エントランスホールで「江戸の諸国案内」の展示が、特設コーナーで「シェイクスピア」関連図書の展示が始まりました。

図書館では、エントランスホールで「江戸の諸国案内」と題して、名所図会などを展示しています。
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名所図会とは、江戸時代に盛んに刊行された名所案内で、地名の由来やその場所にある寺社や旧跡、街道や宿駅などを挿絵とともに分かりやすく解説している、いわば当時のガイドブックのようなものです。
向かって左側では、江戸時代に刊行された各地の名所図会を展示しています。
今年、伊勢神宮では式年遷宮が行われていますが、『伊勢參宮名所圖會』にも遷宮の様子が描かれています。
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右側では、『攝津名所圖會』から甲南大学がある岡本周辺について書かれてる部分を中心に展示しています。
処女塚や保久良神社、住吉川など東灘区の地名がその説明文とともに書かれてるので、昔と今を比べながら大学周辺を散策してみるのもいいかもしれませんね。
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また、図書館1Fの特設コーナーではシェイクスピアに関する資料を展示しています。IMG_0477.JPG
マクベスやリア王などシェイクスピアの戯曲全38作品の朗読CDや小説、シェイクスピアについて書かれた研究書などを置いています。
CDは2階のオーディオブースで利用することができますので、聞いてみたいという方は、2階カウンターで尋ねてみてください。