新見まどか(文学部)『唐帝国の滅亡と東部ユーラシア : 藩鎮体制の通史的研究』

<教員自著紹介>

本書は、中国の唐王朝(7世紀初~10世紀初)が滅亡する過程とその背景を考察したものです。300年の長きにわたって栄えたこの帝国は、時代の変化に対応し、敵対勢力すら利用してしたたかに延命を図りました。

しかし、やがてこれまで支えてきてくれた人々を切り捨てはじめ、最後は誰からも見放されてしまいます。斜陽の時代の中、最後まであきらめずに生き残りをかけて戦う人々の姿を、ぜひ読んでみてください。

■『唐帝国の滅亡と東部ユーラシア : 藩鎮体制の通史的研究
■ 新見まどか著 , 思文閣出版 , 2022.12
■ 請求記号 222.048//2020
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  新見まどか(文学部)