第1回店頭選書 参加学生の感想①

**文学部日本語日本文学科 中西聖也さん**
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 私は機材トラブルの関係で、二度選書させていただくことが出来ました。店頭選書に参加したのは初めてでしたが、とても楽しく選べて良い経験になりました。
 一度目は本を選ぶときに、デザインや内容を気にしていて、大学生に役に立つ本はどういうものだろうと悩みながら選んでいました。初めての書店だったので本の場所を把握するのが大変で、出来るだけ良い本を選ぼうと頑張っているとすぐに時間が経ってしまいました。一度目は午前中のみの参加だったため、少ししか選書出来なくて物足りない気持ちになりました。しかも、後で蔵書を確認すると選書とのかぶりが複数あったので、可能であればリベンジしたいと思っていました。
 何日か後で、私の選書データに機材トラブルがあったと連絡があり、もう一度させていただくことになりました。このとき職員の方々は申し訳なさそうにされていましたが、私はリベンジ出来ることを大変うれしく思っていました。二度目は、一度目の反省を生かして、出来るだけ書店の内容を把握してから本を選びました。また、迷う時間を少なくして、出来るだけ直感で様々なジャンルを選んでいくことが出来ました。ずっと書店内を歩き回っていたので、集中力が切れて足もけっこう疲れましたが、時間も多く取れたので前回よりたくさんの本を選べて満足でした。
 文学・言語研究の本や、教養、小説などを中心に選びました。万人受けするかどうかは分かりませんが、これから図書館の本として多くの人に利用してもらえると嬉しいです。自分の「読みたい」だけでなく、他人に「読んでほしい」と思って本を選ぶ経験は無かったので、貴重な体験ができたと思います。たくさんの本を一度に選ぶことはなかなか出来ないので、また機会があったら参加してみたいと思いました。