<教員自著紹介>
大阪市生野区は、住民の4~5人に1人が在日コリアンです。「外国人」が住民の20~25%も占めるコミュニティは、日本ではここしかありません。本書は、生野区の日本人と在日コリアンの社会関係を、25年間にわたって定点観測した結果をまとめています。日本のグローバル化は今後もますます拡大、深化するでしょう。将来の日本の形が、この生野区にはあると思って、一度手に取ってみて下さい。
■『民族関係の都市社会学 :大阪猪飼野のフィールドワーク』 谷 富夫著 ミネルヴァ書房 2015年5月
■請求記号 316.821//2042
■配架場所 図書館1階開架一般
■著者所属 文学部 教授
■谷先生からのお薦め本
『異邦人は君ケ代丸に乗って:朝鮮人街猪飼野の形成史』 金賛汀 著 (岩波新書) 請求記号 S081.6/311/58 配架場所 図書館3階書庫小型
私の本が生野区の現代史に対して、本書は、その近代史です。