『Go the F**k to Sleep』Adam Mansbach

語学学習室からのBookReviewです☆
【レベル0】 837/O/0
Title: Go the F**k to Sleep
Author: Adam Mansbach

つい声に出して読みたくなるような詩的でリズムのいい文章なのですがね。人前で音読はお勧めしません。
もひとつ。これは子供向けの絵本のような体裁ですが、オトナの愚痴です。読み聞かせには使えません。
そもそもは、なかなか寝ついてくれない2歳の我が子に疲れ果てぶちギレて、「Go the F**k to Sleepって本を出してやる!」と、フェースブックに書きこんだところ、これが友人たちにバカ受けして、本当に出版することになったものだそう。
で、できたのがF**KだのS**Tだの4-letter word連発のこの作品。
人から人へと伝わって、発売予定5カ月前にはもう、AMAZON.COMのベストセラーリスト1位になってしまい、発売が4カ月繰り上がったとか、世界30カ国以上で翻訳されるとか、サミュエル・ジャクソンの朗読でオーディオブックが出たとか(YouTubeにアップされてます)、映画化が決定したとか…わずか400語余の絵本に、世間はチョー盛り上がったのです。
人間、たまには建前でなく本音を吐露してみると、思わぬ効果が出るもんです。