月別アーカイブ: 2013年7月

『壬生義士伝』(下)

法学部3年 岡川裕貴さんからのおすすめ本

著者: 浅田次郎
タイトル: 壬生義士伝(下)
出版者: 文藝春秋
出版年: 2000
配置場所: 図書館 2階中山文庫一般
請求記号: 913/A/2

この本は上・下あり、歴史好きにはたまりません。
時代は江戸時代末期、新撰組での話です。
吉村貫一郎を中心に物語は、シリーズ後半になると加速していきます。
因みに私の好きな人物は左利きの斎藤一です。

『とびっきりの南の楽園』

3年 Book Centipedeさんからのおすすめ本

著者: 高砂淳二
タイトル: とびっきりの南の楽園 : 海とリゾート…もうひとつの素顔
出版者: 光文社
出版年: 1999
配置場所: 図書館 2階中山文庫一般
請求記号: 748/TA

波、陽光、ヤシの木…
景色を楽しんでください(笑)
きっと下手な本を読むより時間がかかるでしょう。
感性のある人なら、写真をながめるたび“音楽”が聞こえるかも。

『Trip to the North Pole』Leonore Fleischer

文学部2年 マンガさん より、語学学習室資料のBookReviewです☆
【レベル4】 830/W/4
Title: Trip to the North Pole
Author: Ellen Weiss

クリスマスイブの夜、衝撃的なものを目にしてしまい、サンタクロースを信じられなくなった一人の少年のもとに汽関車が来た。
行き先は“北極点”。少年は戸惑いながらも汽車に乗り込み、様々な出会いや体験を通じ、少年には足りない“何か”を気づかされるのだった。

『Rain Man』Leonore Fleischer

文学部2年 マンガさん より、語学学習室資料のBookReviewです☆
【レベル3】 837/P/3
Title: Rain Man
Author: Leonore Fleischer

破産寸前のチャーリーのもとに長年疎遠だった父の悲報が届いた。
遺産を全て相続したいチャーリーだが、今まで存在自体知らなかった兄レイモンドに相続されることとなっていた。その兄とは、重い自閉症だったのだ。お金に執着する弟と、自閉症の兄との心の交流を経て、感動的なラストが待っている。
映画版では、アカデミー賞を総なめにした。

『Frederick』Leo Lionni

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル2】 830/L/2
Title: Frederick
Author: Leo Lionni

“1968年カルデコッド賞受賞作品”
この本の表紙にメダルが印刷されているのがわかりますか?
これはカルデコッド賞受賞作品に贈られるメダルです。
アメリカで毎年優れた児童向き絵本に贈られる賞なんですよ。
仲間の野ねずみ達は寒い冬に備えて食料を蓄えようと一生懸命働いているのですが
フレデリックだけは働こうとしません。
仲間たちに『なぜ?』と聞かれ答えた内容が変わっています。
幼い頃に読んだ「アリとキリギリス」のお話では“働かざるもの食うべからず”と
教えられて育ったのでフレデリックの言葉に少しびっくり、、、
こんな考え方もあるんだなって思いました。
一風変わったフレデリックも素敵ですが、そんな彼を認めている仲間たちも素敵です。
お互いを認め合い、補い合う。
生きていくうえでとても大切なことを改めて教えてくれる心温まるお話です。

『PSYCHO』Robert Bloch

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル3】 837/P/3
Title: PSYCHO
Author: Robert Bloch

「鳥」や「裏窓」で有名な映画監督アルフレッド・ヒッチコックのサスペンス小説です。
映画で使用された有名なシーンを挿絵として使用されているため、挿絵で犯人が分かってしまってつまらないと危惧されるかもしれません。
しかし、犯人を推理すること以上に興味を惹かれるのが、罪を犯した人とそれを庇う人の立場の逆転劇を英文で読むことにあります。
犯人の心理や庇う人の心の葛藤など、英語では難しいと思われるかと思いますが、物語の要となるところでは、映画の印象的な場面を挿入されているため、緊迫感が伝わりやすく、想像力を膨らます手助けとなります。
ぜひ、英文でサスペンス作品を読みたい方にはお勧めの1冊です。