1.おしらせ」カテゴリーアーカイブ

[藤棚ONLINE]文学部・北川恵先生推薦『発達の扉』

図書館報『藤棚ONLINE』
文学部・北川恵先生推薦より

 夢をもって何かに挑戦しても、そんな簡単には出来ない。だからこそ、周囲に支えられて、出来たときの喜びは大きい。皆さんにもそういった経験があると思います。子どもの発達はそういうプロセスの連続と理解できます。

 『発達の扉(上)』は、子どもが身近な人との関わりのなかで、自らが主人公となって成長する様子が述べられています。発達の原動力は、子どもが「自分も~したい」「できるようになりたい」という願いをもつことです。「~したい、けれどもできない」という前向きな葛藤を大人に支え励まされ、「できるようになる」経験によって、次なる挑戦への「心のバネ」が育まれます。本書には、0歳から6歳の子どもたちの生き生きした写真がたくさん掲載されていて、いつしか読者も発達の主人公を生きる子どもの応援者の気持ちになることと思います。

 子どもに関心があっても、接する機会が限られている人が多いと思います。本書で発達の原点に触れていただくと、人は生涯にわたって関係性のなかで自分の力を発揮できるので、今を頑張る自分へのヒントになることもあるかもしれません。

 障害をもつ子どもの発達の歩みに関心がある人は『発達の扉(下)』もご覧ください。

エントランス展示「紙幣の肖像」

 昨年7月3日、新紙幣が発効されました。新紙幣の肖像に選ばれたのは日本初の国立銀行を設立した「近代資本主義の父」と言われる「渋沢栄一」を始め、「津田梅子」「北里柴三郎」の3名。当初は違和感のあったキラキラの新紙幣も、見慣れてきたのではないかと思います。

 さて、そんな新紙幣発行を記念して、エントランス展示を「紙幣の肖像」と題して更新しました。 今回の展示では、紙幣の肖像画に採用された「人物」に焦点を当てて紹介しています。 明治以降、日本で発行されてきた紙幣にはどんな人物の肖像画が使われてきたのでしょうか。

 明治時代の神功皇后や菅原道真から令和の新紙幣の人物まで、紙幣に採用された人物の紹介と採用された経緯、執筆した本などを展示しています。

  経済史に興味がある方も、経済史には興味がなくてもお金には興味がある方も、 図書館にお寄りの際にはぜひエントランス展示もご覧ください!

250521143555232

語学学習室展示のお知らせ

語学学習室では、現在大阪の夢洲で開催されている大阪・関西万博に併せた本を展示しています。参加国の文化や料理、過去の万博についてなど、読めばより一層万博を楽しめるはず!
図書館に来られた際にはぜひ語学学習室へお立ち寄りください。
ミャクミャクもお待ちしています!!

25冊多読チャレンジ 達成者インタビュー

2025年4月18日に『多読チャレンジ』25冊を達成されました!

匿名 マネジメント創造学部 マネジメント創造学科 2年次生

 語学学習室の本だけでなく、オンライン語学学習室も利用してくださいました。紙の本だとすでに借りられているときは返却を待つ必要がありますが、電子書籍はいつでも読むことができて便利とのことでした。
  「オンライン語学学習室 多読学習用リーダー」と語学学習室を併用して、気軽に楽しんでチャレンジを続けてほしいです。

 以下は、ご本人のアンケートによるものです。


Q.『多読チャレンジ』に挑戦しようと思ったきっかけは何ですか?

A. 英語の授業で、毎週英語の本を読む課題があるため。

Q.25冊を達成した感想をお聞かせください。

A. 意外とすぐに25冊達成できた。

Q.チャレンジする本はどのように選びましたか?

A. 読みやすそうな本。

Q.『多読チャレンジ』のこれからの目標などがあれば、お書きください。

A. 英語が苦手なので、ちょっとでも速読力をあげられるように、苦手克服できるように頑張りたいです。

☆おすすめの本として“Foundations Reading Library”のシリーズを紹介してくれました。共通のキャラクターが登場するので、様々なタイトルを読んでみると新しい発見があるかもしれません。紙の本、電子書籍どちらも所蔵がありますので、手に取りやすいものを選んでみてくださいね。

 甲南大学図書館では、多読チャレンジャーを随時募集中です。
 英語多読学習に興味のある方は図書館1階カウンターでエントリーしてみてください!
 25冊以上達成すればKONANライブラリサーティフィケイトの2級以上の要件にも適用されます!

☆2024年度から、継続しやすい新ルールになりました!
 いつからでも参加できますので、ぜひチャレンジしてみてください!

2025年度ブックカバ―デザイン発表!

 投票の結果、文学部人間科学科3年次生ペンネーム“りお”さんのデザインが「グランプリ受賞作品」に決定いたしました。
 “りお”さんは図書館が大好きでよく利用しており、前から応募してみたいと思っていたため、今回ご参加くださいました。
 また、『神戸×弘前ねぷた制作・運行プロジェクト』に参加されたり、企業のポスターに採用されたりと学外でも活動されているそうです。
 このブックカバーは2025年5月から、甲南大学図書館にて提供いたします。
 惜しくもグランプリを逃した4作品は、オープンキャンパス時に提供いたします。
 たくさん投票いただきありがとうございました。

印刷用データダウンロードはこちら

 グランプリ作品に投票してくださった方からは、このようなコメントをいただきました。
「シンプルで甲南らしさがある。平生さんがかわいく描かれていて好きです」
「シンプルで使いやすいかつかわいい♡」
「イラストの雰囲気が良く、自然と惹かれた」

↓オープンキャンバスではこちらの4作品も提供します。お楽しみに!!

【結果発表】第10回 甲南大学書評対決、生協書籍部で実施中!

 

売上対決は19:25で西村先生の勝利です!おめでとうございます!

売り上げ冊数TOP3は下記のとおりです。

1位・・・外山滋比古『知的創造のヒント
2位・・・ハン・ガン『すべての、白いものたちの
3位・・・伊坂幸太郎ペッパーズ・ゴースト

すべて図書館に所蔵がありますので、気になった方はぜひ読んでみてください。

 


 

甲南大学生協の書籍部にて、第10回 甲南大学書評対決  実施中です。

書評対決とは・・・甲南学園および甲南大学の教職員と学生団体がそれぞれ”おすすめの3冊”の書評を執筆・発表し、BOOKCAFE(iCommons4階)、Books&Support(学友会館北館)、The CUBE SHOP(西宮キャンパス)、FIRST SHOP(ポートアイランドキャンパス)で展示販売し、その売上冊数によって勝敗を競う企画です

今回は、女子ラクロス部4年生 友金 春日さん、田渕 晴さん、岩田 眞穂さんと、経営学部教授で女子ラクロス部の顧問でもある西村 順二先生の対決です!

 

前哨戦として4月23日(水)に本のプレゼン対決が行われました!今回は最後にお楽しみ企画も待っています!

まず、女子ラクロス部の紹介VTRが流され、皆さんが意気込みを述べますが、試合とは勝手が違うのか、少し表情が硬いです。

 

それでは、早速プレゼンスタートです!

 

女子ラクロス部チーム1人目は主将の友金春日さん。著者の木下半太さんからエールをいただき、主将らしく堂々とプレゼンしてくれました!
【第10回 甲南大学書評対決】 木下半太著 『鈴木ごっこ』

 

 

続いては西村順二先生。先生は女子ラクロス部の顧問ということで、彼女たちに勝ってもらいたいんだけど、という複雑な境地を述べられました。が、始まってみると時間をオーバーするほど熱いプレゼンでした。
【第10回 甲南大学書評対決】 ハン・ガン著 『すべての、白いものたちの』

 

 

 

女子ラクロス部2人目は田渕晴さん。双葉社さんからサプライズでプレゼントをいただき、にこやかにプレゼンしてくれました。
【第10回 甲南大学書評対決】 湊かなえ著 『告白』

 

 

続きまして西村先生の2ターン目。情報があふれかえる現代、それらをどのように活用してどう考えるかが重要だ、と語ってくれました。
【第10回 甲南大学書評対決】 外山滋比古著 『新版 知的創造のヒント』

 

 

女子ラクロス部チーム最後は岩田眞穂さん。大の伊坂幸太郎ファンという岩田さん、紀伊国屋書店限定ジャケットの本を持参し、気合の入ったプレゼンでした。
【第10回 甲南大学書評対決】 伊坂幸太郎著 『ペッパーズ・ゴースト』

 

 

 

そして西村先生の最後のプレゼンは、なんと漫画!しかも東京から担当編集さんが来場されて、直接先生に応援メッセージを送ってくださいました。その熱量に応えるように先生も熱のこもったプレゼンで、またしても時間オーバーです。

【第10回 甲南大学書評対決】 伊藤 美奈子監、双葉 陽マンガ、はぴふるガール編集部編 『わたしもHappy みんなもHappy【ハピかわ】こころのルール』

 

 

今回も本当に素晴らしいプレゼン対決となり、観客のみなさんも大盛り上がりでした!

 

以上のプレゼン対決で、女子ラクロス部チームが勝利しました!
🎉おめでとうございます🎉

西村先生は負けてしまったけれど、学生さんたちの見事なプレゼンにちょっと嬉しそうでした。

 

そして今回は10回記念ということで、まだまだ企画は終わりません。なんと、ジャンケン大会で勝ち残った3人に、今回紹介された本6冊全部をまとめてプレゼント、という太っ腹企画です!本好きには堪らない企画ですね!

図書館スタッフも参加したい気持ちをグッとこらえ、勝負の行方を見守ります。女子ラクロス部チームも壇上から参加しましたが、観客の方3名が本をゲットしました!もらった方はみんな飛び切りの笑顔でした!

 

こうして、盛況のうちに書評対決は終了しました。

最後は参加者の皆さんでパチリ。東京から来て下さった編集者さんも一緒に記念撮影です。

 紹介された本は、5/30まで売上対決を実施しています!結果は/3に発表です。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

 書評対決は今後も年に2回開催予定です。「おもしろい本」を探しにぜひチェックしてみてください!