5-2.教員インタビュー」カテゴリーアーカイブ

文学部 A先生へのインタビュー

文学部  4生 H さんが、文学部 A 先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.  これまで特に力を入れて取り組まれた業務はありますか?

A. 大学図書館員だったときは利用教育と情報リテラシー教育に力を入れていた。図書館員全員で4月から5月にかけて1限から5限まで、新入生3,000人全員に対して行っていた。

Q. 利用教育を行って、手ごたえを感じましたか?

A. レポートや論文をこれから書くという人には役に立てたと思う。それだけではなくて、図書館には専門書だけではなく、小説や視聴覚資料、電子資料などもたくさんあるということを新入生の段階で知ってもらうきっかけにもなった。

Q. 情報化により剽窃がよく問題として取り上げられるようになりましたが、どのようにお考えですか?

A. 意図せずやってしまったことでも、とんでもないことになる。よくWikipediaを使う人がいるが、見るのは構わないが、レポートや論文の根拠としては責任の所在がない。著作権法や研究倫理については授業で積極的に伝えたい。

Q. 図書館はどのように対処できるでしょうか?

A. これからの図書館は、利用教育の際に、情報倫理や研究倫理を含めた1つ上のレベルを目指さなければならない。

Q.甲南生の図書館利用についてどう思いますか?

A.自習をしている人が多いが、図書館を利用するというのは図書館を単に場所として利用するということではなく、「図書館資料を利用・活用する」ということ。

Q. 図書館学の受講者、司書を目指している人に向けて一言お願いします

A. 資格を生かして、図書館で是非働いてほしい。人の役に立つだけでなく、自分も向上できる素晴らしい仕事。もし司書にならなくても、利用者として図書館を活用して欲しい。図書館で資料情報を自由に見られるのはもはや当たり前になっているが、そうではない時代も過去にはあった。情報を自由に入手できることは民主主義社会の基盤であり、その素晴らしさを図書館で実感して欲しい。

感想:授業内だけではなかなか知る機会がない先生の研究内容や、思いを知る場となり、大変貴重な時間になりました。司書を目指す方は、司書の方にインタビューをして、より詳しく学んで欲しいです。そうでない方も、是非所属する学部の先生にこのような機会を設けて頂き、自分の学ぶ分野により深く興味を持つきっかけになればと思います。ご協力頂きました皆さまにこの場をお借りしてお礼申し上げます、有難うございました。

(インタビュアー:文学部 4年 H )

 

知能情報学部 S先生へのインタビュー

知能情報学部  4生 I さんが、知能情報学部 S 先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q. どんな本を読まれる事が多いですか?

A. 経営関係の本。生徒の就活のために読んでいる。

工業関係の本。学生のために読んで、その本を薦めている。世の中に売っている物の性能を知りたいから。

商業関係の本。製品をどうやって売るかを知りたいから。

デザインの本。製品のデザインを調べるため。小説系はあまり読まない。

Q. 読書する事の利点はなんですか?

A. 読書する事に意味はない。一冊の本を読んでも得られるものは少ない。

あまり期待はせずに、2千円ぐらいで何かいい言葉があればラッキーだと思っている。

Q. 読書する事が好きになったきっかけは何ですか?

A. 困ったときに助けてくれるのが、本。

本は自分が求めていない情報が入って来て、何かに気付かされる。

見た事がないものを得られて、新たな発見や知識を得る事が出来る。

Q. 好きな作家や作品を教えてください。

A. 作品名:モモ     作家:ミヒャエル・エンデ

色々な事に気付けるような本である。

子供向きと書かれているが、大人にもおススメ。

Q. 読んでいない生徒をどう思いますか?

A. 『さかさ町』読みたくなければ絵本を読んでみればいい。

これを読んでひっかからなければ、小説を読まなくて良い。

ひっかからなければ、今の人生で良いということ。

感想:スマホでは自分が求めている知識を得る事が出来、本では自分が求めていること以上の知識を得る事が出来るという言葉が印象に残った。

<S先生おすすめの本>

ミヒャエル・エンデ作;大島かおり訳『モモ』岩波書店 , 1976年

F.エマーソン・アンドリュース作 ; ルイス・スロボドキン絵 ; 小宮由訳   『さかさ町』岩波書店 ,2015年

(インタビュアー:知能情報学部 4年 I )

 

経営学部 北居 明先生へのインタビュー

経営学部  3年生 Kさんが、経営学部 北居 明先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.本はよく読まれますか?

A.はい仕事でも趣味でもよく読みます。

Q.どんな本を読まれることが多いですか?

A.何でも読みます。仕事の本、漫画、好きな作曲家の伝記や作品集など。好きな人の解説本や好きな物語のガイドなど深掘っていくのも好きです。

Q.本はどのような方法で探しますか?

A.大きい本屋に行ってうろうろしながら気になった本を手に取って読んでいます。漫画も難しい本も同じ買い方です。書店員さんが書いたポップも参考にしています。近くの三ノ宮や西宮のジュンク堂がおすすめです。他の本屋には無いマニアックな本が置いてあるのでジュンク堂推しです。Amazonでは仕事の本を買います。昔の古い本は図書館で探します。甲南の図書館のヘビーユーザーです。

Q.先生は経営組織について研究されていますが、昔から興味を持たれていましたか?

A.大学院に入ってからです。自分が興味がある分野かどうかも大事ですが、食べていかないといけないので、どの分野がこれから流行ってくるか、人がやっていないか、自分が関心を持てるかなどを大学院の先生と相談しながらこのテーマでやっていこうと決めました。

Q.人生を変えた本はありますか?

A.カール・マルクスの『経済学批判』です。特に序文を読んで衝撃を受けました。
人間の歴史の背景のメカニズムがたった数ページに書いてあり大変衝撃的でした。

Q.おすすめの本はありますか?

A.フレデリックラルーの『ティール組織』です。少し難しい本ですが、管理職がいない給料も自分で決められるような組織について詳しく書いてありますよ。色々な会社があるんだと理解して世界を広げてほしいです。面白いですよ。
漫画は『ハクメイとミコチ』、『乙嫁語り』がおすすめです。『ハクメイとミコチ』は出てくる登場人物が全員職人のお話です。
『乙嫁語り』は16世紀中央アジアのお話でそこにおける婚姻に関するお話です。

Q.先生にとって読書とは?

A.お酒の次に楽しい時間を過ごせる手段です。仕事で本を読んで、気晴らしにも本を読んでいます。

感想
質問に詳しくわかりやすく答えていただきとても楽しかったです。
先生のこれまでの経緯について初めて知ったので驚きました。おすすめの本についての解説なども非常におもしろく、全て読んでみたいと思いました。インタビューをさせていただき、本当にありがとうございました。

<北居 明先生おすすめの本>

フレデリックラルー著『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』英治出版 , 2018年

カール・マルクス著;中山元訳 『資本論:経済学批判』日経BPマーケティング ,2011年

(インタビュアー:経営学部 3年 K)

 

知能情報学部 S先生へのインタビュー

知能情報学部 3年生 藤澤 舞さんが、知能情報学部 S先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.本は月に何冊ぐらい読んでいますか?

A.研究に関係する専門書はパラパラ読む程度です。趣味で読む本は、そのときによりますが、月に2,3冊程度です。理想は、毎日1冊ぐらい読みたいのですが。

Q.おもにどのジャンルの本を読んでいますか?

A.ジャンルより著者で選ぶ事が多いです。ありがちですが、東野圭吾さんや池井戸潤さん、天童荒太さんの本は好きです。

Q.情報分野に興味を持ったのはいつですか。

A.あまり意識はしていませんでしたが、小学生のとき両親が家に買ったPCがきっかけでした。当時は今のようなゲームソフトはあまりなかったので、雑誌に掲載されていたゲームのプログラムを打ち込んで遊んでいました。そのうち、自分でもプログラムをするようになりました。

Q.学生に海外留学するとすれば、いつをオススメしますか。

A.目的によって違います。海外で働くことを目的とするなら、効率が良いのは大学院の修士課程に入って就職することをおすすめします。ネイティブのような言語習得を目的とするなら、なるべく早く、理想的には小学校低学年ぐらいが良いです。

Q.最後に、今の大学生におすすめしたい本はありますか。

A.知能情報学部の学生には、「理科系の作文技術」をおすすめします。あとは何を読むかより、できるだけたくさんの本を読んでほしいです。英語が好きな人は、小学生レベルのものでも構わないので、英語の本を読んでみるのも良いです。

感想:お忙しい中、長く時間をとって頂きインタビューしました。最初のインタビューでとても緊張しました。しかし、親切に私のインタビューに答えて頂き、専門分野のお話も聞くことができてうれしかったです。また、このインタビューを通して先生の新たな一面を垣間見ることができて楽しかったです。

<S先生おすすめの本>

木下是雄著『理科系の作文技術』中央公論社 ,1981年

木下是雄著『理科系の作文技術』中央公論社 ,2002年

(インタビュアー:知能情報学部 3年 藤澤 舞

文学部 子安 増生先生へのインタビュー

知能情報学部 3年生 藤澤 舞さんが、文学部 子安 増生先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.本は月に何冊ほど読みますか。

A.甲南大学に特任教授として赴任してからの4年間で毎年平均90冊読んでいます。おもに通勤時間を使って読書をしています。

Q.どの分野の本を読みますか。

A.歴史関係の本をよく読みます。日本史と西洋史の両方が好きで、授業で担当している科目に役立っています。心理学史Ⅰ(西洋における心理学の発展についての授業)を毎年担当しています。

Q.人生を変えた本はありますか。

A.あります。精神科医の作家、北杜夫さんの芥川賞受賞(1960)作品『夜と霧の隅で』です。ナチスの精神病者迫害に抵抗する精神科医の苦闘を描いた小説です。これは高校生のときに大学で心理学を学ぼうと思ったきっかけの1つです。

Q.今の大学生におすすめしたい本は何ですか。

A.文学部人間科学科の新入生に『マシュマロ・テスト』という本を薦めています。アメリカの心理学者W.ミシェルらが幼児期の自制心の大切さを心理学実験と追跡調査で調べたものです。これはハヤカワNF文庫に入っています。

感想:非常に短い時間でのインタビューでしたが親切に対応していただき、うれしかったです。また、心理学以外での広域での認知科学についての知識も深く、驚きました。今回のインタビューで自分の専門分野以外の分野でも興味があることについて知ることは重要だと実感しました。


<子安 増生先生おすすめの本>

北杜夫著『夜と霧の隅で』新潮文庫 , 1963年

北杜夫著『夜と霧の隅で』新潮社 , 1977年【所蔵あり】

芥川賞全集 第6巻 北杜夫著『夜と霧の隅で』文藝春秋 , 1982年【所蔵あり】

ウォルター・ミシェル著  『マシュマロ・テスト』ハヤカワNF文庫,2015年

(インタビュアー:知能情報学部 3年 藤澤 舞

法学部 K先生へのインタビュー

法学部 2年生 Kさんが、法学部  K先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

・最近本は読まれますか

 最近では、本よりも論文を読むことのほうが多くなりました。しかし、電車の中で本を読む時間を作っています。読んでいる本としては、研究に直接的に関係はありませんが、経済分野の本も読んでいます。

・大学生時代にどのような本を読まれていましたか

大学1年生の頃は、宮部みゆきなど小説を主に楽しい本を読んでいました。しかし、2年生の頃に友人がよく新書などを読んでいたことがきっかけで、様々な本を読み始めました。その後は司法試験の勉強を行うため、本を読むことは少なくなってしまいました。

・法学の魅力を知ったきっかけはありますか。

 元々は、検察官になりたくて法学の道に進みました。検察官のOBの方にも会い、検察官というものに魅力を感じていました。その一方で、他の職種にもその職種なりの大切さを感じるようになり、進路に悩む場面もありました。2年生から司法試験の勉強を始め、大学院に合格をしました。大学院では何か法学の分野を研究したいという思いもなく、もどかしい気持ちでした。しかし、厳しい先生との出会いもあり、大学院時代に全力で学ぶことで法学の魅力を知ることができました。今考えると、大学生時代の進路についての迷いはある意味よかったのかもしれません。

・学生へのおすすめ本はありますか

 星野さんの『隣人訴訟と法の役割』や、河上先生の『民法入門』は実際にあった事件が具体的に書かれているため読みやすく、おすすめです。さらに上を目指す人には、田中さんの『法的思考とはどのようなものか』が法を深く学ぶことができ、おすすめです。また、歴史から法を学びたい人には、近代日本が法律を自ら作ることのできた背景を探る、内田さんの『法学の誕生』がおすすめです。

・今の学生へ一言ありますか

 若い人はどんどん知識を頭に入れることができます。また、知らなかった知識もすぐに頭に入れることができます。その時、直接役に立つわけではないとしても、若い間に、優れた著書を多く学んで欲しいですね。本を読む際、メモを残しながら読んでみてください。体が動かなければ、脳も動きません。本を読んでいる中で、考えるという作業を入れることをおすすめします。

・インタビューを行った感想

 一対一で長い間対話させて頂くことは、初めてのことであり、とても緊張しました。今回のインタビューを通じて、法学という学問の奥深さを改めて知ることができました。これからも本を読み、新しい知識を入れていきたいと思います。また、インタビューをさせて頂いたことについて、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

<K先生おすすめの本>