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新見まどか(文学部)『唐帝国の滅亡と東部ユーラシア : 藩鎮体制の通史的研究』

<教員自著紹介>

本書は、中国の唐王朝(7世紀初~10世紀初)が滅亡する過程とその背景を考察したものです。300年の長きにわたって栄えたこの帝国は、時代の変化に対応し、敵対勢力すら利用してしたたかに延命を図りました。

しかし、やがてこれまで支えてきてくれた人々を切り捨てはじめ、最後は誰からも見放されてしまいます。斜陽の時代の中、最後まであきらめずに生き残りをかけて戦う人々の姿を、ぜひ読んでみてください。

■『唐帝国の滅亡と東部ユーラシア : 藩鎮体制の通史的研究
■ 新見まどか著 , 思文閣出版 , 2022.12
■ 請求記号 222.048//2020
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  新見まどか(文学部)

三谷 宗一郎(法学部)『戦後日本の医療保険制度改革 : 改革論議の記録・継承・消失』

<教員自著紹介>

中央政府で働く官僚たちは、どのように新しい政策を生み出しているのでしょうか。この本では、1950年代から90年代までの厚生官僚が新たな政策を創造し、継承していった過程について、厚生省の非公表内部文書やインタビュー記録などをもとに明らかにしました。公務員を目指している方だけでなく、イノベーションを生み出す組織のダイナミズムに興味がある方にもぜひ手に取ってもらいたいと思います。

『戦後日本の医療保険制度改革 : 改革論議の記録・継承・消失
■  三谷 宗一郎著 , 有斐閣 , 2022.12
■ 請求記号 364.4//2056
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  三谷 宗一郎(法学部)

鵤木 千加子(共通教育センター)『バドミントンの歴史 : スポーツの国際化・グローバル化の軌跡』

<教員自著紹介>

本書は、バドミントンというイギリス誕生のスポーツが、どのように世界へ広がり(国際化)、現在のヒト・モノ・カネが地球規模で動くもの(グローバル化)へと変化してきたのかを紐解く一冊です。

スポーツはその誕生から変化して今に至り、これからも変化していくでしょう。歴史を知ることは、未来を考えることに繋がります。スポーツ競技に取り組む人だけでなく、多くの人に読んでもらいたいと思います。

『 バドミントンの歴史 : スポーツの国際化・グローバル化の軌跡 』
■ 鵤木 千加子 著 , 大修館書店 , 2022.9
■ 請求記号 783.59//2011
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属   鵤木 千加子(共通教育センター)

内藤 文雄(経営学部)会計学エッセンス(第5版)』

<教員自著紹介>

 2013年に会計学総論の授業のために刊行したテキストの最新版です。
 会計を全く知らない人であっても、企業の決算書(財務諸表)がどのような内容で、どのように利用できるかをわかりやすく解説しています。簿記の知識はなくても理解できます。
 各自の研究のため、就職活動での企業の分析のため、社会に出てから企業を理解するためなど、ずっと役立つことをねらっています。フルに活用してください。
 

■ 『 会計学エッセンス(第5版)
■ 内藤 文雄 著 , 中央経済グループパブリッシング , 2022.3
■ 請求記号 336.9//3058
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  内藤 文雄(経営学部)

鳴海 邦匡 (文学部)『 地図(ものと人間の文化史 187) 』

<教員自著紹介>

この本は「ものと人間の文化史」シリーズの一冊として書きました。このシリーズは前から好きだったので、そこに並べてよかったです。ちなみに、シリーズ98冊目の『丸木船』(2001年刊)は出口先生(文学部歴史文化学科)によるものです。

ここで扱う地図は、具体的な場所に関わる事業を実行するために作成されたもので、主に近世までの事例を対象としています。いわばそうした「働く地図」に注目したのは、それが人や社会が土地や空間といかに関わってきたのかを示す資料と考えたからです。ぜひ、みなさんも手に取って読んでみて下さい。

■ 『 地図(ものと人間の文化史 187)
■ 鳴海 邦匡 著 , 法政大学出版局 , 2021.12
■ 請求記号 448.9//2137
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属  鳴海 邦匡  (文学部)

山本 雅博 (理工学部)『大学の基礎化学 : 必要な物理・数学とともに』

 

<教員自著紹介>

この本は,全国の大学教員のネットワークを通して7人の先生に得意なところを分担執筆してもらったものである。高校から大学に入学した時の「転ばぬ先の杖」として準備した本で,化学の本であるにも関わらず,数学・物理を多く記述しているのは,「物理化学」で多くの学生が戸惑うからである。

山本は熱力学・反応速度・電気化学のところを分担した。実験器具の絵が多く書かれている点で好評な評価をまず頂いている。

■ 『大学の基礎化学 : 必要な物理・数学とともに
■ 山本 雅博 他 著 , 丸善出版 , 2021.11
■ 請求記号 430//2209
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属 山本 雅博  (理工学部)