8/8より、教員著作コーナーを新設・公開しました!(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
甲南大学の教員が執筆した本がたくさん配架されております。
皆さんぜひご利用ください!

8/3(水)の設置作業に際しては、KONAN ライブラリ サーティフィケイトにエントリーしている学生さん3名がボランティアで来てくれました。
↓作業風景
すごく一所懸命に作業してくださり、予定どおり8/3に設置完了。
皆さんお疲れ様&ありがとうございました!
理工学部 1年生 匿名さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
書名:君主論
著者:ニッコロ・マキアヴェッリ
出版社:講談社
出版年:2004年
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという。その言葉のように最近の本ばかりではなく、少し古い本にも目を受けてほしい。
さて、今回紹介する本はマキアヴェッリの書いた君主論だ。この有名な本は名前くらいは聞いたことのある人も多いだろう。私はこの本を歴史や政治に興味がある人は言うまでもないが、他にこれからリーダーになる人にも是非読んでみてほしいと思う。
この本は全26章で構成されている。
第1章では君主政体の種類とどうやってそれを獲得するのかを挙げている。
第2章からは様々な君主権について主に成立法別にまとめ、それぞれがその後に対してどのような影響を与えるのかを解説している。
第12章からは自己の軍によらない時に起こる問題と自己の軍を持つときにすべきことについてまとめている。
第15章からは君主が敵を増やさないためにどうしたらいいか、多くの君主がやっていたことは本当に有益か、他者に尊敬され指示を聞いてもらえるようにするためにはどうしたらいいか、周囲の人間が追従するようになるのを避けるにはどうしたらいいかなど、君主は普段どのようにふるまえばいいかを解説している。
第24章からは実際に書かれた時代のイタリアの現状を考え、どうしてそうなったのか、また、これからどう知ればいいのかを書いている。
私は冒頭でリーダーになるかもしれない人にも読んでほしいと書いた。この本は多少汎用化する必要はあるだろうが、君主、つまり国のリーダーをやっていくうえで大切なことを過去の様々な事例を例に出しまとめている。
この本は目的のためなら手段をえらばないマキャヴェリズムの本の始まりだろう。この本の内容はリーダーとしてのふるまい方として現代で十分に通用することが書かれていると私は思う。
2015年度KONANサーティフィケイト授与式が行われました。
2015年度卒業生は卒業式で学長から授与されましたが、在学生は昨日4月18日(月)18時から、グローバルサーティフィケイトとライブラリサーティフィケイト、両方の認定者全員を集めての実施となりました。
卒業式では一人が代表して認定書を受け取り、個々には卒業式終了後に図書館長から手渡されました。
4/18に実施された在学生の方は、初年度ということで授与者全員集合(2名欠席ではありましたが)。一人ひとり学長から認定書が手渡しされました。
その後、長坂学長から今後への学生さんたちへの期待が延べられ、
稲田図書館長からも感謝と激励のお言葉がありました。
最後はみんなで認定書をかかげて集合写真。
皆さん、これからも1級を目指して頑張ってください!!
エントリーしようかな?と迷ってる学生さんも一度図書館2階ヘルプデスクに来て相談してください。そしてぜひ参加してみてください!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
2016年度の開始と同時に、甲南大学の図書館システムも新しくなりました!とくにOPAC(蔵書検索システム)やMy Libhraryはレビューの投稿やオンラインレファレンスなど、図書館利用に関するいろいろな機能が強化されています。ぜひ有効活用してください!
また、甲南大学デジタルアーカイブもこの4月より開始され、甲南大学の所蔵する貴重資料を電子公開しています。今後様々なコンテンツを追加公開していく予定です。
最後に、色々なガイダンスやポスターですでに耳に、目にしていると思いますが、図書館ではライブラリ サーティフィケイトのエントリー者を常時募集中です!まずは図書館2階ヘルプデスクまでお越しください!
図書館では今後もいろいろなガイダンスやイベントを予定しています。
文学部 2年生 匿名さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
書名:ヒカルの卵
著者:森沢明夫
出版社:徳間書店
出版年:2015
優しくて温かくて、元気がもらえるお話を読んでみませんか。
この物語は、故郷を愛する、自称ツイてる、養鶏農家の村田二郎が、村おこしのため、森の奥に世界初の卵かけご飯専門店をオープンさせようと計画するところから始まります。村落の人々の反対や幼馴染との仲違いなどの様々な困難に直面しながらも、自称ツイてる男、通称ムーさんは、周りの人々に励まされたり支えられたりしながら計画を実行していきました。
私がこの物語をおススメする理由は三つあります。まず一つ目は、主人公のムーさんや村落の人々や幼馴染などの登場人物一人一人がすごく魅力的だからです。励まし合ったり、気遣い合ったりしながら頑張っている姿からは元気がもらえるのではないのでしょうか。
それから二つ目は、この物語の形式が複数人の語りであるからです。このことには、様々な視点から物語が楽しめると同時に、それぞれの人の思いや抱えているものをより深く知れるという効果があるということを感じました。これにより、物語が重層的で味わい深いものになっているのではないのでしょうか。
そして三つ目は、幸せの定義や生き方や考え方についても考えさせられる本であるからです。それは、ムーさんを始めとする登場人物一人一人が誰かを思いやって発する言葉や、地の文、物語全体、あとがきにまでも表れています。
炊き立てのご飯で作った、ほっこりとしてふわふわの卵ご飯のような物語をぜひ味わってみて下さい。
理工学部 4年生 地主大輝さんが理工学部の須佐元先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)
・本を読んでいますか。
なんでも読んでいますが特に小説を読んでいます。 小説の中では浅田次郎さんの本を好きで読んでおり、新作があればすぐに購入します。
・図書館はよく利用されますか。
あまり利用しないですね。ほしい本などがあればamazonで購入します。
・仕事で読むことはありますか。
仕事で読む場合であれば論文がほとんどで、読書は趣味として読みます。勉強のために読んでいると面白くないので、読書では自分が好きと思ったものを読んでいます。
・先生が行っている研究に進むきっかけになった本、またはエピソードを教えていただけませんか。
小学生時代に見たテレビ番組の「コスモス」がきっかけでしたね。 宇宙の研究やそれにまつわる歴史的なエピソードから相対論の話など、その時子供だった自分に「難しそうだからやってみたい」というような冒険心をくすぐられました。たぶんわれわれの世代の天文学者は多かれ少なかれこのコスモスに影響されていると思います。
・学生にお勧めの本などがあれば教えていただけませんか。
「原発事故と科学的方法」ですね。この本は原発事故に関する内容というよりは、それを偏りなく手元にあるデータを使って筋道立てて考えていく、いわゆる「フェルミ推定」というやり方で原発事故を論じています。数字がしばしば出てくるので文系の人には難しいですが、自分で考えて物事を理解することを学べる本だと思います。
・インタビュー後
今回はお忙しい中数十分間のインタビューを行ってくれました。私は読書に関して一種の勉強として読んでいた一面があったので、先生が読書を一種の楽しみとして読んでいらっしゃることに対して損をしながら読書活動を行っていたのかなと思う一方、ちょっと肩が下りたかなと感じました。そういう意味では有意義なインタビューだったと感じています。 また紹介してくださった本も、自分はあまりフェルミ推定が得意ではないので、参考として読んでみたいと考えています。
<須佐先生おすすめの本>
牧野淳一郎著 『原発事故と科学的方法』 岩波書店,2013年
配置場所:図書館 1階開架一般 請求記号:543.5//2114
(インタビュアー:理工学部 4年 地主大輝)