語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/C/6
Title: Marcovaldo, or, the seasons in the city (マルコヴァルドさんの四季)
Author: Italo Calvino
作者のイタロ・カルヴィーノはキューバ生まれのイタリア人作家。
本書もイタリア語から英語に翻訳されたものです。
マルコヴァルドさんという一人の労働者とその家族の、春夏秋冬が5回繰り返された20の短編です。
さて、面白いような哀しいような小市民の日々に、あなたの心は笑うのか涙するのか・・・
児童文学で短編集というのは読みやすいです。
月別アーカイブ: 2010年10月
『The men who stare at goats』
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/R/6
Title: The men who stare at goats
Author: Jon Ronson
題名を直訳すると「ヤギを見詰める男たち」。
・・・?
1979年米軍内部に秘密部隊が結成され、今までの既成概念から全く離れた秘密の訓練を行っていたのだとか。
羽織れば透明人間になれるマントを作れないかとか、壁を通り抜けることができるのではないかなどをマジメに考えていたそうです。(ハリーポッターにあったような・・・)
さらには、ヤギを見詰めるだけで殺すという実験をしていた!?
信じがたい話ですが、本当にあったお話で、冗談ではないらしい・・・
『Sigmund Freud (Giants of Science)』 Kathleen Krull
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/KR/5
Title: Sigmund Freud
Author: Kathleen Krull, illustrated by Boris Kulikov
Series: Giants of Science
「科学の巨人たち」のシリーズの「フロイト」の伝記です。
精神分析学の祖として、無意識や夢の研究などを通じて、精神と病との関係を解き明かそうとした彼も、名を成すまでは回り道をしたそう。
心理学の講義をとる前に、少し予備知識を増やしておいてはどうでしょうか。
『Marie Curie (Giants of Science)』 Kathleen Krull
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/KR/5
Title: Marie Curie
Author: Kathleen Krull, illustrated by Boris Kulikov
Series: Giants of Science
「科学の巨人たち」のシリーズの「マリ・キュリー(キュリー夫人)」の伝記です。
1903年、夫と共に放射能の研究の業績でノーベル物理学賞を受賞。
1911年、ラジウムおよびポロニウムの発見とラジウムの性質およびその化合物の研究でノーベル化学賞を受賞。
マリ・キュリーは女性で始めてのノーベル賞受賞者ということだけではなく、二つのノーベル賞を受賞した唯一の科学者でもあります。
女性がなかなか活躍できなかった科学界でのこの功績は、偉大と言わざるを得ません。
発見者である彼女が放射性物質の危険性を知ることができたはずもなく、彼女は白血病で1934年に亡くなりました。
その研究ノートは最近まで放射能を持っていたといいます。
『Leonardo da Vinci (Giants of Science)』 Kathleen Krull
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/KR/5
Title: Leonardo da Vinci
Author: Kathleen Krull, illustrated by Boris Kulikov
Series: Giants of Science
「科学の巨人たち」のシリーズの「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の伝記です。
なぜ目でものを見ることができるのか。
なぜ空は青いのか。
どうして山はできたのか。
どうやって光は進むのか。
自然界のものごとはすべて彼の興味の対象だった。
何よりも彼の興味をひいたのは、人体内部の働きであった。
当時、死体を切り刻むことは違法であったが、彼は秘密裏に人体解剖を行う。
ここに描かれるダ・ヴィンチは、あなたの知っているダ・ヴィンチではないかもしれない・・・
『The Gifts of the Body』 Rebecca Brown
語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/B/5
Title: The Gifts of the Body (体の贈り物)
Author: Rebecca Brown
Rick、 Mrs. Lindstrom、 Ed、 Marty、Carlos・・・
私はエイズ患者を世話するホームケア・ワーカーだ。
食事の支度、部屋の掃除、洗濯、入浴など彼らの身の回りの世話を淡々とこなしながら、免れ得ない死を課されてしまった患者たちとの11のエピソードを語る。