山中伸弥, 羽生善治著 『人間の未来AIの未来』

理工学部  1年生 石山 遥希さんからのおすすめ本です。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

書名 : 人間の未来AIの未来
著者 : 山中伸弥 , 羽生善治 著
出版社:講談社
出版年:2018年 2月

1996年に、将棋界初の七冠王に輝き、2017年に前人未到の「永世七冠」の称号を得た天才棋士羽生善治先生と、2012年に「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」によって、ノーベル生理学・医学賞を受賞したiPS細胞研究所所長の山中伸弥先生による対談をまとめた本です。

iPS細胞とはいったい何なのか、なぜプロ棋士は人工知能に敗北してしまったのか、この先世界はどうなっていくのか、など二人がそれぞれ疑問に思っていたことを、二人それぞれの意見を出しあい、考えていく本になっています。偉大なる2人の考えがよくわかり、とても勉強になる本でした。人工知能などに興味がある人だけでなく、理工学部の方、文系学部の方もぜひとも読んでみてほしい本です。