『白い杖のひとり旅 : ニュージーランド手探り紀行』
図書館 2階中山文庫一般 297/KO
著者は、立命館大学4年生の時、実験中に化学薬品を顔面に受け、半年後に両目を失明した。
点字や歩行訓練等を行い、京都府立盲学校に入学。
その後、3ヶ月間のニュージーランドへひとり旅にでる。
そして、甲南大学文学部人間科学科へ編入、卒業し、本学の大学院に進む。
全盲ではじめての臨床心理士の資格を修得し、カウンセラーとして社会へ。
現在、京都市のスクールカウンセラーとして勤務。
全くひとりの海外旅行。
知らない土地で、ホテルを探すこと、食事をすること、レジで支払うお札をどうして見分けるか?
数々のハプニング・孤独・・でも、多くの人との出会い、多くの親切・・・
前向きに挑戦する姿に勇気をもらえる1冊です。