<ライブラリ・サーティフィケイト 読書記録の見本です>
書名: 英国一家、日本を食べる
著者: マイケル・ブース
出版者: 亜紀書房 出版年: 2013年
配置場所: 2階中山文庫一般 請求記号: 383/B
【レビュー】 評価:★★★★☆
2013年和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、注目されるようになった。この本は、英国人である著者が飽くなき食(伝統的な和食や庶民的な和食)への興味を抱き、外国人ならではの受けたカルチャーショックと和食の含蓄が書かれていて、興味深い。クスッと笑えることもあったり、そういう見方もあるのかと思ったり。楽しく読める本だった。ただ、大阪(庶民的)や京都(和食そのもの)の食については、書かれていたが、神戸については書かれていないのが残念。まあ、確かに神戸は伝統的な和食やたこ焼きなどの庶民的な食というイメージは無いでしょうね。
【心に残った言葉、キーワード】
「…だしと塩加減と火加減を修得していただきたい…」(p.83-p.89)
「何にもまして謙虚さを身につけるべきではないか」(p.268)