<教員自著紹介>
本書は『公正から問う近代日本史』の続編です。人間は誰しも最低限「公正」に扱われることを求めます。
明治以降の日本においても、全国各地で参政権、公務員試験、都市開発、社会保障などをめぐって数多くの「公正」の要求があり、模索が重ねられてきました。その歴史を知ることは現代に生きる我々が直面している問題を考えるために必須の作業になっています。
■『公正の遍歴 : 近代日本の地域と国家』
■ 佐藤健太郎, 荻山正浩編著 ; 中西啓太 [ほか執筆], 吉田書店 , 2022.8
■ 請求記号 210.6//2266
■ 配架場所 図書館 1F 教員著作
■ 著者所属 尾原宏之(法学部)