エントランス展示更新 ~感染症の歴史~

 新しい年が始まりました。新型コロナウイルス感染症はまた感染拡大傾向にあり予断を許さない情勢ではありますが、だからこそ体調管理をしっかりとして、明るい気分で元気に過ごせるように頑張っていきたいところです。

 2020年はコロナに始まりコロナに終わるといった感じの1年でしたが、世界にとっても日本にとっても、こういった状況は初めての経験ではありません。
 今回更新したエントランス展示は「感染症の歴史」ということで、多様な感染症について世界と日本の歴史を年表で比較したり、関連する資料を展示しています。
 いろいろなシーンで話題になったため知っている学生も多いと思いますが、スペイン風邪、ペスト、天然痘やコレラなど、人間社会は様々な疫病、パンデミックを経験してきており、どの病も何年にもわたって大きな被害をもたらしてきました。
 しかしながら、多くの人々の努力によりそれらを乗り越えてきた歴史があり、そのうえで現在の私たちがあります。
 ただウイルスを恐れ鬱々と過ごすのではなく、私たちはいずれそれらを乗り越えるだろうということを認識し、未来へ向かっていく。過去を知ることはそのための手助けとなるでしょう。

 今回の展示は3月まで継続予定です。ぜひ一度図書館1階エントランスに足を運んでみてください。また、展示されている本を借りたいときは、図書館2階ヘルプデスクにお申し出ください。
 なお、 『KONAN TODAY』No.58で「甲南学園の新型コロナウイルス感染拡大防止対策」について特集記事でまとめられており、あわせて展示・配付していますので、こちらもぜひご覧ください。