月別アーカイブ: 2020年12月

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑭ ]『不可解なぼくのすべてを』粉山カタ

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

※皆様にご応募頂きました結果を、当ブログでも順次掲載していきます。

『不可解なぼくのすべてを』粉山カタ

LGBTは近年広く知られるようになった性的マイノリティの人々を表す言葉で、この本はLGBTについて考えさせられる漫画でした。

LGBTについてみんなに知ってもらうためにこの漫画を小学校や中学校においてほしいです。

マネジメント創造学部・一回生・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑬ ]『壬生義士伝』浅田次郎

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

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『壬生義士伝』浅田次郎

新選組隊士、吉村貫一郎の生き様を描いた歴史小説です。新選組というと、尊王攘夷思想を持つ連中を剣の力で次々粛清していく厳しい集団というイメージですが、吉村は盛岡に残した家族を想い、家族のために新選組隊士という「仕事」に誠実に取り組みます。新選組のイメージとはやや異なる形で、従来の歴史小説とは異なる展開で(語り手・場面が次々に変わります)物語が進んでいきます。吉村が「家族を守る」という自身の「義」を命を懸けて守り、貫くその姿に、胸が打たれます。多くの読者が「泣ける小説」と称しているだけあって、「電車の中で少しずつ読んで読破する」には向いていません。ステイホームで読んだほうがいい本です。

請求記号:913/A/1(上) ・ 913/A/2(下) 教職員・五十代・男性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑫ ]『熱帯』森見登美彦

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

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『熱帯』森見登美彦

この本はただの冒険小説ではない。なんとも奇天烈な作品である。読み進めていくと謎が謎を呼び、点と点が線になる謎解きの快感は他の冒険小説では味わったことが無い。時に過酷な状況になろうとも、周囲に希望の光が刺すのは流石森見ワールドといったところだろうか。「何も無いということは何でもあるということだ」。この言葉は新社会人になろうとしている今深く心に刻まれた。

請求記号:913/MO 文学部・四回生・女性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑪ ]『シーソーモンスター』伊坂幸太郎

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

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『シーソーモンスター』伊坂幸太郎

シーソーモンスターの本の中には、「シーソーモンスター」「スピンモンスター」が掲載されている。どちらもキーワードは、山の者と海の者。どうしても対立してしまう両者が出会ってしまうとき、何が起こるのか…。シーソーモンスターはバブル後期。ごく普通の男と調査員の妻。妻は夫に調査員であることを悟られぬよう日々を過ごす。スピンモンスターは近未来。事故により家族を失った2人の男の話。一方の男に隠された秘密や、近未来でも続く山と海の対立。 「螺旋プロジェクト」というほか作家との連携プロジェクトでもあるので、そちらもぜひチェックしていただきたい。

請求記号:913/I 経営学部・四回生・女性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑩ ]『自分の中に毒を持て : あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

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『自分の中に毒を持て : あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎

なんと言っても文の荒々しさが良い。岡本太郎の芸術に対する姿勢や、普段の振る舞いなどが語られているが、どれも瞬間瞬間を全力で生きている、と感じさせられる。「芸術は爆発だ」の言葉はあまりにも有名だが、本人は地に根付く意識として放った言葉らしい。芸術に限らず、歳をとってから始めたスキーなども果敢に挑戦する。彼の、壁を爆破して突き進む人生はコロナ禍でも支えになった。行動を選択するとき、より困ること・辛いことを取るようにしてやろう、そこに全力でぶつかってやろうと思う。

請求記号:159/O 経営学部・四回生・女性

[コロナ禍であなたの支えとなった本⑨ ]『シンプルだけど心にひびく大人の気くばり : だから信頼される、また話したくなる』吉原珠央

KONAN ライブラリ サーティフィケイトの学生企画展示
『コロナ禍であなたの支えとなった本』

期 間:2020年 11月28日(土)~2021年1月16日(土)
場 所:図書館入館ゲート前

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『シンプルだけど心にひびく大人の気くばり : だから信頼される、また話したくなる』吉原珠央

コロナ禍では、コミュニケーションの場が減り、人との繋がりがどうあるべきか問われるようになりました。 この本では、感情を動かすコミュニケーション方法等、コミュ力を高めるノウハウについて分かりやすく書かれています。 大切なのは、向き合う相手に「関心と愛情」を持つこと、また、会話の中に相手に寄り添う一言を加えることで良い人間関係も生まれ、コミュニケーションを楽しめると感じました。内容は、私自身、学生時代から接客業に携わっていたので自然と実践していることもあり、納得できる部分も多かったです。 それでも、過去に自分の会話力に自信がなくなったこともあったので、本を読み終えてこれで良かったんだと安心しました。 学生の皆さんには、人との繋がりを恐れず周りの大人に頼って欲しい。そして、自分に自信を持って、コミュニケーションを楽しんで欲しいと思います。

請求記号:SB159/Y     教職員・四十代・女性