11月23日(水)に、「2022年度兵庫県高等学校ビブリオバトル大会」を開催しました。
今年度は、県下28校からご参加いただきました。
予選は5グループに分かれて実施され、各グループでチャンプを勝ち取った5名で決勝戦が行われました。
抑揚をつけて熱い思いを表現する方、俳優レベルの朗読を披露する方、淡々と染み入る語り口で心に迫る方、コミュニケーションをとりながら観客と感動を共有する方、、、。それぞれに工夫を凝らしたレベルの高い発表で、誰が優勝してもおかしくない状況でした。
白熱した接戦を制して優勝したのは、兵庫県立神戸高等学校 西田映さんです。
チャンプ本は、三秋縋『三日間の幸福』(メディアワークス文庫)KADOKAWA, 2013年でした。この本が語る「美しさ」を見事に表現された、観客を魅了する発表でした。
準チャンプ本となったのは、以下の4名がご紹介された本です。(発表順)
兵庫県立鳴尾高等学校 野村光希さん
東野圭吾『人魚の眠る家』幻冬舎, 2015
雲雀丘学園高等学校 山岡俊輝さん
夏木志朋『二木先生』 ポプラ社, 2022
白陵高等学校 野村多真希さん
重松清『青い鳥』 新潮社, 2007
神戸市立六甲アイランド高等学校 原田愛季さん
まさきとしか『完璧な母親』幻冬舎, 2016
それぞれに、素晴らしい発表でした。
今年度の大会で発表された本と参加校は、こちらをご参照ください。
ご発表いただいた皆様のこれからのご活躍に期待しています。
また、総合司会を務めていただきました、甲南大学文化会KSWL(放送部門)の中山さんをはじめ、ご協力いただいた学生スタッフの皆様もありがとうございました。