西田 英一(法学部)『声の法社会学』

<教員自著紹介>

日常会話から示談交渉・言い争いまで、ふだん私たちは声と言葉を使っていろんなやり取りをしています。一つの口蓋から出る<声>と<言葉>。自分の体から出る自分の声と、自分だけのものではない言葉。
いったい、<声>とからだと言葉はどう関係しているのか。そして、<声>が紛争解決場面でどんな働きをし、法とどう関わるのか。本書は、事故の被害者・加害者・関係者の声のぶつかり合いに焦点を当てたフィールドワークを通して、こうした謎に迫ります(第11章では、児童74人が犠牲となった石巻市立大川小学校の津波事故と訴訟の意味について詳しく分析しています)。

■『声の法社会学』
■ 西田 英一[著],    北大路書房 , 2019年3月
■請求記号 321.3//2059                                         ■配架場所 図書館1F 教員著作
■著者所属   西田 英一(法学部 )