力と通底するものを探る野心的アメリカ文学評論!

■『ドルと紙幣のアメリカ文学 : 貨幣制度と物語の共振
■ 秋元孝文[著],    彩流社 , 2018年 10月
■請求記号 930.29//2189                                          ■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属   秋元孝文(文学部 )