1-2. 語学学習室」カテゴリーアーカイブ

『I am Legend』 Richard Matheson

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 837/O/6
Title: I am Legend
Author: Richard Matheson

ウィル・スミスが主演した映画「アイ・アム・レジェンド」の原作です。
1954年に原作が発表された後、「地球最後の男」(1964年)、「地球最後の男オメガマン」(1971年)と2回も映画化も3度目のSFの古典です。
原作は短編なので、映画を見た方はチャレンジしやすいですよ。
ウイルス感染によりほとんどの人間は死滅し、生き残った者も夜行性の獰猛な生物に突然変異してしまった世界。
おそらくただ一人まともに生き残っているロバート・ネヴィルは、昼は食糧や生活用品をあさりながら、他の生存者を捜していたが、闇の中からはいつも彼を狙っているあの生き物たちがいた…
標題の『I am Legend』の他に、10篇の作品が収録されています。

『The Women's Murder Club novel』James Patterson

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/P/6
Title: The Women’s Murder Club
Author: James Patterson

ベストセラー作家、ジェームズ・パタースンの”Women’s Murder Club(女性殺人捜査クラブ)”。
米国ではドラマ化もされた人気シリーズです。
市警初の女性警部補リンジー、検死官クレア、検事補ジル、新聞記者シンディの4人は上司の命令なんて気にも留めず、組織の壁を超えた友情の絆で、法で裁けぬ事件に挑む!
ひとつひとつの章が3ページに満たないほど短く、テンポがいいので、ペーパーバック初挑戦でもおススメできます。
1st to Die (1番目に死がありき)
シリーズ第1作。
新婚カップルをつけねらう連続殺人犯。殺人課の女性警部補リンジーは、3人の人物に捜査への協力を求める。陰湿な犯人、小気味いい展開、そして・・・
2nd Chance (チャンスは2度めぐる)
教会で聖歌の練習をしていた十一歳の黒人少女が射殺される。新聞記者シンディの情報によると、黒人女性ばかりをねらっている連続殺人犯が存在するらしい・・・
シリーズは続々発刊されていますよ。

『Marcovaldo or the seasons in the city』 Italo Calvino

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/C/6
Title: Marcovaldo, or, the seasons in the city (マルコヴァルドさんの四季)
Author: Italo Calvino

作者のイタロ・カルヴィーノはキューバ生まれのイタリア人作家。
本書もイタリア語から英語に翻訳されたものです。
マルコヴァルドさんという一人の労働者とその家族の、春夏秋冬が5回繰り返された20の短編です。
さて、面白いような哀しいような小市民の日々に、あなたの心は笑うのか涙するのか・・・
児童文学で短編集というのは読みやすいです。

『The men who stare at goats』

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル6】 830/R/6
Title: The men who stare at goats
Author: Jon Ronson

題名を直訳すると「ヤギを見詰める男たち」。
・・・?
1979年米軍内部に秘密部隊が結成され、今までの既成概念から全く離れた秘密の訓練を行っていたのだとか。
羽織れば透明人間になれるマントを作れないかとか、壁を通り抜けることができるのではないかなどをマジメに考えていたそうです。(ハリーポッターにあったような・・・)
さらには、ヤギを見詰めるだけで殺すという実験をしていた!?
信じがたい話ですが、本当にあったお話で、冗談ではないらしい・・・

『Sigmund Freud (Giants of Science)』 Kathleen Krull

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/KR/5
Title: Sigmund Freud
Author: Kathleen Krull, illustrated by Boris Kulikov
Series: Giants of Science

「科学の巨人たち」のシリーズの「フロイト」の伝記です。
精神分析学の祖として、無意識や夢の研究などを通じて、精神と病との関係を解き明かそうとした彼も、名を成すまでは回り道をしたそう。
心理学の講義をとる前に、少し予備知識を増やしておいてはどうでしょうか。

『Marie Curie (Giants of Science)』 Kathleen Krull

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル5】 830/KR/5
Title: Marie Curie
Author: Kathleen Krull, illustrated by Boris Kulikov
Series: Giants of Science

「科学の巨人たち」のシリーズの「マリ・キュリー(キュリー夫人)」の伝記です。
1903年、夫と共に放射能の研究の業績でノーベル物理学賞を受賞。
1911年、ラジウムおよびポロニウムの発見とラジウムの性質およびその化合物の研究でノーベル化学賞を受賞。
マリ・キュリーは女性で始めてのノーベル賞受賞者ということだけではなく、二つのノーベル賞を受賞した唯一の科学者でもあります。
女性がなかなか活躍できなかった科学界でのこの功績は、偉大と言わざるを得ません。
発見者である彼女が放射性物質の危険性を知ることができたはずもなく、彼女は白血病で1934年に亡くなりました。
その研究ノートは最近まで放射能を持っていたといいます。