4.教員自著紹介」カテゴリーアーカイブ

鳩貝耕一(情報教育研究センター)『ヴィレッジフォン』

<教員自著紹介>
 2006年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのグラミン銀行総裁ムハマド・ユヌス
は、「マイクロクレジット」 という、貧民のための画期的な小額融資を開発した。
ヴィレッジフォンはこの融資に基づく貸し携帯電話事業で、貧しい女性のエンパワーメントも
目指していたが、詳細な現地調査により様々な実態が明らかとなった。この著書は、本学
出身の佐藤彰男先生などとの共同研究成果をまとめている。

■鳩貝耕一 『ヴィレッジフォン』 御茶の水書房 2010年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:338.225 // 2003
■共著者所属:情報教育研究センター 教授

■先生からのお薦め本
『テレワーク-「未来型労働」の現実-』岩波新書

中田善啓(経営学部)『ビジネスモデルのイノベーション』

<教員自著紹介>
 現在の新しいビジネス・モデルは,プラットフォームを中核として,
需要側のユーザー,供給側のユーザーがデベロッパーとなって,
イノベーションを行うシステムである。
プラットフォームはこれらのユーザーのイノベーションを誘発するような
調整行っている。マイクロソフト,アマゾン,携帯電話,ゲームなどは
プラットフォームとなって,多数のユーザーが参加するエコ・システムである。

■中田善啓 『ビジネスモデルのイノベーション』 同文舘出版 2009年
配架場所:図書館1階シラバスコーナー
請求記号:335.3 // 2028
■著者所属:経営学部 教授

■ 先生からのお薦め本
・中田善啓著『マーケティングの変革』同文舘

山田純子(法科大学院)『現代会社法入門』 

<教員自著紹介> 
 ビジネスマンやローヤーを目指しているが、会社法は技術的かつ複雑で、
取っ付き難い。本書は、そのように考えておられる皆さんに、会社法を
わかりやすく学習していただくためのテキストであり、
①会社法上の制度について、なぜそのような制度が存在するのかに重点をおいて記述し、
②重要論点や実務上の興味深いトピック等をコラムとして取り上げ、
③学習する上で紛らわしい用語や誤解しやすい用語を解説した用語集を掲載する等の
工夫を行っています。

■ 山田純子 『現代会社法入門』 有斐閣 2010年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:325.2 // 2355
■ 著者所属:法科大学院 教授

■ 先生からのお薦め本
・龍田節著『会社法大要』(有斐閣)
理論的に高水準でありながら、きわめて平易な表現で、会社法の面白さを伝える名著です。

桐畑哲也(マネジメント創造学部)『日本の大学発ベンチャー』

<教員自著紹介>
 この本は,大学発ベンチャーを立ち上げてみたいという学生さんが,より可能性高く,
より効果的かつ効率的に,起業の道を志すには,その現状と課題に関する詳細な知識が
必要であろうとの思いから,書いたものです。
これから起業家として大学発ベンチャーを創業しようとしている学生さんをはじめ,大学発
ベンチャー経営者の方々,大学発ベンチャー育成を支援している実務家らに,読んでもらい
たいと思っています。

■桐畑哲也 『日本の大学発ベンチャー』 京都大学学術出版会 2010年
請求記号:335.21 // 2119
配架場所:(岡本キャンパス)図書館1階開架一般
■著者所属:マネジメント創造学部 准教授

■先生からのお薦め本
・ドラッカー P.F.(1985)『イノベーションと企業家精神-実践と原理』ダイヤモンド社,1985年.
ドラッカーの本は、テニス部の部長、商店経営者等、読む人の関心、視点によって、異なる
味わいがあるようです。

河﨑照行(会計大学院)『財務会計論Ⅰ第4版』

<教員自著紹介>
 本書は,会計学(財務会計)の教科書です。本書が想定している読者は,
会計専門職(公認会計士・税理士など)を目指す学生や社会人であり,
日本の会計制度・会計基準について,その理論的根拠を平易に解説しています。
そのため,会計専門職の受験参考書としても,高い定評を得ています。

■河﨑照行 『財務会計論Ⅰ第4版』 中央経済社 2010年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:336.9 /1/ 2660
■編著者所属:会計大学院 院長

■先生からのお薦め本
・原丈人著『新しい資本主義』PHP新書,2009年(日本経済の再生の可能性を提案した気軽に読める経済書)。

田中貴子(文学部)『中世幻妖』

<教員自著紹介> 
 あなたは「中世はいつ?」と問われてどう答えますか?では、「中世とは何?」という問いには?
これこそが、近代の知識人が追い求めてきた文化上の問題の一つであり、かつ、現代人の中世イメージを規定しているものです。
この本には、そんなイメージがいかにして作り上げられたかという過程が書かれています。先入観を捨て、脳をリセットしてみよう。

■田中貴子 『中世幻妖』 幻戯書房 2010年
配架場所:図書館2階開架
請求記号:910.24 // 2020
■著者所属:文学部 教授

■先生からのお薦め本
・『阿部謹也自伝』岩波書店 
 学問は面白い、ということを実感☆