梅本剛正(全学共通教育センター)『金融商品取引法 』

金融商品取引法』(ベーシック+プラス)
中央経済社 , 2024.4
■ ISBN  978-4-502-49171-9
■ 請求記号 338.16//2182
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 梅本剛正(全学共通教育センター)著

<自著紹介>

 前著『金商法入門』と同じく,枝葉は省いて金商法の骨格部分を読者が理解できるようにすることを目的にしました。とくに今回は金融リテラシー教育の観点から「資産運用業などの規制」も新たに加えたため,前著よりページ数は大きく増えました(ついでながら,定価を下げたので大変お買い得かと)。

神戸市立三宮図書館で『LLブックにふれてみよう』を展示しています!

 

去る6月11日(火)まで甲南大学図書館1階閲覧室で展示していました、KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画『LLブックにふれてみよう』のLLブックとポップが、神戸市立三宮図書館で展示されています。

 

KONAN ライブラリ サーティフィケイト 学生企画『LLブックにふれてみよう』も合わせてご覧ください。

 

 

 

今回、甲南大学図書館にてLLブックを展示するにあたり、図書をすべて神戸市立三宮図書館にお借りしました。そのご縁のもと、このような図書館間での展示に至りました。
この場をお借りいたしまして、ご協力いただきましたすべての皆様へ感謝申し上げます。

 

神戸市立三宮図書館は仮移転中で、現在KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)2階にあります。おしゃれで洗練された雰囲気のある、とても素敵な図書館です。

 

 

 

KONANライブラリサーティフィケイトでは、このような甲南大学図書館を飛び出しての活動もしていただける機会があります!

図書館は皆さんの活動を応援しています。ぜひライブラリサーティフィケイトで活動の幅を広げてみませんか?

 

[藤棚ONLINE]文学部・図師宣忠先生 推薦『図書館の興亡──古代アレクサンドリアから現代まで』ほか2冊

図書館報『藤棚ONLINE』
文学部・図師宣忠 先生

 みなさんは本をどのくらい読みますか? 人は一生の間に何冊の本を読むことができるでしょうか? 日本で一年間に出版される点数は、2023年のデータでは6万6885冊だったそうです。これを365日で割ると一日当たり183冊。1人の人がとても全部を読み切れる量ではありません。溢れかえる本の量に圧倒されますね。

 そこで大切になってくるのが「良い本」に巡り合えるかどうか。甲南大学図書館には学生のみなさんの学びに関わる本を中心に全体でおよそ110万冊もの本が所蔵されています。レポート作成や卒論執筆のための文献を探すために図書館を利用している人は多いと思いますが、自分にとって大切な本と出合うために書架のあいだを巡ってみてはいかがでしょうか。もちろん人によって「良い本」は異なります。図書館に所蔵されている本もじつは玉石混淆だし、その圧倒的多数は自分には響かないものかもしれません。だからこそ、今の自分にピッタリの素敵な本との邂逅を果たすことができたとき、それは今後の人生にとってかけがえのない瞬間となるはずです。そしてその本をじっくり味わってみてほしいと思います。

 おすすめの本としては、図書館をめぐる興味深いエピソードが満載の本を3冊紹介しましょう。そもそも図書館とは何のために存在するのか? 本をたくさん集めて、保管し、人々の利用に供する理由とは? 図書館の歴史を辿るとき、社会の中で必ずしも図書館が大切にされず、逆に破壊の憂き目に遭う事態も見えてきます。いずれの本も「人間にとって図書館とは何か」という根源的な問いに向き合っていて、読み応えがあります。

尾原宏之(法学部)『「反・東大」の思想史』

「反・東大」の思想史』(新潮選書)
新潮社 , 2024.5
■ ISBN  978-4-10-603909-6
■ 請求記号 377.21//2082
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 尾原宏之(法学部)著

<自著紹介>

ネットでは、24時間体制で学歴トーク・大学序列トークが露骨に繰り広げられています。それを見て元気になったり、意気消沈したりする人も多いことでしょう。一般的に日本の学歴の頂点とされるのは東大ですが、歴史上、東大に逆らった元気な勢力や人物は意外に多く、東大とアンチのせめぎ合いが日本を作ったといえます。本書の執筆動機の一つは甲南大学生を学歴病から救済することです。

真崎克彦(マネジメント創造学部)『ポスト資本主義時代の地域主義』

ポスト資本主義時代の地域主義 : 草の根の価値創造の実践
明石書店 , 2024.5
■ ISBN  9784750357522
■ 請求記号 332.9//2076
■ 配架場所 図書館1階・教員著作コーナー
■ 編著者 真崎克彦(マネジメント創造学部), 藍澤淑雄 編著

<自著紹介>

ポスト資本主義(従来の原理とは異なる経済・政治・社会体制への移行)を構想する鍵は、世界各地の人々の営みに見出せます。どのように地域を活性化し、庶民生活を守り、子どもを育て、将来世代の教育を進めれば良いのでしょうか。その手がかりを国内外の事例から探る著書です。先行きが不透明な昨今、これからどう生きていったら良いのかを考える上で、参考にしてもらえると嬉しいです。

50冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

伊場田 扶弥(いばた ふみ)さん 文学部 歴史文化学科 3年次生

 2024年5月22日に『多読チャレンジ』50冊を達成されました!
 授業の空き時間を活用して読まれているそうです。卒業までに200冊読破を目指したいとおっしゃっていました。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』 を続けるために工夫したことを教えてください。

A.楽しみながら多読チャレンジ!をモットーに進めていきました。
 分からない、面白くないと感じたらすぐにやめて、レベルを1つ落とした本を読んでいました。また、挿絵が文章理解の役に立つので、それがあるものを選ぶようにしました。個人的に借りたら最後まで読まないと…と義務感が出るので、図書館1階の語学学習室で読んでいました。

Q.読みやすいと思ったシリーズはありますか?

A.大判の絵本は絵も毎ページあって分かりやすく、子どもの頃の絵本をめくるワクワク感も味わえるので、楽しみながら読むことが出来ました。
 絵本以外ならPenguin Readersです。個人差あると思いますが、比較的内容が入ってきやすかったです。

Q.お勧めしたい、お気に入りの本があれば教えてください。

A.Level2の『Lyle, Lyle, Crocodile』です。絵本ですが絵がかわいらしく、主人公のクロコダイルが皆を楽しませようとする気持ちに心が温まるお話です。

Q.現在、チャレンジ中の「多読チャレンジャー」に向けて、メッセージがありましたらお願いします。

A.まず何よりも、多読を楽しみましょう!自分の気持ちを最優先で!
 続けることが大事なので、しんどくなったら休憩しましょう。
 やる気が起きないときは、1つレベルを落としてみるのがオススメです。
 せっかく多読をやるのだから、英語を嫌いにならないように、楽しみながら、少しずつ取り組んでみてくださいね。それでは良き多読ライフを!


 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすいように、新ルールになりました!
 皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください!