4.教員自著紹介」カテゴリーアーカイブ

森茂起(文学部)『ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー』

<教員自著紹介> 
 人間は、「トラウマ体験」によってPTSDなど深刻な精神的障害を受けることがあります。
この本は、人生史を語ることでトラウマ性症状の解消をはかる治療技法を解説したものです。
専門家のための本ですが、前半の理論編は、トラウマとはどういうものかを理解する上で大変役立つ内容となっています。
トラウマに関心のある学部生、大学院生にお薦めします。
 トラウマについては、次の本も参考にしてください。

■森茂起 『ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー』 金剛出版 2010年
配架場所:図書館1階特設
請求記号:146.8//2392
■監訳者所属:文学部 教授

■先生からのお薦め本
・『トラウマの発見』講談社
・『トラウマ映画の心理学』新水社

木股知史(文学部)『与謝野晶子 岡本かの子』

<自著紹介> 
 共著ですが、晶子の部分を担当しました。歌は、晶子の全歌を読んで選び出し、
これまでの評釈書と重ならないように工夫しました。歌を鑑賞すると、晶子の
生涯が理解できるようになっています。
中年以降の歌に輝きがあります。かの子との組合せもおもしろく、花の歌の読み
比べができます。

■木股知史 『与謝野晶子 岡本かの子』 晃洋書房 2005年
請求記号:911.16/1/2004
配架場所:図書館2階開架
■著者所属:文学部 教授

内藤文雄(経営学部)『国際監査基準の完全解説』

<教員自著紹介> 
 この書籍は、財務諸表の監査を行う際にその基準となる国際監査基準の最新版を
網羅的かつ体系的に整理し、解説している。公認会計士になりたい人には必携の本。
企業ディスクロージャーの世界では、IFRS(国際財務報告基準)のアドプション
への対応が注目の的になっている。
ディスクロージャーには監査が欠かせない。この意味で国際監査基準を理解しておく
ことが重要。

■内藤文雄 『国際監査基準の完全解説』 中央経済社 2010年 
配架場所:図書館1階開架
請求記号:336.97//2157
■編著者所属:経営学部 教授

■先生からのお薦め本
・伊藤邦雄 『ゼミナール現代会計入門(8版)』★桜井久勝 『財務会計講義(11版)』
・広瀬義州 『財務会計(9版)』

藤本建夫(経済学部) 『何が地方都市再生を阻むのか』

<教員自著紹介> 
 衰退の地方経済に自然災害が襲う。この恐ろしいシナリオが現実に。
大震災で壊滅的被害を受けた阪神淡路地域に復興名目で巨額な資金が投入されたにも
拘らず経済は沈み続ける。地域再生には経済活性化が不可欠である。
これを阻む日本の政治経済的構造要因とは?

■藤本建夫 『何が地方都市再生を阻むのか』 晃洋書房 2010年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:318.264//2004
■著者所属:経済学部 教授

■先生からのお薦め本
・浜矩子『グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに―』岩波新書
・佐和隆光『グリーン資本主義―グローバル「危機」克服の条件』岩波新書

西川麦子(文学部)『フィールドワーク探求術―気づきのプロセス、伝えるチカラ 』

<教員自著紹介> 
 現場から問題を見出す力は、様々な研究や仕事、暮らしの中で求められています。
人と情報とチャンスを繋ぐフィールドワークの魅力を、不思議なイラストとともに味わってください。
          
■西川麦子 『フィールドワーク探求術―気づきのプロセス、伝えるチカラ』 ミネルヴァ書房 2010年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:361.9 // 2078
■著者所属:文学部 教授

■先生からのお薦め本
調査の現場を詳しく知りたい人は、
・西川麦子著、『ある近代産婆の物語~能登・竹島みいの語りより』(桂書房、1997)
・『バングラデシュ/生存と関係のフィールドワーク』(平凡社、2001)
 を読んでみてください。

若林公美(経営学部)『包括利益の実証研究』

<教員自著紹介> 
 包括利益と純利益のいずれが業績指標としてすぐれているのか。
本書では、この研究課題に取り組むため、会計基準のコンバージェンスのなかで
新たな業績指標として着目される包括利益と純利益を、価値関連性、持続性、
予測可能性、投資リスクの評価、利益調整の5つの実証分析に基づいて総合的に
比較検討している。

■若林公美 『包括利益の実証研究』 中央経済社 2009年
配架場所:図書館1階開架
請求記号:336.93//2005
■著者所属:経営学部 教授