マネジメント創造学部 金坂 成通先生へのインタビュー

マネジメント創造学部 2年生 Aさんが、マネジメント創造学部 金坂 成通先生にインタビューを行いました。(KONAN ライブラリ サーティフィケイト)

Q.普段読書はされますか?

A.仕事に関する本は毎日読みます。しかし、趣味としての読書は子どもの世話のため時間がなく、最近はあまりできていません。

 

Q.趣味として読むときにはどのようなジャンルの本を読みますか?

A.ノンフィクションやエッセイが好きです。特に、秋田犬「わさお」の名付け親であるメレ山メレ子さんの『メメントモリ・ジャーニー』が好きです。

 

Q.今までに読んだことのないジャンルはありますか?

A.ほとんど読んだことがあります。大学で仕事を得る前にPHP研究所の出版部門で数年間ですが編集者をしていたため、仕事の関係上いろいろな本を読みました。

 

Q.本を買うときや借りるとき、何が決め手でその本を手に取りますか?

A.著者で選びます。興味がある人や好きな人の本を読むことが多いです。

 

Q.最近読んで面白かった、感動した本はありますか?

A.『一億人の英文法』と『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう』です。後者は子どものために選んだ絵本なのですが、前から読むと行きの話、後ろから読むと帰りの話になり2度楽しめます。

 

Q.大学生にお勧めの本はありますか?

A.①『バッタを倒しにアフリカへ』私と同世代のバッタ研究者の新書ですが、研究生活の楽しさが溢れています。同世代の著者にはサインを書いてもらいました。

 ②『メメントモリ・ジャーニー』著者が素敵な人でその思考も面白いため、本の内容も面白いです。エッセイなのですが「沖縄でカニに求婚される」「アフリカに自分の棺桶を作りに行く」など日常ではありえませんよね。陳腐な表現になりますが、世界には色々な人がいて、それが素晴らしいということを改めて感じさせてくれます。

 

Q.本を読むことで何か得たことはありますか?

A.3人組が知恵を出し合ってお金儲けをする話の「ズッコケ三人組」シリーズ『うわさのズッコケ株式会社』からは、楽しみながら多くのことを学びました。小学5年生の時に図書室で借りて読んだのですが、お金儲けや株式投資、出資の勉強になりました。また、社会や経済に興味を持つきっかけにもなり、今の職業につながっているのではないかと思います。少し古いですが、経済学や経営学を初めて学ぶ大学1年生が読んでみるのも面白いかもしれません。

 

<感想>インタビュー中は金坂先生ご自身の過去のお話なども踏まえて、とても明るく楽しくお話をしてくださり、あっという間に時間が過ぎました。かつてPHP研究所の編集者だったということにとても驚きました。私の周りに編集者の仕事をしている方がいないため、とても貴重なお話でした。

 

< 金坂 成通先生おすすめの本>

前野 ウルド 浩太郎 著 『バッタを倒しにアフリカへ』 光文社 ,  2017年

メレ山 メレ子 著 『メメントモリ・ジャーニー 』 亜紀書房 , 2016年

(インタビュアー:マネジメント創造学部 2年 A  )