中村 耕二 (名誉教授)『The Journey to Serendipity (2021)』

 

<教員自著紹介>

 11月の初旬にロンドンの出版社から『 Dreams of Serendipity (2019)』 の続編として、『The Journey to Serendipity (2021)』を出版しましたので、紹介します。

 コロナの感染症の猛威がやっと落ち着き、リモートのお仕事だけでなく、対面のお仕事も 始まり何かとお忙しいことと存じます。 秋の夜長や冬休みに、もしお時間があるようでしたら、ご興味のある章を写真と共に少しお読みくだされば幸いです。各章の始めに掲載した写真はすべて現地で自ら撮影したものです。

 実在の英国人技師  Joseph は明治政府の招聘で1868年に来日し、日本の灯台や鉄道シ グナルの近代化に貢献し、明石藩家老の四女と結婚し、日本文化をこよなく愛し、1914年 に神戸の外国人墓地で永眠しています。 夢の中で Joseph の啓示を受けた子孫が国や文化 を越え、100年の時を経てその血族にめぐり逢います。 日本人と英国人の両方の文化背景 を持つ主人公達の二世代にわたる心の旅路です。 物語は Joseph の降誕の地であり、中世 の旧市街が魅力的でユネスコ世界遺産に選ばれた Edinburgh, 歴史文化の漂う古都 York, 多文化主義を標榜する近代都市Leeds, 古城があり宝石のような街 Knaresborough, ヨークシャー・デールに抱かれた美しい村 Pateley Bridge, 日本海の幸に恵まれた山陰の小京都倉吉、孤高で神々しい大山、エーゲ海のような瀬戸内海を望む牛窓、歴史ロマンの香る 須磨 明石を舞台に展開します。

 

こちらは、ロンドンの出版社の紹介文です。↓

 

■ 『The Journey to Serendipity (2021): Edinburgh, Yorkshire and Kobe
■ 中村 耕二 , New Generation Publishing , c2021
■ 請求記号 933.7//4014
■ 配架場所  図書館   1F 教員著作
■ 著者所属 中村 耕二 (名誉教授)