<教員自著紹介>
「格差」や「不平等」の現実に対して「公正」を求める声は強まる一方です。ところが、「公正」の基準は常に複数存在しており、そのことが問題の解決を困難にしています。
そこで、比較的若い世代の研究者が集まり、歴史的観点から「公正」という主題に挑むことにしました。外交、軍事、教育、医療、人事など近代日本史の最新研究から「公正」を考える、ユニークな書物になっていると思います。
■『公正から問う近代日本史 』
■ 佐藤健太郎, 荻山正浩, 山口道弘編著 ; 尾原 宏之 [ほか執筆] ,吉田書店 , 2019年3月
■ 請求記号 210.6//2231
■ 配架場所図書館 1F 教員著作
■ 著者所属 尾原 宏之(法学部)